レンタルマギカの第9話を見ました。
第9話 父を継ぐ者
「…!?」
「お帰りにはまだ早いのではないかな?アディリシア・レン・メイザース。はるばる我が工房まで来られて手土産もなしとはいくまい。是非とももてなしを受けて頂きたい」
「あら、もったいないですわね。こんな所に工房を作っているとは知りませんでしたわ。あの伊庭司の一番弟子・ユーダイクス・トロイデが」
「ほぉ、我が師の名も風化しつつあると思っていたが。もっとも四ヶ月前、正確には3241時間で36分前、お前は夜を巡り、アストラルの二代目と同じ事件を追っていたのだったな?」
「やはり、あなた…いつきをどうしようというのです!?」
「そいつのためにゲーティアの首領自ら、我が工房に侵入したというのか?」
魔神を召喚して
ユーダイクスと戦う
アディリシアだが、簡単に魔神を倒されてしまう。
「今のが奥の手ならば、些か冴えぬな。まだ手札は残っているか?無駄と悟ったか、懸命だ。だが、たった今、あれが来たぞ」
アディリシアは魔神を召喚して逃げるが、
ラピスが立ちはだかる。
アディリシアは
ラピスの目を攻撃して逃げていく。
「ソロモンの魔女、ただでは死なぬか」
「あにさま」
「新しいバジリスクの瞳を手に入れねばな。スグに日本に経つ」
「二代目さん、ご無沙汰しています」
協会からアストラル前社長・伊庭司の遺品の引き渡しを告げられた
いつき。
だが、彼の相続に異議を唱える者が現われたと告げる
影崎。
協会の日本支部は、話し合いの場として霊的な場所が無かったので飛行船を用意していた。
そこで待っていた
ラピスは
ユーダイクスが先代からアストラルの経営権の一部も持っていて自分が引継ぐべきという主張する意見を伝える。
魔法使いでない
いつきにアストラルと遺産を継ぐ気はあるのか、先代の意志につづくため生きてる自分の方が相応しいと言う
ユーダイクス。
「それでも、僕はアストラルの社長です。穂波も、みかんちゃんも、黒羽も、猫屋敷さんも僕の大事な社員です。会ったばかりの人に任せられるはずがない」
「ならば、アストラルの継承権とこの遺産をかけたフェーデ、魔術決闘を提唱しよう」
「決闘!?あなたと戦う気はありません」
「それではこの遺産は得られなくなる。私も君も」
「このアタッシュケースがあなたの望みなんですか?」
「遺産は放棄してもいいと言うのか?それとも、アディリシアから遺産には近づくなとでも聞いたのかね?」
「何故、あなたがアディリシアさんのことを!?」
「彼女は素晴らしかった。魔法使いが魔法使いたる全てを備えており、かつそれに飲み込まれない。フェーデを承諾するならソロモンの姫についても話すが?」
「挑発に乗ったらアカン」
誓約書にサインした
いつきにアタッシュケースが渡される。
三回の勝負で
ユーダイクスが奪うことが出来れば
ユーダイクスの勝ちとなり、守りきることが出来れば
いつきの勝ちとなる。
ユーダイクスは工房に侵入した
アディリシアは死んだと告げると、もうフェーデは始まっているとして、仇として
ラピスに攻撃する
穂波。
錬金術で反撃する
ラピスは試験管を武器に応戦する。
いつきも妖精眼で
穂波に指示を出す。
「お前、その目は…」
「報いは受けてもらうぞ、ユーダイクス」
ラピスは羽根を出して逃げるが、
いつきと
穂波は箒で二人のりして追跡するが、落ちてしまい逃げられてしまう。
無茶をした
いつきに
穂波は人の上に立つ者のすることでないと注意し、妖精眼は自分の命の危ない時以外使わないと約束させる。
ユーダイクスの攻撃が、アストラルの建物を撃つ。
猫屋敷が結界で守るが負傷してしまい、
穂波は一人
ユーダイクスを迎え撃ちにでる。
残った
いつきの前には
ラピスが現れる。
「まずは褒めておこう。迎え撃つには戦力不足と見て、一人囮になったか」
「好きに想像し」
「しかし、流石に古巣・アストラル。それと、あの刹那に結界を強化した猫屋敷の腕を褒めるべきかな?もっともその腕に奴は恐れるに足りんが」
「御託はええ。ユーダイクス、あの幽霊屋敷であった魔法使いはあんたやね?」
「ほぉ、覚えていたとはな」
「忘れるわけない、いっちゃんの眼帯作ったのはあんたやろ?」
「ひょっとしてお前はその責任を取る為に?他の魔術集団から嘱望されていた人間がわざわざ廃業寸前のアストラルを選んだわけだ。お前といい、ソロモンの姫といい、あの二代目の何がそこまでさせる?」
「社長の右目は確実に進行してる。眼帯を作ったんがあんたやったら、その治し方も考えられるやろ?」
「教えねばならぬ義理はないさ。まさか、その遺産と交換というのではあるまいな?」
「交換するのはこれや!!」
穂波は魔法で攻撃するが、
ユーダイクスは機械人形(オートマタ)であった為に、効かなかった。
「猫屋敷もそうだった。どんな劣悪な条件でも100%の力を発揮できるということは裏返せば、どんな状況下でも100%の力を発揮してしまうということに過ぎん。選択肢が狭まれば、自然と計算はし易い。向こうにはラピスとエレメンタリーを残してきた。疲弊した猫屋敷や未熟な巫女、ましてやあの二代目の相手には十分すぎる」
穂波は
ユーダイクスに気絶させられてしまう。
次回、「ホムンクルスの涙」
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