ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-の第10話を見ました。

第10話 真実―砕けた鏡―
1年前
マキナとレゾナンスした
アキラ。
「マキナ…」
「よろしくね、アキラちゃん」
「途中、ジルアード軍の武力妨害があったものの、無事アルブム捕獲のミッションは遂行致しました」
『ガーネットめ…調子に乗りよって。既に今回の件でジルアード軍には厳重に抗議している。契約解除を含めたペナルティを検討中だ』
「次にタチバナ・カズキ及びカミシナ・ジンの二名ですが、タチバナ・カズキはメディカルセンターでドラゴノーツとしての適正を再検査、カミシナ・ジンは基地内に軟禁中です」
『カミシナ・ジンか…。全ての元凶はあの男じゃないのかね、サカキくん』
ドラゴノーツに拘束され、離れ離れになった
ジン、
トア、
ギオ。
ギオは危険因子として離島の第二破棄試験島タルタロスというドラゴン処理施設に送られ、
トアと
ジンは研究対象としてドラゴノーツ基地地下にそれぞれ監禁されてしまう。
「俺は以前、ハウリングスターに言われたことがある。レゾナンスによって生まれた地球産ドラゴンの宿命はマスターを守ることだと」
「私にはもう、そのマスターさえいなくなってしまったけれど…あなたにはまだマスターがいる」
「タチバナ・カズキか?」
「カズキはあなたのマスター、私のマスターじゃない」
「やはり俺はタチバナ・カズキのドラゴンとなる宿命なのか」
「宿命は変えられないけれど、運命は変えられるわ。生きていられたらだけど」
「…!?どういう意味だ?」
「この島はドラゴンの廃棄場所…。ここは様々な理由で不適格と見なされたドラゴンを人知れず処分し、地中深くに廃棄するISDAの極秘施設。ここに連れて来られたということはつまり…」
「…!!」
「この島の周囲はCS電磁シールドが張り巡らされている。私達ドラゴンはここから出ることは不可能なの」
「ふざけやがって、俺達を何だと思ってるんだ!?」
キタジマに
カズキと
ギオのレゾナンスを見せられ、レゾナンスの説明を受けた
ジンは二年前、
トアとレゾナンスした形跡があったことを伝えられる。
「俺がトアと!?」
「そう、だからあなたが追いかけてるアルブム、そのマスターはあなたなのよ」
「…!?」
「よっこらせっと。何だか分かんなくなっちまったな…。何を信じりゃいいんだか…」
「はい、アキラちゃん剥けたわよ」
皮を剥いて切ったリンゴを差し出す
マキナ。
そこにやって来た
ジークリンデは
アキラに裏切らないでと言うのだった。
『ギオを捕獲できなかったばかりか、私ごときに礼儀をはかっていただき、重ね重ね申し訳ありません。アーシム殿下』
「ギオはもういい、アルブムだ。アルブムが欲しい。この美しさ、僕にこそ相応しい」
「しかし、アルブムは既にISDAの保護下にあり、手に入れるのは容易ではないかと」
「よく考えろよ、ガーネット。何の為にISDAにスパイを潜り込ませていたのかを、今がその時だろ?」
『はっ!!』
自力で拘束を解くが、脱出するのではなく基地の深部を目指す
トア。
その頃、
トア脱走の混乱の中、
ジンの独房を訪れた
アキラは
ジンを脱走させる。
「迎えに来たよ」
「大人しくして!!」
トアの元に駆けつけた
アマデウスが攻撃を仕掛けようとする。
「待って。私はこの子達を迎えに来たの」
「迎えに?」
「それが私の使命」
「止めたまえ。ここの責任者は私だ。この卵達には指一本触れさせない」
「あなたは…」
「この卵は地球の物だ」
アマデウスの攻撃を受け、気絶してしまう
トア。
駐車場にやって来た
アキラ、
マキナ、
ジンの前に
ライナと
ハウリングスターが現れる。
「いずれこうなるとは思っていたよ」
「それじゃ…」
「あぁ、君達が何度かカミシナ・ジンに力を貸してたことは知ってたさ。それとも君が二人を唆したのかな?カミシナ・ジン」
「俺は…」
ライナの首を絞める
マキナは人質にして脱出を試みる。
「本気なのか!?」
「あなたも早く目を覚まして、ハウリングスター」
「ライナ!!」
「来るな!!僕なら大丈夫だ」
再び拘束された
トア。
サカキは
キタジマに実験を中止するように言う。
助手のナナミは、タルタロスの施設なら研究できると提案し、
キタジマは
トアを連れて潜水艦で移動させる。
すると、ジルアードの艦とアガシオンの襲撃を受けてしまう。
ナナミは誕生日プレゼントに
トアが欲しいと言い、銃を突きつけるのだった。
次回、「鳴動―真実を求めて―」
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- DVDvol.1
ドラゴノーツ ドラマ&キャラクターソングス vol.1
ドラゴノーツ ドラマ&キャラクターソングス vol.2