CLANNAD -クラナド-の第11話を見ました。
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第11話 放課後の狂騒曲
『朋也くん、朋也くん、朋也くん、朋也くん!!』
あまりにひどい音で、聞いた人間を悶絶させる
ことみのバイオリン演奏。
「うっとり♪」
「ことみか」
「朋也くん、こんにちは」
「こんにちはじゃない」
「えっと、ごきごんよう…?」
「あのな…人が折角いい気持ちで寝てたのに」
「だから、子守唄を弾いてみたの」
「ショックで永眠するとこだったぞ!!」
「岡崎、何なんだよ、そいつ」
「お前の知り合いか?」
「こんにちは、初めまして。3年A組の一ノ瀬ことみです。趣味は読書です」
「そして武器はバイオリンだ、構えてから発射まで僅か0.2秒の早業、倒した相手は数知れず」
「私、バイオリンで相手を倒したこと、ないもん」
「今、現に倒れてるんですけど」
「こら、ことみ。アンタって子は!!」
他クラスなのにやって来た
杏は
ことみに演奏させまいと悪戦苦闘していた。
演劇部再建の為に使っている元演劇部室の空き教室の小道具を見つけ、中に入っていた魔法のバトンを手に取り、呪文を唱える
ことみ。
「お前も話に入ればいいのに」
「私にバトンを持って変な呪文をなえろっての?そんな光景想像できる?」
朋也はバトンを手に魔法の呪文を唱えて変身する
杏を想像して笑ってしまう。
「泣くまで殴っていい?」
「すみません…」
バイオリン以外に興味を持ってもらおうとするのだが、
ことみのたくさんの人にバイオリンを聴いてほしいという気持ちは変えられない。
諦めた
杏は、いっそ聴衆を集めて明後日の月曜日に発表会を開こうと考える。
ことみの練習に付き合う
渚と
椋。
杏は
朋也と発表会のことを話し合う。
「相談って何を相談するんだよ?」
「あんたとことみを離す為の口実よ。あの子、いつもアンタにべったりでしょ?ちょっとは他の人と行動した方がいいと思って」
「確かにそうかもな」
「というわけで、私達2人きりになっちゃったけど何して遊ぶ?」
「疲れたから寝る」
「滅茶苦茶失礼ね、アンタ」
「寝てる間に襲わないでくれよ」
渚と
椋に
ことみを任せておいて大丈夫かと心配になってくる
朋也。
「ねぇ、あんた付き合ってる女の子いないんでしょ?もしもどこかにあんたのことが好き好きでしょうがない女の子がいたら付き合う気ある?」
「何だよ、いきなり」
「いいから答えて」
「もし付き合ってもこっちは不良のろくでなしだぞ。向こうがすぐ愛想尽かすだろ」
「不良って意外と憧れの対象だったりするのよ。特に優等生の子からは」
「それじゃ、春原も憧れの対象か?」
「ハハハハハ、それは死ぬほどありえないわね。参考になったわ、それじゃまた明日」
待っていたバスが来たのでバスに乗って帰宅する
杏。
朋也は朝目覚めると、寝ている父親を跨ぎ、汚い台所を通って外に出る。
《渚もまだ起きてないだろうし、また春原の所にでも…》
すると聞こえてくる
ことみが弾いているであろうバイオリンの音色。
図書室には日曜日だというのにバイオリンの練習をしている
ことみの姿があった。
「あ、何か妖怪?…」
「その先はいい」
「朋也くん、いじめっ子」
「あまりにもベタ過ぎるので咄嗟に止めてしまった」
ことみが毎日毎日図書室の鍵を借りていたら、先生が名誉図書委員として鍵をくれたらしい。
「それで日曜日も図書室通いか」
「いつもはご本を読んでるんだけど、今日はバイオリンの練習なの。演劇部室は使っちゃダメって言われたからここで…」
「それが今日の弁当か?」
「ホントはね、朋也くんが来てくれるんじゃないかって思ったの。だから2人分」
「来なかったらどうするつもりだったんだ?」
「分からないの。でも、来てくれたから」
初めてアップルパイを焼いてきた
ことみは味を誉められとても嬉しそうに微笑む。
「朋也くん、一昨日はウサギを見たの。昨日は鹿、今日はあなた」
「ことみ…?」
朋也と一緒にいてと願い、本を読んで聞かせるが、
朋也は速攻寝てしまう。
そして、
朋也は夢を見るのだった。
漫才師養成学校に合格する為にバイオリンを練習している
ことみ、だんご家族を煮る
渚、ボタンに変身する
椋、ナースな格好の
杏が出てくるのだった。
「朋也くん、朋也くん」
「…!?」
「朋也くん、魘されてたの」
「ちょっと変な夢を見てたんだ」
「怖い夢?」
「というより、出鱈目な夢だった」
翌日、
ことみのバイオリンリサイタルの日を迎える。
杏は委員長権限で軽犯罪者達かなり集めてくる。
美少女が会いたがっていると騙された
春原もやって来ます。
バイオリンを聴きに
美佐枝もらぐびー部員に誘われ、やって来ます。
美佐枝は「伝説の生徒会長」だそうで、
智代は憧れているらしい。
早苗や
秋生までバイオリンを聴きにやって来る。
聞きに来させておいて、耳栓を売っていた
杏。
しかし、
ことみのバイオリンの暴力は耳栓する間もなく人々を気絶させていく。
「何とか無事に終わりましたね」
「お客は息絶え絶えだったけどね」
「最後の曲はとっても上手に弾けていたと思います。お父さんも褒めていました。こんだけ衝撃的なステージは久しぶりだって」
「良かった、嬉しいの」
ことみと一緒に帰っていると、前回の謎のスーツの男が
ことみに近づいてくる。
ことみは悪者だと言って震えていた…。
次回、「かくされた世界」
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