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テーマ:アニメあれこれ(25340)
カテゴリ:中二病でも恋がしたい!
CLANNAD -クラナド-の第12話を見ました。
![]() 第12話 かくされた世界 「バイオリン使わせてくれてどうもありがとう」 「一週間も借りっぱなしで悪かったな」 「これ、正式な学校の備品じゃないですから。何年か前の卒業生の人が置きっぱなしにしたものなんです。私は先生にちゃんと音が出るか確かめてくれって言われてたんです。随分古いバイオリンですから」 「そのバイオリンね、ちょっぴり古くなって弦も草臥れてるけどとっても素敵なバイオリンなの。だから捨てないであげて欲しいの。お願いしますなの」 「えぇ、私も先生にそう言うつもりでした」 「良かった。そうだ、忘れてたの。こんにちは、はじめまして。3年A組の一ノ瀬ことみです、趣味は読書です、もしお友達になってくれると嬉しいです」 「初めましてっていうのはちょっとおかしかったけど、まぁそういうことだ」 発表会も終わり満足したことみは借りていたバイオリンを持ち主の仁科に返し、それがきっかけで仁科とも友達になったことみは教室で授業を受けるようになり、少しずつ周りに人の輪ができるようにもなり始めていた。 その様子を廊下から覗く朋也と渚。 「甘い!!あんたは甘すぎるわ。ツッコミだけの世界ではね、ボケが一人もいないのよ。だから蝶ネクタイをしたツッコミばかりが地平線が見渡す限りひしめいてるの。そんな中で台詞をかんだり、天然ボケをかましてご覧なさい、どうなると思う?」 「どうなるの?」 「なんでやねん!!アホちゃうか!!ええ加減にせえ!!もうええわい!!どないやねん!!と、周り中から寄ってたかってボッコボコの裏手チョップ。それはそれは過酷な世界なのよ」 「ツッコミはとっても恐ろしいの」 「兎に角、アンタがお笑いなんて100万回生まれ変わっても無理だわね」 「心底酷いこと言ってるな」 「こうなったら最後の手段なの。物凄いギャグをお見舞いするの」 「またカビの生えたような奴じゃないでしょうね」 「この前、TVで覚えたばかりのギャグなの。とっても新鮮なの、いきますなの。ここまがる」 肘を曲げて指差すことみ。さらに頬に手を添えて、こことれると言うのだった。 ことみが作ってきたお重のお弁当を皆で囲みながら、休みの日に何をしているか話していると、杏が明日の朝9時に駅前に集合と言い出し、集団交際を行う。 渚、椋、杏、ことみの中に男は朋也一人だった。 「男は俺一人かよ。春原も誘えば尻尾振って付いて来たのに」 「却下。馬鹿は一人で十分」 「馬鹿ってのはお前のことか?」 「アハハ、やぁね、あんたのことに決まってるじゃない」 「あは、いやいや、お前も大したものだぞ」 ことみの誕生日が近いと訊き、心のこもった贈り物と杏が選んだのはクレーンゲームの巨大アリクイ人形だった。 朋也のお金で何回トライしても取れず困っていた。 「風子参上!!お困りのご様子なので、お役に立ちたい一心で駆けつけました。ここは風子にお任せ下さい」 「あの、どこかでお会いしましたよね?」 「今は思い出さなくてもいいです。いつか自然に再会する日が来るはずです」 「本当に大丈夫なのか?」 近所で噂されるほどのクレーンゲームの達人だという風子がゲットしたのは、アリクイでなく隣の星だった…。 そして退場…なにしに来た(笑) 夕焼け空に延びる飛行機雲を見て、何故か辛そうな顔のことみ。 帰り道、ことみは朋也に感謝する。 「朋也くんに会わなかったら、こんな楽しい気持ちになることなかったと思う」 「俺は何もしてないさ。渚も杏も藤林も皆お前が好きなんだそれだけだよ」 「もしそうなら本当に嬉しい。朋也くん、あげたいものがあるんだけど ことみは朋也に本を渡す。 「朋也くんに持っていて欲しいの。私はもう覚えちゃったから、そこにあること全部」 「俺に読んで欲しいってことか?」 「ううん、読まなくていいの、ただ持っててくれるだけで」 そこに、怪しい黒服の男が現れ、怯えることみは逃げるのだった。 その夜、朋也は火事の部屋にいることみと男の子の夢を見ていると、そこに黒服の男が現れるのだった。 《最近、夢見が悪いな》 変な夢を見たと思いながら登校していると、ことみが後ろから抱き付き目隠ししてくる。 「朋也くん、だ~れだ?」 「胸が触ってる、胸が」 「ムネガサワッテルムネガ…さん?」 「ロシアの体操選手か!?お前は一ノ瀬ことみで、お前の胸が俺の背中に思いっきり当たってるの!!」 「あぁ、とってもとってもドキドキなの」 「この恥ずかしいプレイは誰の差し金だ?」 「私で~す」 そこにバスの事故があったと渚が血相を変えてくる。 椋がいつも乗ってる時間なので急いで駆け付けてみると、椋は乗ってなくて無事でした。 しかし事故現場を見たことみは狂ったように取り乱し泣き崩れてしまうのだった。 「いい子にするから…私、いい子にするから…ぅ…」 保健室に運ばれるが、朋也達が知らない間に早退してしまい、保健の先生はプライバシーだからとこれ以上は教えてくれない。 それでも自宅の住所を教えてもらって、ことみの家へ向かう。 「私達って、まだあの子の本当の友達じゃなかったのかもね…」 雨戸を閉めたまま、庭も荒れ放題の家に、黒い蝶が空を舞う…。 何か家に引っかかるものを覚えて、朋也だけがあとで一人でことみの家に引き返すと、そこにはまた黒服の男がいた。 「おい、何やってんだ!?この家に何か用か!?」 男はことみの両親と同じ研究チームの一員だったらしく、ことみの両親は、多元世界の可能性について研究していたらしい。 隠された世界を見つけたことみの両親はどうなったのかはプライバシーだとして教えてくれない。 そして、あの時のことを今でも後悔していると、ことみに伝えてほしいと言う男。 ことみの家に見覚えがあり、黒い蝶に導かれるよう庭に回った朋也は子供の時に確かにここに来たことがあると思い出す。 家の中に入ると、壁一面に新聞記事の切抜きで埋まった部屋にことみがいた。 夢の光景を思い出す朋也。 「俺達会っていたんだな、子供の頃に…」 次回、「思い出の庭を」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
December 21, 2007 11:06:47 AM
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