みなみけの第12話を見ました。
第12話 クリスマスとかイブとか
「もうすぐクリスマスだけど、あれはいつからだったか?」
「ん?」
「千秋がサンタの話題が出ると、遠い目で『ほぉ、サンタね…』って言うようになったの」
「2年位前じゃなかった?脱衣所でタケルおじさんが髭付けてるところ見ちゃって」
「あ、トラウマだもん、そんなの見ちゃ。千秋が夢をなくしたのもその頃か…。タケルだよ!!千秋の夢を奪ったのは!!」
「おじさんに悪意はないから」
「きっと奴は今年も来るぞ・サンタさん、呼び鈴鳴らして玄関からやってくるぞ。でも、何とかして夢を取り戻させてやりてえな。そうだ、ちょっといいか?春香」
クリスマスイブ当日、南家にやって来たタケルだが、そこに
藤岡が入っていくのを見る。
電話をかけると、
春香が出て、
夏奈の友達なので明日来てと言うのだった。
サンタの服に着替えた
藤岡は
千秋に部屋にプレゼントを置く。
すると、寝ていた
千秋は寝ていたものの、目を覚まし、メリークリスマスと言うサンタの姿を見るのだった。
「ちゃんと見られた?」
「目が合ったよ」
「よーくやった」
サンタを追って飛び出してきた
千秋。
「ぷっ、何がサンタだ。子どもか、お前は。バッカじゃないの?」
これが言いたかった
夏奈と
千秋はホントにいたんだと喧嘩になる。
もう一つの南家では
冬馬へのクリスマスプレゼントについて3人の兄が話し合っていた。
「――兄弟会議を一週間続けているうちにもうクリスマスか」
「時は俺達を待ってはくれない」
「早急に結論を出して買いに行かねば」
「結論ならもう出てるってば。冬馬、この前言ってたよね?新しいサッカーボールかスパイクが欲しいって」
「そういえば…」
「だろ?それでいいんだよ」
「アキラ、ナツキ、お前達はそれが本当の冬馬の願いだと思っているのか?」
「どういう意味だ?兄貴」
「確かに冬馬は同年代の少女達と比べて些か少年ぽいと言える」
「やっぱり情けない兄貴達に囲まれて育ったから…」
「それについてはまだ確定していない」
冬馬に書かせたサンタクロースへの手紙によると、やはりサッカーボールとスパイクが欲しいようだった。
「サンタクロースに対しても素直になれないというのか…」
「宛名はしっかり兄貴だぞ」
「冬馬の本心よく分かったね」
女の子っぽくないという一番上の兄貴に
ナツキは女がサッカーをやってもおかしい時代ではないと言うのだった。
去年のクリスマスのことを思い出そうと、アルバムを見返すと、写っているは不機嫌そうな
冬馬だった。
そして、クリスマスと関係ない入園指揮や七五三の写真を見る3兄弟。
「クリスマスなのに何も用意しないでいつまでアルバム見てんだよ!!たまにはまともなクリスマスにしろよな。このバカ兄貴共」
アキラは結局こんな感じでクリスマスを祝えてないことを思い出すのだった。
昨日、渡しそびれた
夏奈へのクリスマスプレゼントを手に
藤岡は南家へやってくると、玄関の前にサンタの格好をしたタケルがいた。
留守のようで二人して南家の玄関前で帰宅を待つのだが、南家の3姉妹は焼肉を食べに出かけていたのだった。
明日が早いのでタケルは帰宅し、
藤岡も一緒に帰るのだった。
冬馬が
千秋の弟を演じ、家では妹という二重生活をやっているので
夏奈も唐突に二重生活をしてみ八日と考えるのだが、他の家で食事をたかろうとするだけだった。
その話を聞いた
冬馬は食費を入れた方がいいのかと考えるのだが、スーパーから帰宅した
春香は
千秋にとっての弟なら私にとっても弟だと言うのだった。
プレゼントをイブにもクリスマスにも渡せなかった
藤岡は商店街で偶然
夏奈に会うのだが、気づかれなかった。
卵を買って帰宅した
夏奈は、サンタからもらったぬいぐるみを抱いている
千秋を見る。
名前があった方がいいと
夏奈が言うと、じゃあ付けてと
千秋に言われる。
「えぇ!?私がか?ふじおか?」
ぬいぐるみを顔面に投げつけられる
夏奈。
「本人も気に入ったみたいだよ」
「え!?では今の攻撃は何?」
「名前は気に入ったが、お前のことは気に入らないとふじおかが言っている」
生意気なふじおかに天罰を下そうとする
夏奈と
千秋がぬいぐるみを引っ張り合うが、
千秋にぬいぐるみで殴られるのだった。
藤岡は
夏奈のことを考えて、ロースハムの詰め合わせをプレゼントとして贈るのだが、お歳暮と勘違いされただけでなくハムの人だと思われるのだった。
次回、「恋のからまわり」
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