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テーマ:アニメあれこれ(25377)
カテゴリ:中二病でも恋がしたい!
灼眼のシャナIIの第13話を見ました。
第13話 収束、そして兆し それは、清秋祭初日。 校庭の特設ステージで、1年を中心とした仮装パレードの優勝者が発表された直後だった。 突如ステージ上に竜巻が出現し、悠二がその中心に捕らえられてしまう。 「悠二!!」 「そんな…!?」 「あの色…」 琥珀色をまとう風…。 「私よ、ヨーハン…」 「…!?」 「いかん!!」 《悠二が壊される!!》 「そんな…どうして…!?」 《何だ!?この徒…」 「そこから出してあげる」 《分かる、僕は絶対に消される…!!》 「今すぐ」 「悠二、ダメ!!」 その中心から銀色の炎が走り、封絶が張られた刹那、マージョリーの表情が一変する。 「ハハハハ、見つけた。私の、私の全て!!」 群青の炎を爆発させたマージョリーは、トーガと化しその中心へ飛ぼうとする。 「無理を承知で止まって欲しいのであります」 「ヴィルヘルミナ!!」 「弔詞の詠み手は万条の仕手に任せるのだ、それより彩飄を」 ヴィルヘルミナの必死の説得も自分を失ったマージョリーには届かない…。 「ヨーハン…もう二度と離さない。さぁ、来て」 「待て!!悠二、離れてて」 「“彩飄”フィレス、まず話を聞け」 シャナは悠二を狙う“彩飄”フィレスと対峙する。 「フィレスの気配が分からない」 「自在法インベルナだな。この場所で奴の攻撃を察することは不可能、肉眼で捉えるよりない」 マージョリーがおかしくなったのは銀のせいだと気づく佐藤、田中、吉田。 「カルメルさんが止めてるように見えるけど…」 「何で?」 「さぁな」 「どうした?」 「この銀の炎、持ってる奴、あの銀はどこにいるんだ!?」 「それは一番最初に襲ってきて、こんな風にした奴じゃ…」 「違う!!そいつの炎はあれだ。他の誰かだ、襲ってきた奴じゃない誰か」 《あいつだ、あいつしか…》 「分かったのか?」 「いや」 《クソ、あいつがいつもあっち側で俺は…》 何とかマージョリーを止めようとするヴィルヘルミナ。 「あんな所で戦ったら…。ダメだ、姐さん!!」 「田中、止せ!!」 マージョリーの放った流れ弾で緒方_が砕け散る様を目撃してしまう田中。 「うわぁぁぁ!!」 「田中、止せ。見るな。大丈夫だ、封絶の中なんだから後で直してもらえる」 《クソ、俺は結局何も…》 《動きがさっきより鈍い、弱ってる》 マージョリーが悠二に攻撃しようとする。 「手を出さないで」 「待って、弔詞の詠み手!!」 シャナとヴィルヘルミナが連携し、フィレスとマージョリーの動きをヴィルヘルミナが拘束する。 「お願いであります、どうか二人とも話を…」 「アラストール、どう話そうか?」 「うん…」 「簡単だろ。坂井、お前が出した銀色の炎から話せばいい。今更隠すなよ。マージョリーさん、この坂井がホントに銀だなんて思ってたんですか?銀の本体がどこか別の所にいたらどうするんです?坂井を消したら折角ある手がかりを消すことになる。それでいいんですか?」 「先刻、私が伝えようとしたことはそれであります」 「マージョリーさん」 「佐藤…」 「いいから、お前はそこにいろ」 「姐さん…酷いですよ、俺知ってます。姐さんがずっと銀を探していたことも暴れる理由も。でも、それでも…ぅ…あの爆発の中にオガちゃんがいたんですよ!!オガちゃんが…いたんです…ぅ…」 「知ってたんですよね?そのことも、俺が言ったことも全部分かっててやったんでしょ?何百年もやってきたことは何で自分から台無しにするんですか?マージョリーさん」 拘束の解かれたマージョリーは悠二に近づき尋ねる。 「徒じゃないのね?」 「そうよ」 「銀じゃないのね?」 「それはこれから調査すれば分かることだ」 「じゃあ、アンタは一体何なのよ!?」 「僕が…僕自身がそれを知りたい」 拘束されたフィレスに何故悠二をヨーハンと呼んだのか尋ねるヴィルヘルミナ。 「零時迷子はあなたとヨーハンの思い出の品ではありますが、しかし、ヨーハンはもう…」 「ヨーハンはここに…ヨーハンは零時迷子の中に…。あの時、零時迷子を狙ってきた“壊刃”サブラクとの戦いで…。私はヨーハンを助ける為に唯一の手段をとった」 ヨーハンは“壊刃”サブラクの不意打ちを受けて瀕死の重傷を負い、緊急避難の為にフィレスによって零時迷子に封じ込められたのだった。 「“弔詞の詠み手”マージョリー・ドー、世に名高き自在師であるあなたなら今のヨーハンの…零時迷子の状態を知ることが…。今の零時迷子はおかしい、あんな銀色の炎なんか出せるはずがない…」 「成程ね、零時迷子は永遠の恋人を入れた卵」 「ミステスの兄ちゃんは殻ってわけだ」 「何か異変が起きている。もしかすると…サブラクの打ち込んだ詩篇のせいで…」 「ご期待に添えなくて申し訳ないけど、あたし細々とした見立ては苦手なのよ」 「オメーは自在法すら即興で組み上げる最高に性質の悪い天才だからな」 「そういう面倒臭いことは螺旋の風琴か探耽求究あたりにでも聞いて。あ、そういえばあいつが言ってた…。今がその時節ってことか。後はここで起きることに喰らい付いていけばいい」 悠二の存在の力をヴィルヘルミナのリボンを使って供給し、マージョリーが壊れた建物などを修復する。 「悠二、修復が終わってもすぐに封絶解くんじゃないわよ。封絶張る前の状況に戻しただけじゃ怪我人が出る。そこら辺、最小限になるよう物理的に動かすからそれまで頑張るのよ」 「はい、頑張ります」 「ごめんね、真竹。今度何か埋め合わせするわ」 突風などで一時中断していた清秋祭のコンテストが再開される。 「一日目終わった…後一日…」 田中は緒方に泣きながら抱きつくのだった。 次回、「永遠の恋人」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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January 11, 2008 11:39:26 AM
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