BLEACHの第156話を見ました。
第156話 石田&ペッシェ、友情の合体攻撃
「ほらほら、曲がれ曲がれ!!どうしたのかな?もう降参しちゃう?」
「クソ」
「盾じゃないんだから無茶しないの!!」
石田は十刃落ち・
チルッチの変幻自在のムチ攻撃に苦戦していた。
その
石田の姿を物陰からこっそりとのぞく謎の影は
ネルを追って来たはずが何故か
石田の元にやってきた
ペッシェだった。
《ピ、ピ、ピンチ!!ペッシェ、ピンチ!!ただでさえ、あの中で一番弱そうな奴と同じ道に来ちゃってピンチなのに、その上相手まであんな強いなんて。どうしよう、アイツ死にそうだしここはやっぱ助けるべきか!?いや、待て、よく考えろ、ペッシェ・ガティーシェ。私が出てったところで果たして何が出来るというのだ。いやでも、このまま見過ごすわけには…》
石田達の激闘にビビッた
ペッシェはその場からこっそり逃げようとするが、その時、高い柱の上に立っている
チルッチのスカートがミニだという事実に気が付いた
ペッシェはもしかしてスカートの中が見えるかも、とつい身を乗り出すが、当然
チルッチに発見されてしまう。
「君は確かペッシェ・ガティーシェ…?」
「バカな…一度しか言っていない私の名をフルネームで覚えているとは。そ、そういう貴様は石田雨竜」
「そうだ」
「笑顔!?まさかこの男、好きなのか、私のことが!?」
「何でだよ!?いきなり何言い出すんだ」
「何よ、そのシロアリみたいな奴。シロアリ?」
「シロアリとは失敬な!!せめてクワガタムシと言ってもらおう」
「大差ないじゃないか」
「シロアリだ…いや大有りだ!!クワガタは黒く光って格好いいだろうが」
「君、白いじゃないか」
「貴様に白いなどと言われたくないわ、貴様など全身真っ白ではないか」
「僕はいいんだよ、白くて。白さに誇りを持ってるんだ、僕は」
「白さに誇りを持っているだと!?まるで洗剤のような口ぶりだな」
「ば、馬鹿にしてるのか!?」
「五月蝿いっつってんでしょ!!」
雨竜は
ペッシェが仲間じゃないとして攻撃を逸らそうとしたのだが、
ペッシェが仲間だと言った為に失敗する。
ペッシェは
ネルが追いかけていった
一護が誰だか分からないのでオレンジ色のツンツン頭だと
石田に教えてもらうのだった。
「ここは私に任せろ、雨竜」
「任せろって君にどうにかできる相手じゃないだろ」
「大丈夫だ、私には特殊な能力がある」
「特殊な能力!?」
「触れたものを物凄いヌルヌルにする汁が出せる」
「この役立たず」
「あー、もうウザイな!!」
ネルッチのムチをヌルヌルにしたことで
ペッシェに攻撃はスルーしてしまう。
「どうだ、見たか。貴様程度の攻撃など大したことない。それに貴様のパンツなど見たくもないわ!!」
「アンタ、覗いたわね!?」
「あ、ちょ、待て。まだ見てないし、よく見えなかったし…」
ペッシェに怒った
ネルッチは更に攻撃を繰り出してくる。
しかし、
ペッシェの汁が高所全てにかかり、ジャンプしてシルは避けたものの、その汁に滑って頭を打ってしまう
ネルッチ。
「掻き斬れ、車輪鉄燕。随分コケにした戦い方してくれるじゃないの。久しぶりの敵だからゆっくりやろうと思ってたのに。潰す、この破面No.105 チルッチ・サンダーウィッチがね!!さてと、どっちからスライスいっとこうか?」
始解した
チルッチを相手に、青筋を立てながらも
ペッシェと共に戦う
石田は
ペッシェに無限の滑走出すように言うが、本当に無限に変な汁が出るわけではなく、前回の大放出で既に残りはゼロになっていた。
「嘘か」
「いや、嘘というか…こうまるで無限に出るようなイメージという感じで…」
「嘘だろ!!」
「はい、嘘です。すみません」
「何で嘘つくんだよ!?」
「だって、その方が格好いいと思ったし…」
逃げる途中、自分の出していた汁に転んだ
ペッシェは
ネルッチに狙われるが、
石田が助ける。
「ペッシェ、ちょっと痛いかもしれないが我慢しろよ」
石田は
ペッシェを片手で高所から投げ捨て、矢を股間に放つ。
「悪いな、ペッシェ。これで戦いに集中できる」
チルッチの斬魄刀は高速震動ですべてを切り裂く羽根となっていた。
《あの刃の羽がある限り、至近距離から攻撃する隙はない。しかし、遠距離からの攻撃は着弾までにあの羽根に弾かれる。仕方ない、》
ネルッチの高速振動する全てを切り裂く羽根が真っ二つに斬られてしまう。
「何よ、それ…」
「残念だよ、本当はもう少し後まで取っておくつもりだったんだけどな。さて、続きと行こうか」
石田が得意気に取り出したのはとうてい弓矢とは思えない、剣のような武器だった。
次回、「石田の切り札、魂を切り裂くもの」
BLEACH 破面・虚圏潜入篇 3