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テーマ:アニメあれこれ(25349)
カテゴリ:中二病でも恋がしたい!
CLANNAD -クラナド-の第14話を見ました。
![]() 第14話 Theory of Everything 朋也は、家に篭もってしまったことみに代わって、荒れ果てた庭の掃除をしていた。 「岡崎さん」 「よ、おはよう」 「差し入れ」 「すまん」 「あんた、もしかして徹夜?」 「まさか。夜には帰ってるさ」 「あの、今日は私達も学校休んでお手伝いしようかと…」 「気持ちだけ貰っとく」 委員長が揃ってサボったらダメだと朋也は三人を学校に行くように言います。 「ことみ、ちゃんと寝てる?ちゃんと食べてる?明後日の誕生日、私達も楽しみにしてるからね。…ホントに大丈夫なのかな?」 顔が汚れるくらい庭掃除をやっている朋也は夕方は授業も終わった渚、椋、杏に庭掃除を手伝ってもらいながら続ける。 「じゃ、また明日ね」 「お二人ともあまり無理しないで下さいね」 「分かってる」 「おやすみなさい。明日中に作業は終わりそうですか?」 「余裕だ。実は今夜は徹夜するつもりなんだ」 「それなら…」 「ダメだ」 「まだ何も言ってないです」 「自分も付き合うってんだろ?ダメだ、お前が熱出したらおっさんぶっち切れて俺のこと出入り禁止にしかねないからな」 「でも、岡崎さん昨夜も遅くまで働いてたんじゃ…」 「これくらいバスケ部の特訓に比べりゃどうってことないさ」 「…分かりました。手伝いが必要な時はいつでも言って下さい」 徹夜で庭掃除を続ける朋也は観測できる時空だけが宇宙ではなく、世界がこの形を得る過程で剥がれ落ち微細に封じ込められた隠された世界というものがあるという言葉を思い出していた。 徹夜で庭掃除をしたことで何とか掃除が終わった朋也は本を読む。 「『一昨日は兎、昨日は鹿…』そうか、この本の文章だったのか」 徹夜で庭掃除をした聖か眠くなり本を開いたまま眠ってしまう朋也。 幼い朋也は虫あみを手に、道に迷ってしまい、ことみの家の庭に入ってしまったのだった。 「あなたはだぁれ?どうしてここにいるの?」 「遊んでたら迷い込んじゃった。君は誰?」 「ことみ、平仮名三つでことみ。呼ぶ時はことみちゃん」 「あ~ら、可愛いお客さんね」 『それがことみとの出会いだった』 朋也はことみと庭でおままごとをしたり、花の名前を教えてもらったりして遊ぶ。 『ことみはあまり外に出かけたがらない子どもだった。他の友達が来ているのを見たことも見たことがなかった』 ことみに誕生会に友達も連れて来ていいかと尋ねる朋也は学校で友達を誘うが恥ずかしいと言われて断られてしまう。 『彼女に会わせる顔がなくて俺はとうとう庭に入れなかった。やっと決心がついたのは真夜中になってからだった。誕生会をすっぽかしたことを謝らなければいけないと思った』 家は真っ暗で、家の中に入った朋也はことみの泣き声を聞き、扉を開けると、燃えた書斎の中で泣くことみの姿があった。 コップに水を汲んで、火を消そうとする朋也だが、焼け石に水で効果がない。 「燃やしちゃった…ぅ…お父さんとお母さんの論文…燃やしちゃった…ぁぅ…」 そこにことみの両親と同じ研究チームのメンバーだった男の人が駆けつけ、火を消してくれる。 「これは違うよ、君は泣かなくていいんだ。これは君のための物だから」『その後、ことみに会うことはなかった。俺は何度か行ってみたがことみの姿を見ることはできなかった。ことみとの出会いも、あの庭で過ごした時間も何もかも夢だったような気がして。そしていつしか俺は何もかも忘れてしまった――』 朋也が目を覚ますと、ことみが庭にいた。 「ずっと覚えていたの、お庭に迷い込んできた男の子。私、その男の子のこと、とってもとっても好きだったの。あたしのたった一人のお友達だったから。だから…ずっと待ってたの」 「ことみ…」 「一昨日はウサギを見たの、昨日は鹿、今日はあなた…。あなたは朋也くん」 「迎えに来た、皆お前を待ってるぞ」 「お空、とっても綺麗…」 「あぁ」 校門でことみを待つ朋也、渚、杏、椋。 「皆、おはようなの。私を待っててくれたの?」 「当然」 「今日はお前の誕生日だろ?」 「そっか…」 「それでね、プレゼントなんだけど…」 ヴァイオリンプレゼント券を渡す杏は修理が間に合わなかったことを説明し、修理できたら改めてプレゼントすると言うのだった。 ことみの所に担任がやって来て、後見人の人が来て渡したい物があるということを伝える。 「心配するな、あの人はそんなに悪い人じゃない。お前も分かってるんだろ?」 朋也達が同席する中、演劇部の部室で後見人と会うことみはお父さんの鞄を受け取るのだった。 「昨夜遅く研究所に届いたんだよ。私が中を開けて一ノ瀬博士の物だと確認した。どうしても今日、君に渡さなければと思ったのだよ」 「論文が入ってるの?」 「開けてごらん」 鞄の中には誕生日プレゼントの大きなクマのぬいぐるみと手紙とメモが入っていた。 そのメモには『もし、このスーツケースを見つけたらどうか娘に届けて下さい』と英語でサインと一緒に書かれていた。 そして、後見人の男性が論文の控えなど存在せず、ことみが燃やしてしまった封筒の中身はクマのぬいぐるみのカタログが入っていたと話す。 「今日までの君なら言っても信じなかっただろう。でも、今なら信じてもらえると思う。今でも覚えているよ、娘が自分から欲しい物を言ってくれた、そう嬉しそうに話す君のお父さんの顔」 「でも…この鞄には論文が入っていたはずでしょ!?お父さんとお母さんの論文。読んでごらん」 墜落する飛行機の中で鞄の中の論文や荷物を捨てて、手紙とぬいぐるみを入れたのだろうと推測する後見人の男性。 論文で表そうとしていた世界を一番簡単な形で記したものが娘への手紙にも書かれていた。 「お父さん、お母さん、私ね、ずっと待ってたの。お家の中でずっと一人で泣いてばかりいたの。そうしたらね、朋也くんが迎えに来てくれたの。私、今とっても幸せなの。とってもとっても幸せで…だから、だからね、お父さん、お母さん、お帰りなさい…ぅ…」 『その鞄は世界中を旅してきたのだろう。砂漠の町も、氷の島も、嶮しい山も、緑の大地も。沢山の人の手から手へ大切に託されてきた』 『ことみへ 世界は美しい。悲しみと涙に満ちてさえ瞳を開きなさい。やりたいことをしなさい。なりたいものになりなさい。友達を見つけなさい。焦らずにゆっくりと大人になりなさい。 お土産さんで見つけたクマさんです。たくさんたくさん探したけど、この子が一番大きかったの。時間がなくて空港から送れなかったから。可愛いことみ お誕生日おめでとう』 ヴァイオリンも無事に修理が済み、それを持ってきて集まる朋也達。 「春原や宮沢も呼んでるんだ。今、買出しに行ってくれてる」 「あたしのお父さんとお母さんも来てくれるそうですよ」 「皆が揃ったら始めましょう」 「うん、私も今お菓子を作ってるから」 「どうせまた作りすぎたんだろ」 次回、「困った問題」 ![]() 朋也の小学校もランドセル派ではないんですね。 うちもあの黄色いランリュックでしたもん。 ![]() ![]() ![]()
Last updated
January 18, 2008 11:37:23 AM
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