BLEACHの第157話を見ました。
第157話 石田の切り札、魂を切り裂くもの
ペッシェの意外な活躍で
チルッチに思わぬダメージを与えた
石田だったが、結局はその怒りを煽っただけだった。
斬魄刀を解放した
チルッチの猛攻が始まり、追い込まれる
石田達。
迫る
チルッチの攻撃だったが、
石田は密かに現世から持ってきた武器・ゼーレシュナイダー(魂を切り裂くもの)を取り出す。
それは霊弓で戦う滅却師の唯一つの刃を持った武器だった。
「隠し倉庫から無断で拝借だと!?ど、泥棒!!」
「五月蝿い!!無断で取ってきたなんて一言も言ってないだろ」
「じゃあ無断じゃないのか?」
「無断だよ」
「そら見ろ、無断だ。泥棒!!」
「どっちの味方だ、君は。いいから、もう黙ってろよ」
「何!?恩人に向かって何て口振りだ。情けないぞ、一護」
「雨竜だ」
「何!?」
「今度は何だ?」
「お前は雨竜なのか」
「そうだよ」
「じゃあ、石田とは誰のことだ?」
「だから、石田雨竜だ」
「滅却師…そう、あんた、滅却師だったのね」
「知ってるのか、光栄だね」
「知ってるわよ。死神に滅ぼされた気の毒な一族でしょ、そのくらいしか知らないけど」
「その通りだよ」
「でも、そんな奴が何で死神に加担してるわけ!?ワケ分かんないんだけど」
「答える必要ないね。僕のことより自分の羽根の方を気にかけたらどうだい?」
ゼーレシュナイダーで
チルッチの羽根を斬り裂く
石田。
「高速振動は更なる高速振動で破壊する。ゼーレシュナイダーは形式としてはチェーンソーに近い武器だ。霊子で構成された刀身表面を秒間300万回霊子が往復する」
チルッチの羽根表面の霊子振動は秒間110~130万回だと推測する
雨竜。
自分の技が
石田に効かないと悟った
チルッチは、思わぬ行動を取る。
帰刃(レスレクシオン)が破面の「始解」で、破面としての肉体に虚本来の攻撃力を回帰させたものらしい。
その姿を人型に戻せるのは、再び能力を刀剣化した時だけであるが、再刀剣化せずに姿を変えた
チルッチは腕を焼き切ってでも
石田に勝とうとする。
そして余分な腕に回っていた霊圧を一つにまとめた
チルッチは攻撃力が上がり、
雨竜に襲い掛かるのだが、ゼーレシュナイダーの振動で霊子結合を弛緩させられた
チルッチの霊子は、容赦なく
石田に奪われる。
「ゼーレシュナイダーは剣じゃない。滅却師は弓矢以外は遣わない」
石田の勝利で戦闘は終了する。
「行くぞ、ペッシェ」
「いいのか?そいつ死んでないぞ」
「命の選択権は勝者にある、この戦いの勝者は僕だ。鎖結を射抜いた。霊力発生の源だ。破面は虚を死神に近づけたもの、魂魄構造も近いはずだ。ここで生かすことは彼女にとって侮辱かもしれないが、彼らの流儀に合わせる気はないよ。たとえ目覚めて追って来ようとも、彼女に僕と戦うほどの力は残らないさ」
「成程な。そういうことならそれでいいさ。さぁ行くぞ、一護」
「雨竜だ」
チルッチの息の根を止めないで去った
石田だったが、
石田が止め刺さなくとも、
チルッチの所にも現れる葬討部隊。
茶渡も破面No.107
ガンテンバイン・モスケーダと戦っていた。
茶渡は実力を出せないままずっと攻撃を受けていたが、虚圏に来て自分の中の力に現世に居た時とは違う何かを感じていたそうで、ようやく何か掴んだと右腕が変化する。
「巨人の右腕(ブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテ)、これが俺の右腕の真の姿だ」
次回、「巨人の右腕、悪魔の左腕」
BLEACH 破面・虚圏潜入篇 3