灼眼のシャナIIの第15話を見ました。
第15話 覚醒
意識だけを宿した傀儡を操る自在法『風の転輪』によって、
マージョリーや
シャナを、そしてかつての盟友
ヴィルへルミナをも利用した
フィレス。
彼女は寸分の間も置かず、
悠二へ……愛すべきヨーハンへと手を伸ばして行く。
だが、
悠二の胸から現れた腕は銀の炎に包まれていた。
「ヨーハン…」
「ぼ、僕の体から…何だ!?」
「誰?お前は誰なの!?」
《フィレスの力を吸い込んでる!?》
「ヨーハン…」
「離れて、このままじゃ…!!」
「いや、ヨーハン…ここにあなたが…」
フィレスがヨーハンから離れようとしないので、
ヴィルヘルミナがリボンで捕獲して救出する。
腕だけでなく、頭部、首、肩と、
悠二の胸から這い出るように次第に露になっていく銀。
「うわぁぁぁぁ!!」
封絶内に現れた
史菜と執事。
執事は錫杖型の宝具【トライゴン】に変化し、
史菜は
ヘカテーの放った“偽りの器”だった。
シャナた達を吹っ飛ばして、
悠二に接近し、銀を抑え込み、杖で
悠二を貫く。
「宝具に刻印」
「うわぁぁぁ!!」
史菜の役目は終わったと回収に現れる
ヘカテー。
“嵐蹄”フェコルーも一緒に現れ、防御系自在法『マグネシア』に
シャナ達も手が出せずにいた。
史菜はその記憶を
ヘカテーに渡し、同一化して消滅する。
悠二を破壊しようとする
ヘカテーだったが、フェコルーを
ヴィルヘルミナが抑えた隙に、
シャナが
ヘカテーの前に立ちはだかる。
戦闘の中、
悠二は意識を失い、姿がヨーハンに変化する。
ようやく会えた
フィレスにヨーハンは存在の力を与え、キスをする。
「やめて…やめてぇぇ!!悠二が消えちゃう!!」
所定の目的は完遂されたと
ヘカテーらは退散するのだった。
フィレスに何か約束させたヨーハンは消え、無事戻った
悠二を抱きしめる
シャナ。
「痛、痛いよ、シャナ…」
「悠二…っ…悠二…ぅ…」
「シャナ、大丈夫だ。僕は大丈夫だよ」
《あの場所に私も行けたら…》
フィレスはもう
悠二には手を出さないらしく、ヨーハンと約束したことがあると内容は秘密のままにどこかに行こうとする。
ヴィルヘルミナが一緒に行きたそうでしたが、もう自分には資格がないと断る
フィレス。
「それでも私は…」
「ありがとう…」
フィレスは
吉田に宝具を渡したようだった…。
「何か色々あり過ぎましたね。これで終わったんでしょうか?」
「始まったのよ、多分ね」
次回、「つきせぬ想い」
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