BLEACHの第158話を見ました。
第158話 巨人の右腕、悪魔の左腕
十刃落ちの一人、
ガンテンバインの猛攻を耐え抜いた
茶渡の右腕が真の姿を現す。
「すまない、隠していたわけじゃないんだ。ただ俺はこの虚圏へ来て、自分の中の力に現世にいた時とは違う何かを感じていた。その何かに戸惑って今まで自分の力を掴み損ねていたのだ。だが、ようやく掴んだ。どうにかここからは全力でやれそうだ。巨人の右腕(ブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテ)、これが俺の右腕の真の姿だ。――今まで俺は気づいていなかった。いや、気づきたくなかったのかもしれない。この虚圏へ来た時、俺は自分の中の力がざわめくのを感じた。それはかつて、尸魂界に入った時には感じなかったものだ。そのざわめきはここへ来る間も次第に大きくなり続けた。そして、お前に攻撃を浴びせられた時、初めて俺はざわめきが落ち着くのを感じたんだ。俺は思った。あのざわめきはもしかしたら喜びのざわめきではなかったか。虚圏へ来た俺の力は帰郷のように喜び、ざわめき、同胞の手荒い歓迎によって我を取り戻したのではないか。この力を手にしてからずっと俺は疑問に思っていた。俺の力は死神とも、滅却師のそれとも違う。ならば俺は何者だ?その答えはやっと見つかった。俺の力というやつはどうやら死神や滅却師よりも虚に近いものらしい。巨人の右腕、こいつが右腕の真の姿だ。そして、真の力だ」
眠っていた力を解放した
茶渡の猛攻が
ガンテンバインを追い詰めていく。
「世界に完全に拮抗する力などないと俺は思っている。力というものは常に変化する動的なものだ。僅かな差は常に生まれる、今の俺とお前のように」
「だったら…」
「その差をより広げた方が勝つ」
「いい理屈だ。だがどっちが勝つかまだ決まってねえ」
このままでは全てにおいて
茶渡に及ばないと感じた
ガンテンバインはついに斬魄刀を解放する。
確かに言うだけのことはある。こっちにだって真の姿ってヤツはあるんだぜ。なぁ、龍拳(ドラグラ)。ディオス・ルエゴ・ノス・ペルドーネ(主よ、我等を、許し給え)」
ガンテンバインの攻撃を受け止める
茶渡。
「すまない、ガンテンバイン。俺はお前に一つ伝え損ねていたみたいだ。この腕は俺の右腕の真の姿だ。そして、この右腕には確かにアブエロの魂が宿っている。俺がアブエロに教わったのは守る為の力の使い方。そう、俺が分かっていなかっただけで力を手にしたその時からこの右腕に宿っていたのは『防御の力』だったんだ。そして、今回の修行で俺はようやく自分の中の『攻撃の力』を見つけることが出来た。それがこれだ。名を悪魔、悪魔の左腕(ブラソ・イスキエルダ・デル・ディアボロ)」
「悪魔だと…!?」
全力を出すと言った
ガンテンバインの攻撃は
茶渡に簡単に受け止められてしまう。
「魔人の一撃(ラ・ムエルテ)」
『悪魔の左腕』から繰り出した攻撃で
ガンテンバインを倒し、彼の幸運まで祈り、虚夜宮の中は壁の内側のはずなのに、天井がなく昼間の空があるので虚夜宮内部の造りに見入る余裕の
茶渡。
「…に…逃げ…ろ…」
茶渡の前に
ノイトラが現れる。
「よぉ、オメーが一番乗りか」
「…!?」
「止せ!!逃げろ、茶渡泰虎!!」
「問題ない。動きは遅い。コイツがかなりの使い手なのは分かるが」
「何をしている!?茶渡泰虎。逃げろ…」
「出方を見るより先に一撃で決める!!」
ノイトラに向かっていく
茶渡だが、攻撃が全く効いていなかった。
「何だ、それが全力か?」
「…!?」
茶渡は
ノイトラの攻撃を受けてしまう…。
次回、「茶渡泰虎死す!織姫の涙」
え!?
なんつうサブタイトルですか!!
茶渡がマジで死んじゃうの!?
BLEACH 破面・虚圏潜入篇 3
BLEACH 破面・虚圏潜入篇 4