CLANNAD -クラナド-の第16話を見ました。


第16話 3 on 3
「ガーン、思った以上に酷い」
「あの…男の子の部屋らしくていいと思います」
「あんまりフォローになってないぞ」
「妹として放っておけません」
春原の妹・芽衣が、兄を訪ねて光坂高校の寮にやってきた。
だが
春原は寮におらず、芽衣は兄を待ちながら散らかり放題の部屋を手際よく片付けていく。
「あっという間に片付いた」
「芽衣ちゃん、凄く手際がいいです」
「ちょっと洗濯してきますね」
とてもしっかりしたその姿は、彼女がいいかげんな性格の
春原の妹だとは思えないものであった。
「しっかりしてるな」
「きっとあのことは黙っておいた方がいいんでしょうね」
「あのこと?」
「その…春原さんが岡崎さんを愛していることです」
「え?」
「それ、本当なんですか!?お兄ちゃんと岡崎さんが…恋人同士!?」
慌てて違うと言う
渚だが、
春原が一方的に迫っていると喋ってしまい、芽衣にショックを与えてしまう。
「愛の形は人それぞれだと思います。誰が誰をどんな風に好きになろうと自由じゃないかと…。岡崎さんも何か言ってあげて下さい」
「いや、面白いからこのまま傍観させてくれ」
「はぁ…しょうがないな、お兄ちゃんは。兄を嫌いにならないであげて下さい。ダメな所もいっぱいあるけど、本当は優しいお兄ちゃんなんです」
「俺の妹になってくれ」
「はぁ?」
「そうですね、私も芽衣ちゃんのような妹が欲しいです」
「うわぁ!?渚ちゃんと岡崎、僕の部屋で何を…!?は、まさかここを二人の愛の巣に!?」
「ち、違います、違います」
「それより春原、お前に客だ。お前のことが大好きな若くて可愛い女の子だぞ」
「マジ!?」
嬉しそうに部屋に入る
春原だが、それが妹だったことで何で来ているのか言うのだった。
電話で来るといった芽衣だが、電話を取ったのは
朋也なので、
朋也が説明するのだった。
そして、頼まれていた通り、兄に土偶のお土産を買って来た芽衣。
男子寮に泊まれないので
渚の家にお泊りすることになり、
早苗の若さに、
渚のお姉さんと思う芽衣。
「何だ、随分賑やかじゃねえか」
「お父さん、お母さん、お願いがあるんですけど」
「改まって何だ?ケツに残る傷跡の謎を教えて欲しいのか?」
「いえ、違います。え、そんな傷あるんですか!?」
「知らなかったのか?確かめて欲しいならお父さんが代わりに見てやるぞ」
「お父さん、エッチです。もう、お父さんに見せられる年じゃないです」
「秋生さんも嫌われたものですね」
「チッ、娘ってこれだからな…」
芽衣を紹介して泊めてもらうお願いすると、あっさり了承してもらえます。
翌朝、遅刻しかけの
朋也を
智代が学校に急がせる。
「また別な女が出てきた」
芽衣がバスケの試合を見たいそうだが、
朋也は腕が上がらず、
渚は運動音痴の為、強力な助っ人として
杏にリーダーを頼む。
春原はパシリに使われ、
朋也は昼休みに付き合わされ、教室で昼休み待っていた。
そこに
智代が来て、遅刻の常習犯に注意をしていると、
杏が現れ、よその教室で何やってるのかと言います。
「もしや、あなたは岡崎のことが好きなのか?」
「な!?そ、そんなわけないでしょ、馬鹿馬鹿しい」
「お前は今、付き合ってる相手がいるのか?」
「いねえよ、ってか何の話だよ」
「そうか、それならお前とこうしていても不快に思う女子がいないわけだ。問題ないな」
杏が
朋也を教室で待たしていたのは
椋と一緒に昼食を食堂で食べるためであった。
そしてバスケ部との3 on 3試合の日を迎え、
ことみや芽衣も応援しています。
バスケ部は1年を先発させ、
杏の思わぬ活躍。
春原も頑張り、試合は優性に進んでいく。
しかし、バスケ部も最終5分で、レギュラーにチェンジし、
春原も
朋也もスタミネ切れになってしまい、逆点されてしまう。
《勝てるわけねえだろ。こいつら毎日スゲー練習やってんだぜ。俺はどうだ?二年間怠惰に過ごしてきただけだ。結果は分かってたんだ、くだらない。こんな試合するんじゃなかった、惨めなだけだ、惨めな…》
「岡崎さん!!シュートです!!」
諦める
朋也に
渚の声援が届き、
朋也はくずれた態勢から最後のシュートを打つ。
《だけど、そんな俺にだって辿り着きたい場所ができたんだ!!》
朋也の最後のシュートは決まって逆転勝利する演劇部チーム。
後半はヘタレたけど頑張ったと兄を少しは見直した芽衣はまた来ると約束して帰っていった。
次回、「不在の空間」
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