仮面ライダーキバの第2話を見ました。


第2話 組曲・親子のバイオリン
「キバが現れた?間違いないのか?」
「えぇ、多分。私自身この目でキバを見たのは初めてなのですが」
「そうか、分かってると思うが名護啓介には言うな。彼が知ったら多分、キバを倒そうとするだろうからな」
「えぇ、分かっています」
静香が
渡の留守中、またも勝手にバイオリン修理の仕事を請けてしまう。
父が作ったバイオリンの微妙な色合いを出すことに日々苦労している
渡。
文句を言いながら
静香からバイオリンケースを受け取り、中を開けると大きくヒビが入ったバイオリン。
それを一目見た
渡は驚愕する。
「これは…!?」
22年前、1986年。
ゆりは嶋からバイオリニストのひとみの警護を命じられる。
女性バイオリニストばかりを狙うファンガイアが出現したらしく、早速ひとみのもとにマネージャーとして傍に付き添う
ゆり。
だが、そこになんと
音也が現れた。
「二時間じゃ足りないな。三時間、いや深夜までだ。夜のレッスンの方が楽しいからな」
「あなた…!?ここは関係者以外立ち入り禁止です」
「俺は彼女の専属コーチだ」
実は
音也は元バイオリニスト、今ではひとみを指導しているようだ。
あっけにとられる
ゆりの前で
音也はバイオリンを演奏する。
「紅音也だ、よろしく。運命ってヤツだな」
コンサート終了後、ひとみが楽屋から失踪し、
ゆりは
音也にも捜してと頼む。
「とぼけんなよ、二人きりになりたくて追っ払ったんだろ?分かってる、分かってる…」
「もういい、退きなさい」
一方、2008年の現在では
渡が今度はバイオリンを修復するための材料探しをしていた。
またおかしな格好をしている
渡を見つけた
恵はまたもやお説教を始めるのだった。
公園で一人演奏するひとみを発見した
ゆりだったが、実はひとみこそがオクトパスファンガイアが人間となった姿だった。
「止せ!!俺の為に争うな。二人同時に愛してやる」
「バカ、退きなさい!!」
音也を無視し、
ゆりはオクトパスファンガイアに立ち向かうがバイオリンを破壊しただけで逃げられてしまう。
そんな
ゆりから武器をこっそり奪った
音也は見事な動きでオクトパスファンガイアに攻撃を仕掛けるが、やはり逃げられてしまう。
現代。
渡は美しく再生したバイオリンを依頼人のひとみに手渡す。
完璧だと喜ぶひとみに満足げな
渡。
「なぁ、渡。さっきの女の客…」
「うん、綺麗な人だったね」
「そうじゃねえ。あれはちょっとやばいぞ、普通の人間じゃねえ」
「考えすぎだって。音楽を愛する人なんだからさ」
一人再生したバイオリンを弾くひとみの音に吸い寄せられるように
恵がやってきた。
ひとみはファンガイアに変身し、「お前の母親には世話になった」と
恵に襲い掛かる。
長い手に首を巻かれ身動きがとれなくなる
恵。
だが、そこへキバが現れ、
キバットバットIII世との見事な連係で
恵を救出し、そして最後は得意のキックでオクトパスファンガイアを撃破する。
その魂を飲み込んだキャッスルドランの中では三人の男達が蠢いていた。
「チェックメイト」
次回、「英雄・パーフェクトハンター」
Break the Chain/Tourbillon