レンタルマギカの第18話を見ました。


第18話 ソロモンの絆
「お父様、そちらにいらしたのですね。もう待って下さいと言いましたのに」
オズワルドと一緒にいる幼い
アディリシアを見た
ダフネ。
「まぁ、この方がお父様の新しい徒弟?」
「私は…」
「すっごく素敵ですわ。その白い髪とグレーの瞳。まるで冬の国の妖精みたい」
「ありがとうございます、お嬢様」
ダフネは
アディリシアの妾腹の姉だが、メイザース家の屋敷における幼い頃の
アディリシアとの出会いと
アディリシアの言葉によって、妹である
アディリシアの影となり見守り尽くすことを誓う。
隻蓮と共に修行する
いつきの元に
ダフネがやって来て、
アディリシアの行方を尋ねてくる。
行方の分からない
アディリシアを捜す
ダフネが一人街を歩いていると、
ガラが現れる。
「マスターの行方は分かりましたか?」
「残念ながら。この街に戻ってきたのは確実なようで。そっちは?」
「こちらも同じです。やはりマスターは単独行動しておられるようです」
「姫様らしい」
「マスターです!!或いはアディリシア様とお呼びなさい」
「お、これは失敬」
「あなたならクライヴの考えが分からない?ガラ」
ダフネ、
ガラ、
クライヴの三人は小学校の部活の頃からずっと一緒のを選択していて、魔術結社まで一緒だった。
「あいつは、アイツは魔法使いらしすぎた。じゃ、また」
「よろしいでござるかな?」
「…!?」
ダフネの前に現われた
隻蓮は
クライヴの手がかりを知っているようで、
ダフネは助けを受けることにする。
アディリシアの陰でいいと言う気持ちを素敵な生き方だと理解する
隻蓮に、
ダフネは頬を染める。
「あなたこそどうしてこんな所までいちいち付いて来たのです?レンタルマギカの仕事になるはずも…」
「あぁ、お主に見惚れたからではいかんかな?」
「…!?あ、ぁ、あなたは…!?」
「いやいや、本気でござるよ。そう頑なに構えんでもらえると嬉しいでござるが」
「こんな、こんな白髪と灰色の瞳に見惚れるはずないでしょ!!」
「どうしてそれを綺麗と思ってはいけない?」
「ありえません」
パスを見つけた
ダフネは
クライヴを追って、北へと向かう。
クライヴはフォルネウスを犠牲にして魔神アスモダイの喚起は成功するものの、魔神アスモダイを支配できずに攻撃されていたため、深手を負っていた。
そこに誰かやって来るのだが、
クライヴは倒れてしまう。
ダフネと
隻蓮は
ガラと合流し、
クライヴの遺体を見つける。
「これは…!?」
「クライヴ、どうして…!?」
血が新しいと気づいた
ダフネに攻撃する
ガラだが、
隻蓮が庇う。
「残念だよ、ダフネ。もう少しお前が来るのが遅ければそうすればクライヴの遺体の処理も完璧に終わっていたはずだったのだが」
「ガラ、あなたは…!?」
魔法使いが魔法になるという禁忌を犯していた
ガラは
オズワルドを唆し、邪魔した張本人でもあった。
「オピオン、螺旋なる蛇(オピオン)、禁忌を禁忌と思わぬ堕落した魔法使いの組織、オピオン!!御主も随分と堕ちたものでござるな」
ダフネは
ガラに向かっていき、攻撃されるが、その攻撃を
隻蓮が受け止める。
「隻蓮、あなたが戦う理由は…」
隻蓮は
ダフネの思いを晴らす為、友であった
オズワルドの無念を晴らす為、
ガラと戦う。
ガラがこうなってしまったのは
ダフネに一緒に新しい結社を作ろうと言ったものの断られたかららしい。
要するにフラれた腹いせと逆恨みで
ガラはこうなってしまったのだ。
「黙れ、外道!!自分の怠惰を他人のせいにするのはさぞかし気持ちがよかろうな!!」
隻蓮の攻撃で倒された
ガラ。
「大方の呪力は失っただろうが、死んではおらん。いずれ元の姿に戻るだろう。無事でござったか?」
「私は何も…。兎も角、これでお嬢様を守ることが出来ました」
謝りたいと言っていた
オズワルドの言葉を伝える
隻蓮。
「例え、あの子が私を姉と知らなくてもこうして見守っていられるならそれだけでいいのです」
「やっぱり綺麗でござるよ。その髪も、その瞳も」
「な!?あなたは一体…!?」
頬を染める
ダフネだが、
隻蓮は寝てしまっていた。
「酷い人ですわ、言いたい放題言って」
次回、「巫女の故郷」
レンタルマギカ アストラルグリモア 第4巻