シゴフミの第6話を見ました。




第6話 サケビ
半分死人の『僕は、心を殺しました。だから、僕の名前は、半分死人です。心だけ、半分死んでいるからです。心が生きてると、もう耐えられないから』という掲示板の書き込みを見た
森下俊介。
「はぁ?何だこれ。何々、『今日も授業中にコンバスの先で背中を刺されました』」
俊介のクラスでも
菊川公一がいじめられていた。
シゴフミを届け終えた
フミカ。
嘘をつけるのは人間だけなので人間になりたいと思っている
カナカ。
要は文歌が三年前から病院で眠ったままと知る。
「お前の会ったという少女は美川文歌とは別人だ。彼女が出歩けるわけないからな」
「別人…でも…。どうして…どうして、美川がそんなことになったの?何があったの?」
「……」
「刑事の守秘義務ってヤツ?」
「俺は刑事という仕事に誇りを持っている」
「じゃあ、一つだけ教えて。美川は…ホントに撃ったの?父親を」
「本当だ、硝煙反応も確認された」
「…!?」
俊介は掲示板に書き込みと自分のクラスで行われているいじめとが同じであることに気づき、半分死人が
公一だと気付く。
靴を隠され、探している
公一に半分死人と話しかける
俊介は
公一に助けてと相談されたのをいじめグループに見られてしまう。
公一の友達だと思われた
俊介はいじめの対象の代わりになるか、友達でないなら証明しろといじめに加担するよう脅されてしまう。
俊介は仕方なくいじめに加担するしかなくなってしまう。
助けるからと電話で学校の屋上に呼び出された
公一だが、待っていたのはいじめグループと
俊介だった。
俊介は人知れず警備員を呼ぶということで助けたつもりでいたのだが、
公一は
俊介に裏切られと知り、その夜自殺してしまう…。
そして、今度は
俊介がいじめのターゲットにされてしまう。
無視、落書き、物を隠されるなどの定番のいじめだが、自分の身に降りかかって初めてその辛さが分かるのだった。
次の生贄がくるまで心を殺し、半分死人2になる
俊介だが、夜の学校の屋上に呼び出される。
「止めろ、止めてくれよ」
目隠しして鉄骨を渡らせようとするいじめグループに反抗できない
俊介。
《何だよ、これ。死なないと生贄は変わらないのかよ!?》
「諦めろって。どうせ逃げられねえよ」
俊介がいじめにあってる現場に
フミカが現れ、
公一からのシゴフミが届けられる。
『森下俊介君
分かったかい、僕の気持ちが。
辛いだろ。
苦しいだろ。
僕がどれ程救いの手を求めていたか
これで分かっただろう。
それなのに君は連中と一緒になって僕をいじめた。
いい気味だ。
死ね、死ね、死ね。
心だけ死ね、まだまだ味わえ』
俊介に対しての恨みの書かれた内容だった。
「どうして俺に…!?俺はお前を助けてやったじゃないか…」
フミカがいなくなり再びいじめられ、我慢できなくなった
俊介は落ちていたドライバーで反撃する。
「うぉぉぉぉお!!」
「あ~ぁ、やっちゃった。あんなクズの為に少年院行きだよ」
「彼は自分自身を守る為に戦った」
「やられたらやり返せって?それじゃ原始人だよ。人間は社会的動物っていってね…」
「そう、彼は社会的に死んだ。でも、動物としては生きた」
いじめの連鎖は終わりなく続いていた…。
次回、「キラメキ」
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