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テーマ:アニメあれこれ(26068)
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-の第19話を見ました。
第19話 家族―温もりの欠片― ISDAのドラゴン捕獲部隊エクスフォード・フォースによる旧ドラゴノーツのメンバーへの追撃の手は緩む事は無かった。 ジン達の住んでいた隠れ家はアガシオンに焼かれてしまうものの、ジン達は既にヨナミネの車に乗っており、無事であった。 「正に危機一髪だな」 「派手にやってくれる」 「こんな山ん中じゃ目撃者もいやしないからな」 「不審火ってことで片付けるつもりでしょうね」 「どうして、あの場所が…!?」 「俺だってお前達を見つけたんだぜ。ISDAにできないなんてことはねえだろ。連中も空ぶったことに気づくはずだ。すぐに追っ手がかかる」 「どこへ行くの?」 「東京だ」 「人目に触れる場所はまずくないですか?」 「木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中。コソコソすると怪しまれる」 「アンタなんか誰も見てないから大丈夫よ、自意識過剰なんじゃない?」 「悪かったな」 「東京に来たのは他にも理由がある。今のタルタロスはISDAの管理する施設の中でも最も警備が厳重な場所の一つだ。潜入には色々と準備や装備が必要なのさ。まさか、ISDAの定期船に乗せてもらうわけにはいかないだろ。つまりだな、情報も違法な物品も人の多い場所の方が手に入るんだ。ちゃんと準備した上で行動しないと俺達まで捕まっちゃ元も子もないからな」 「でも東京に安全な隠れ家なんてあるんですか?」 「東京に限らずISDAの前から完全に姿を消すのは難しいな」 「それじゃ…」 「何、居場所がバレても奴らが手を出せない場所にいればいいのさ」 「そんな都合のいい場所が…」 「あるんだよ」 「まさか、その場所って…!?」 からくも脱出したジン達は行く先を失うが、日本にあるバウムガルド家の別荘に身を隠すのだが、アマデウスそっくりなジークリンデの祖父の肖像画が飾られていた。 そこでジン達を迎えたのは、ジークリンデの父親、ヴィルヘルムだった。 「久しぶりだな、ジークリンデ」 「…!?」 「そう驚くこともないだろ。この屋敷を使うのはお前だけではない。夕食は?」 「まだです。けど食べたくありません」 「お前に聞いているのではない。お客様を迎えた以上、もてなすことに心を砕きなさい」 「お父様、生憎ですが私達これで失礼します」 「出て行ったところで行く当てなどないはずだ。此処にいれば安全だ」 「匿ってくださるとでも言うのですか?」 「当たり前だ。お前はバウムガルド家の跡継ぎだ、爬虫類を追い掛け回している奴に引き渡すつもりなどない」 家名が大事と厳格な父・ヴィルヘルムを嫌うジークリンデは優しくしてくてれた祖父と愛犬アマデウスだけに心を開いてたようだ。 《ここは私の居場所じゃない…》 シャワーを浴びるジン。 夜風に当たるために庭に出たトアに気づくギオ。 「あ~さっぱりした。ギオも浴びるといいよ。あれ?どこ行ったんだ…?」 一方、散り散りなっていたオトヒメとハバラギにもエクスフォード・フォースの手が伸び、捕まってしまう。 「そう、バウムガルドの屋敷にね」 『あぁ、飯食って一段落ってとこだ』 「いいわね、お屋敷でディナーなんて」 『そうでもないさ。ところでISDAの動きは?』 「ハバラギ・イツキとオトヒメが拘束されたわ。今晩中にタルタロスに収監されるはずよ」 『これで残ったドラゴンはトアとギオだけか…』 「それと化学班の動きが変よ。タルタロスに人と機材を持ち込んでいるわ。ドラゴンを使って何かするつもりよ」 『また連絡する』 「ちょっと待って。あ…」 『お休みのキスが欲しいのか?』 「…まさか。トアの様子はどう?何か変わったところはない?」 『いや、別に…』 「ならいいわ」 ノザキはまた背中に聖痕が浮かび上がって苦しんでおり、キタジマは駆け寄って心配する。 「大丈夫だ、すぐに治まる」 「ジンに話さなくていいのか?」 「えぇ」 「いつか知られる日が来る」 「分かってる、でも今はまだ…」 「時間はあまりないぞ。…!?」 ギオはタナトスの意思を感じ取ったようである。 「ギオ?どうしたの?」 「…何でもない」 《俺は何があってもトアを守る》 娘にどう接すればいいか悔むヴィルヘルムにアドバイスするジン。 「日本で会議があるというのは嘘なんだ。あの子が追われていると聞き、此処へ逃げ込むかもしれないと思ったんだよ」 「それであなたがどうして此処に?」 「娘を助けたい、それだけでは理由にならないかね」 「だったら、そう言ってあげれば…。名誉とか跡継ぎとか言わないで素直に助けたいって言えば…。心配してるんだって」 「私はあの子に嫌われている。あれが心を開いたのは父とアマデウスだけだ」 ISDAはタナトス破壊用に抗タナトス因子を作り出していた。 ドラゴンを媒介にしようとし、ハウリングスターとアマデウスで実験するのだが免疫反応により、オリジナルドラゴンにしか因子は効かないことが判明する。 ヴィルヘルムは家名のためでなく娘として帰ってきて欲しいと言うのだが、ジークリンデは自分の居場所はドラゴノーツと、アマデウスを助けるとジンととも別荘を出発する。 次回、「奪還―断ち切られた絆―」 ドラゴノーツ DVDvol.4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 14, 2008 01:01:44 PM
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