ロザリオとバンパイアの第7話を見ました。
第7話 雪女とバンパイア
「新聞で~す。陽海新聞の最新号で~す」
「出来立ての最新号ですよ」
「是非呼んで下さいですぅ」
「いや、最新号もええ感じでハケとるな」
「えぇ、頑張って作りましたからね」
校門前で学園新聞を配布し終え、打ち上げについて話し合っている
月音に、見知らぬ少女が声をかけてきた。
「随分仲いいんだね、新聞部って。馴れ合っちゃって、分かんないな、そういうの」
「ちょっと、どういうこと!?」
「新聞、まだある?」
「あぁ、折り曲げたのでよかったら…」
「君が月音くんか。思ってたより可愛い。それじゃね」
白雪みぞれは今までずっと登校拒否を続けていた
月音達の同級生だった。
自宅に届く学級新聞を読むうちに、
月音の書いた記事のファンになり、いてもたってもいられず、彼に会うために登校してきたのだという。
「読んだよ。相変わらずお前の書いた記事はいいね」
「相変わらずって…?」
「ほら、休んでいても猫目先生が陽海新聞だけは届けてくれてね、その中でお前の記事だけスクラップにしてるんだ」
「そうなんだ、嬉しいな」
その日以来、
月音は学校で
みぞれにつきまとわれてしまう。
「あの馴れ合いクラブに行きたいのか?いや、あの赤夜萌香に会いたいのか?もし行けば、私はあの女に何をするか分かんないよ」
「白雪、さん…?」
「私だけのものになればいいんだ…月音」
月音に執着を見せる
みぞれは、
萌香を邪魔者と考え、氷を自在に操る雪女の
みぞれは氷人形を
萌香に襲わせるのだった。
「逃がさないよ」
「君は…!?」
「私は雪女なの。氷を自在に操ることが出来る。月音、この出会いは運命なんだ。孤独だからこそ引き寄せ合う。私達ならきっとお互いを理解し合える、凍えた心を温め合える。体中を氷付けにしちゃえばどこにも行けないよ、そうすればお前は私だけのもの」
「月音!!」
「何故だ?お前は…」
「お生憎様。間一髪私が助けちゃったのよね」
萌香は
胡夢に助けられ、
月音のピンチに駆けつける。
月音に拒絶され、絶望した
みぞれは姿を消してしまう。
一人で泣いていると、そこに教師が近づいてくる。
そして、教師が氷づけにされたのが見つかり、
みぞれが犯人だと教師自身が証言した為に退学の危機に。
責任を感じ、
みぞれを探しに職員室を飛び出す
月音の代わりに、スクープを撮ったと入ってくる
銀影。
「白雪さーん!!…俺と一緒に謝りに行こうよ。白雪さん、つい勢いでやっちゃっただけなんだよね?ちゃんと反省すればきっと退学にもならないと思うから」
「…ぅ…あんまりだよ、月音。お前だけは私のこと分かってくれてると思ってたのに…。誰も…誰も私のことを分かってくれない…。何で何で何でぇぇぇぇ!!」
「大変よ、月音。白雪さん、本当は何も悪くなかったの」
「銀先輩の写真で分かったんです」
「見て」
変態教師が落ち込んでいる
みぞれに破廉恥なことをしようとしていたのだった。
「ごめん、白雪さん!!俺、白雪さんのこと信じてあげられなくて」
「来ないで、来ないでぇぇぇ!!」
暴走する
みぞれに
月音が説得する。
「俺さ、白雪さんに言えなかったことがあるんだ。今の俺は孤独じゃない、でもそれは大事な友達が出来たからなんだ」
「それが、何の…?」
「だから、俺と友達になろう、白雪さん。死んじゃったら俺と友達になれないじゃないか」
何とか
月音の説得で
みぞれを助ける。
暴走している氷人形も
裏モカの妖気で瞬殺されるのだった。
「手間をかけさせるな」
「ありがとう、萌香さん」
「礼なんて言わないよ」
そんな
みぞれは
裏モカに蹴り飛ばされるのだった。
銀影の盗み撮りした写真が証拠になり退学は助かる。
髪を切った
みぞれは
月音が
萌香に血を吸われるところを頬を染めながらじーっと見ているのだった。
次回、「数学とバンパイア」
ロザリオとバンパイア DVDvol.1