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テーマ:アニメあれこれ(25332)
カテゴリ:中二病でも恋がしたい!
CLANNAD -クラナド-の第18話を見ました。
![]() 第18話 逆転の秘策 生徒会長をめざしている智代に悪い評判が立たないように、彼女を狙う不良達が学校に現われたことを全て自分のせいにした朋也は、停学処分を受けてしまう。 それによって彼は、責任を感じた智代に連日のように家に押しかけられ、世話をやかれることになる。 「悪いな、飯まで作ってもらって」 「謝るのは私だ。私がもっと気をつけていればよかったんだ」 「止せよ」 「でもお前は私の代わりに停学になったんだぞ。正直、今でも迷ってるんだ。今からでも職員室に駆けつけて本当のことを話すべきではないかと」 「それだけは止めてくれ。言っただろ?お前にはどうしても生徒会長になってもらわないといけないんだよ」 「演劇部のため、だろ?しかし…」 そこに朋也の父親が入ってきて、智代の作った朝食を食べようと朋也の隣に座ると、朋也は席を立つのだった。 そして、寝ている春原を起こしに向かった朋也。 「女の子が愛の告白に来てるぞ!!」 「マジかよ!?キャホォォォ!!」 ハートマークの付いたトランクスを頭に被らされている春原は飛び起き、部屋から出るとラグビー部員に見つかり、男の下着泥棒の変態を勘違いされてしまう。 「偶然って恐ろしいな…」 「こんなことして楽しい?」 「楽しい。目覚まし代わりだと思ってさ」 春原学校へ行った後、春原の部屋に一人でいる朋也は渚のことばかり頭に思い浮かべてしまっていた。 《何であいつのことばかり考えてんだろ》 そこにお見舞いとして杏と椋がやって来て、遊びに連れ出す。 占いゲームをして、椋と朋也の関係を朋也が友達と選ぶので杏に怒鳴られる。 「日曜まで来なくていいのに」 「私の気の済むようにさせてくれ」 ある日曜、朋也がいつものように智代の作った食事を食べようとしていると、杏と椋が立派な重箱を持って現われる。 さらに、ことみまでもが差し入れを持ってきて、ここに朋也をめぐる女の戦いが始まることになる。 「とてもこんなに食いきれないんだが…」 「私と椋が五時起きで作った料理よ。勿論食べてくれるわよね?」 「私は岡崎を停学にした責任者であり、関係者だ。面倒を見る義務がある」 「関係者って何よ!?私達が無関係みたいじゃないの」 「はっきり言わせてもらえばそうだ。この件にあなた方は関係ないと思う」 「こっちは二年からの付き合いで、しかも演劇部の部員なんだけど」 「人と人との付き合いに時間や肩書きは無意味だ」 「あのな、お前ら…そんなにムキにならなくても…」 はっきりしないからだと二人から責められた朋也は椋やことみに助けを求めるのだが、自分の料理を食べて欲しいと言われるのだった。 そこに風子が手料理を持って現れる。 「皆さんのお気持ちは分かります。しかし、岡崎さんは風子の料理をチョイスすべきです。ヒトデバームクーヘン、ヒトデケーキ、ヒトデシュークリーム」 「気色悪」 朋也は昨日、食べ過ぎたせいで胸焼けが酷く、教室でも机に突っ伏していた。 「お前、そんなにのんびりしてていいの?智代がえらいことになってんのに」 智代の生徒会長選挙のポスターに不良女、暴力女、不正と書かれていた。 イメージアップの為に野球部に挑戦する。 ノーコンでピンチになる智代に、キャッチャーの春原の顔面に投げろという朋也はアドバイスのお陰で見事三振をとるも、春原の顔面はモザイクになるのだった。 「爽快だ」 「勝ったぞ、智代」 その後も各部に挑戦して勝利し続け、噂は消え、人気が上がっていく。 「これなら目標を達成できそうだ。…この桜並木を残したいんだ。伐採計画があるんだ。知ってる生徒は残念がってる。近所の人も反対してる。この学校の生徒会長になれば桜並木を残す為に活動できるだろ?」 「お前、その為にわざわざ転校してきたのか…!?」 「うん。どうしてもここを残したかった…大切な場所なんだ。岡崎は昔どんなだった?私は荒れてた。荒れない理由…いや、多くの人にとって荒れないで済む理由は何だと思う?」 「才能かな?才能があればやりたいことがハッキリする。それに夢中になればいい」 「いい答えだ。でも才能が見つからなかったら?」 「恋愛、とか…?」 「成程、それも一つの答えだな。私の見つけた答えは家族だ。家族があれば人は自分を制御できる」 「そうとは限らないだろ、家族のせいで気持ちが荒むこともある」 「家族は本当の家族でなくてもいい。仲間でもいいんだ、家族のような存在があればいいということだ。他人に押し付けようとは思わないが私はそういう答えを見出したんだ。私の両親は仲が悪かった。家の中は冷え切っていて、会話しない、喧嘩すらしない。どっちが悪いというわけじゃない、だが些細な誤解や不満が積み重なっていつの間にか歯車がかみ合わなくなってしまったのだろう。私はずっと荒れていた。誰彼構わず怒りや苛立ちをぶつけていた。弱い人間だったんだ。そんな私の目を覚ましてくれたのが弟の鷹文だった。大人しくて控えめで、優しい奴なんだ。でも、私はいい姉じゃなかった。あいつの笑った顔を見たことがなかった。二年前、両親が離婚することになった。子どもをどちらが引き取るかで言い争っていた。私はどうにでもなれという気分だった。でも、鷹文は嫌だと言った。どちらも嫌だと。あいつがそんな風に言うのは初めてだった。そして…離婚するなら自分は飛び降りると言って、そして本当に…。何故そんなことをしたのか。死にたかったわけじゃない、理屈なんて本人にも分かってなかっただろう。ただあいつがそうすることで私達は家族になれたんだ。冷え切っていて、もうどうにもならないと思った。春になってようやく退院した弟と一緒にこの道を通った。弟は言った、『これからも毎年家族でこの桜を見たい』と。私も両親も同じ気持ちだった。街は変わっていく、でもこの桜並木を大事に思ってる人もたくさんいるんだ。私だけじゃない、この街に住む多くの人がそう感じているんだ。どんなに冷え切っているように見えても大事な所は変わっていない。家族にもそういう何かがあるんじゃないかと私は思う」 ようやく渚が復帰し、智代のテニス部との勝負を応援する。 一緒にいる朋也にも自然に笑みが浮かぶ。 杏が朋也の方に行こうとするのを止める椋。 智代も演劇部を作ろうとしているのが渚だと分かると、朋也が大事なのは渚だと察する。 応援中に流れ玉が当たり、足を怪我してしまう渚。 「大丈夫か!?渚」 「平気です。今野で坂上さんのポイントですよね?」 冷やさないとと流れ玉を飛ばしてしまったテニス部の人の手を払った朋也は渚を保健室へと連れて行く。 「ま、分かってたけどね…」 「お姉ちゃん…お姉ちゃん、ごめんね…本当に今まで」 失恋を悟り、泣き出す杏と椋。 そして、生徒会長に当選したのは智代だった。 次回、「新しい生活」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
February 15, 2008 11:02:22 AM
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