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カテゴリ:機動戦士ガンダム00
機動戦士ガンダム00の第20話を見ました。
![]() ![]() 第20話 変革の刃 ルイスからのメールを見ている沙慈はルイスの左手の再生治療がガンダムのビーム兵器による細胞障害によって出来ないと知らされたことを思い出していた。 ユニオン、人革連、AEUの三巨大国家群に、謎の人物からソレスタルビーイングにとって致命的なものが提供されあり、三陣営はその情報をきっかけに「ガンダム打倒」を目的に国連管理下の元で軍事同盟を結ぶのだった。 ガンダムを共通の敵とすることで、世界はまとまりつつあった。 「どうやら、ソレスタルビーイングの筋書き通りに事は運んでいるようね」 「ここ最近の過激な武力介入も国連軍を統合させる為の…」 「そう考えるのが妥当でしょうね」 《世界を一つにまとめる、それがソレスタルビーイングの目的…。戦いを戦いで否定し平和を勝ち取る。これがあなたの求める世界だというの?刹那》 「ようやく計画の第一段階をクリアしたってところか。トリニティの行動が引き金になってるのは解せないがな」 「それにしては不可解だ。各国の軍事基地をトリニティによって甚大な被害を受けている。そんな状況で軍を統合させても結果など出るはずがない。世論の失望と反感を買うだけだ」 「何か裏がある」 「正直、僕は不安に思う。ヴェーダの情報に明記されていなかったトリニティの存在、そのヴェーダがデータの改竄を受けたという事実がどうしようもなく僕を不安にさせる」 「僕、か…」 スメラギの暗号通信によって、刹那、ロックオン、ティエリアは機体と共にプトレマイオスへと帰艦する。 「どうするんだ?俺達は」 「国連軍の動きを見てからね」 「あんたのことだ、予測はしてるんだろ?」 「そのためにも準備できることはやっておかないと。イアンさん、ラッセを連れてGNアームズの受け取り行ってもらえます?」 「了解だ」 「残りのメンバーは上がってくるガンダムの回収作業に向かいます」 ユニオン アメリカ イリノイ基地 「カタギリ、新型ガンダムから奪取したビームサーベルの調査結果だが…」 「いや、それどころじゃないよ」 「何があった?」 「どうやらソレスタルビーイングに裏切り者が出たらしいな。しかも手土産にガンダムと同タイプのエンジンとそれを搭載するMSを提供してきたそうだよ」 「何だと!?」 「なんと三十機分もね。だからこそ、あんな発表も出来るのさ」 「成程、そういうことか」 「提供された機体のパイロットはオーバーフラッグス隊員から選ばれることになるだろうね。勿論、隊長は君だよ」 「断固辞退しよう。私はフラッグでガンダムを倒す。ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ」 「しかし隊長、フラッグの性能ではガンダムに…」 「男の誓いに訂正はない」 「やれやれ…」 人革連 ロシア南部 軍事基地 「これがガンダムの主要機関…」 「資料によると正式名称はGNドライブだそうだ」 「GNドライブ…」 「我が人革連に割り当てられたGNドライブは十基。中佐、パイロットの人選は君に一任する」 「中佐、私を新型のパイロットに」 「少尉…」 「勿論やってもらう」 「司令…」 「少尉の放つ脳量思波が羽付きガンダムのパイロットに影響を及ぼすことは聞いている。その利点、使わない手はない」 「全力で臨みます!!」 AEU フランス 基地内士官宿舎 「パイロット候補はAEU所属国のトップガンを揃えればいい。しかし、あの男を入れるかどうか…」 カティ大佐の部屋に薔薇の花束を持ってやって来たコーラサワー。 「大佐、私です。パトリック・コーラサワーです」 「何の用だ?少尉」 「大佐をお食事に誘いたいと思いまして」 「少尉、今、世界は大きな変革期を迎えようとしている。そのことについて考えるようなことはないのか?」 「はい、ないです」 「まったく…放っておけん男だ」 「何です?」 「待ってろ、用意をしてくる」 「やったぁ」 リニアトレイン公社のラグナ総裁と会っているサーシェスは搬送中の機体を一機譲渡して欲しいと頼むのだった。 絹江は取材を断られ、総裁が面会中で断られたのに出てきたサーシェスに取材を申し込むのだが、車中ならと言われ車中でインタビューをする。 「で、私に聞きたい事とは?」 「間違っていたら謝りますが、先程トレイン公社の総裁と会われていませんでしたか?」 「えぇ、会いましたよ」 「どのような話を?」 「私は流通業を営んでおりましてね、物資の流通確認の為に総裁に報告に来たんです」 「わざわざ総裁に?」 「えぇ」 「それは私用ですか?」 「えぇ、私用です」 「差し支えなければ、その物資が何か教えていただけないでしょうか?」 「GNドライブ」 「GNドライブ…?リニアトレイン関係の機材か何かですか?」 「いえ、MSを動かすエンジンです」 「MSの…?」 「ガンダムですよ。知っているでしょ?ソレスタルビーイングの所有する、あのクルジスの少年兵がパイロットをしている、あのガンダムです」 「クルジスの少年兵…」 「そのガキをですね、誘拐して、洗脳して、戦闘訓練を受けさせ、ゲリラ兵に仕立て上げたのは何を隠そうこの私なんです」 「あなたは…!?」 「戦争屋です。戦争が好き好きで堪らない、人間のプリニティブな衝動に準じて生きる最低最悪な人間ですよ」 『私だ』 「ウロチョロしていたネズミを掃除しておきましたよ」 雨の降る道で放り出された絹江は家族の写る写真に手を伸ばそうとしていた。 留美はトリニティのアジトをつき止めるが、ソレスタルには報告せずに、トリニティに援助を申し出る。 「ワタクシはあちら側の人間というわけではありません」 「つまり中立の立場であると?」 「いいえ、私はイオリア・シュヘンブルグが提唱する理念に従う者、それ以上でもそれ以下でもありません」 「成程、そういうことですか。分かりました、王留美。必要に迫られた時、あなたの援助を期待させていただく」 トリニティは今の世界に変革を誘発したのでソレスタルには何も言わない留美は変わらないのなら壊れても構わないほどに今の世界を嫌っていた。 ミッションに従い、人革連基地を襲ったトリニティだが、そこに現れるセルゲイのGNドライブ搭載の新型機部隊に応戦され、性能が同じならセルゲイの方が腕は上で、トリニティは撤退するしかなかった。 「機体が私の反応速度に付いてくる、これがガンダムの力!!」 「今日はここまででいい」 宇宙では何世代も前からソレスタルの計画に介入したがっていたアレハンドロが天使と呼んでいるリボンズにヴェーダの本体に案内される。 次回、「滅びの道」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
February 23, 2008 09:08:33 PM
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