俗・さよなら絶望先生の第10話を見ました。
第10話 劣化流水/痴人のアリ/一見の條件
「たまにはのんびりと野球観戦もいいものですね。おぉ、これは場外ファールですね」
ファールボールが顔に直撃してしまう
望はバイトしていた大草さんに痛かったと抱きつく。
「確かに最近、球場によってボールをわざと飛ばなくしてるって言いますね。その方が試合が大味にならなくて楽しめるからと。わざと性能を抑えることは珍しくありません。昨今、F1でわざわざタイヤに溝を入れてコーナリングスピードを抑えたり、わざとフィルムで撮ってみたようなノイズを入れてみたり、アナログのレコードが好まれたり。つまり、今はデチューンの時代と言えましょう。皆上がりすぎた性能にうんざりしているのです。日本に今、必要なのは性能を抑えるデチューンなのです!!」
わざとデチューンして普通にしているのかと言われる
奈美。
「深夜アニメに出てくる女生徒がまさか全力でその程度なわけないですものね」
「そうだよ、奈美ちゃんの実力はこんなもんじゃないよ。奈美ちゃんが全力を出したらこれくらい美人ですよ」
「誰よ、これ!!」
「確かにそこまで美人だと引いちゃいますね」
「でしょう?適度に劣化した方が心地いいんです」
デチューンのメッカにやって来た
望達は様々なデチューンを目撃する。
欠点をデチューンと言い換えてるのではないかと思ってしまう
望だが、
可符香にデチューンすることによって人は安心感を得るのだと言われる。
高性能なPS3より、DSの方が人気だとか例を出して説明してくれる。
「わざと痛々しく作った声優のCMにFANが安心したり、劣化させたアニメがNYで芸術と評価されたり」
千里はお肉が切れすぎてしまう包丁を切れないようにデチューンしていた。
怖くなった
千里に媚びろとなぜか脅される
藤吉。
「巷にアリアリ詐欺が横行しているようですね」
「は?」
「アリアリ詐欺?」
「冷静に考えたらねえよって事も、さぞアリかのように言い放つ。アリアリ詐欺の被害者です!!」
髪形で遊んでみようかと美容室で言われた芽留の髪型。
「冷静に考えればなしなのに『アリジャネ』という一人のミスリードによって起こるミニプロパガンタ、それがアリアリ詐欺なのです」
なぜか生徒と教師の恋愛もアリって話しになるが、
千里との愛はないと断言する
望。
「私を傷つけた者への神罰としてスコップはアリですか?」
京都の料亭で一見様お断りに遭い、一限目は全部自習にする
望。
「料亭、お茶屋さんに限らず最近一見様お断りの多いこと。もはやつわものしかいないネットゲームとか、常連しかいない公園のドッグランとか、暗黙のルールがあるアイドルのコンサートとか。絶望した、一見様お断り世界に…」
「ちょっと待って下さい、我々も一見様お断りになってやいませんか?たまたまチャンネルを合わせた視聴者様に優しいでしょうか?この番組」
この作品も一見様お断りになってきてると、キャラ紹介もいれつつ一見様の接待を始めるのだった。
キャラクター名の説明からしてくれる。
L字にしてキャラ紹介や用語解説などもしてくれる。
一見様のツッコミのウザさに、結局お断りにしてしまう
望の元に、次は詳しい常連の百間様を連れてくる
可符香。
百間様が集まって最終回のオチを予想し始めるのだった。
そして、今回の話のオチを予想し始め、困ってオチないオチとなるのだが、オチないのも予想通りだった…。
俗・さよなら絶望先生 特装版第二集vol.2
俗・さよなら絶望先生 特装版第三集
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