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テーマ:アニメあれこれ(25363)
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-の第24話を見ました。
第24話 逆鱗―消えゆく明日― トアとタナトスの関係を確かめるため、ジンはカズキとともに宇宙へ飛び立った。 「ジン、帰ってこいよ。あそこで何が起こっているのか、これから何が起こるのか、俺には分からない。トアがどうなっているのかも、お前がトアに何を話すのかも。でも、帰って来るんだ。お前は帰ってこなきゃいけないんだ」 「あぁ、俺は地球に帰る。トアと一緒に!!」 アイギスシステムを掌握したジークリンデはタナトスが射程内に入るまで120秒を切り、タナトスへの攻撃が目的ではないため、出力を27%で固定させる。 アヴニールに乗り込みタナトスへの攻撃準備を整えていたISDA長官・キリルのもとへ、ライナやジークリンデをはじめとするドラゴノーツ隊が姿を現し、アヴニールに搭載されている最終兵器“アイギス”を使ったある作戦をもちかけていた。 「本当に可能なのか?アイギスをコミュニケーションツールとして利用することなど」 「CSS波がドラゴンの感覚器官に認識されることはご存知のはずです」 「アイギスは兵器だぞ」 「空気の振動も大きければ爆発ですが、小さければ声で音になります」 「少々荒っぽいが、そうでもしなきゃ話を聞きそうにないからな、あのデカブツは」 「だが、我々の言葉が通じるという確証は…」 「確証などありません」 「しかし、あそこにも人間とレゾナンスしたドラゴンがいます」 タナトスが射程に入り、ライナが照射を開始する。 「答えてくれ、タナトス。話を…我々の話を聞いてくれ、タナトス」 ジンとカズキは眩しい光に包まれると、突如草原に立っているとライナ達もおり、合流する。 草原ではなく、タナトスの中だと分かっていたジンの前にアキラとマキナが現れる。 「面白いものを作ったな」 「まさかCSSにこんな使い方があったなんて…」 「人間、追い詰められると何をするか分からないね、まったく」 タナトスは無限の意識の集合体であって、アキラとマキナはその一部にしか過ぎないという。 「話があるんだろ?ライナ」 「聞きましょう、そのためにここまで来てもらったのだから」 「あぁ、そうだな。タナトス、これ以上地球に干渉するのは止めてもらいたい」 「どうして?」 「どうしてですって!?あんな大出力の天体が近づいたら地球に大きな影響が出るんだから当たり前でしょ!!私達、一緒に戦ってたでしょ!?今更何言ってるのよ!!」 「けど、私達はもうあなた達の仲間ではないわ」 「仲間でないと言うのならそれでもいい。だが、友人として接することはできないか?タナトスの目的がドラゴンの卵の回収なら、協力する。だから…」 「ライナ、汚染された卵なんてもうどうでもいいんだよ」 「汚染だと!?人の事黴菌みたいに言ってくれるじゃねえか!!」 「人間とのレゾナンスは失敗だった」 「同族同士で奪い合い、傷つけ合う。人間とは実に愚かな種族だわ」 「そんな種族とレゾナンスしたドラゴンはもういらない」 怒って殴ろうとするハウリングスターだが、瞬間移動できるらしく全く当たらない。 タナトスはこれ以上、ドラゴンが汚染されることを望んでいなく、汚染源である人類を滅ぼすことに決めてしまったらしい。 「勝手なことを言ってくれますわね。頼んでもいないのに地球に来て、ドラゴンを汚染するから人間を滅ぼす!?横暴ですわ!!」 「地球は人類のものだと疑いもしない、そんな思いがドラゴンを汚染しているとどうして気づかないの?」 「残念だよ、ライナ」 タナトスは軌道を変え、このままでは地球に落下してしまうという危機に陥ってしまう。 ギオにトアの前に連れてこられたジンだが、ドラゴンの姿のままで会話が出来ない。 「どういうことだ?ギオ。トアは助かるんじゃなかったのか!?」 「トアは生きている。永遠に生き続ける、タナトスと一つになって」 「そんな…。これで…生きてるっていうのか…?ごめん、トア…こんなことになるなんて…。一緒にいたいと言ってくれたのに、俺…俺…」 そんなジンに斬りかかろうとするギオ。 「肉体という頚木から意識を解放するんだ、ジン。タナトスと融合しろ。そうすれば、時間からも空間からも解き放たれ、トアと解け合い一つになれる。永遠の時を過ごせるんだ。――恐れるな」 「怖いわけじゃない!!タナトスと一つになるってことは俺が俺でなくなるってことだろ!?トアがトアでなくなるってことだろ!?そんなこと…俺もトアも望んでない!!思い出せよ、俺とお前とトア…三人で隠れ家で暮らしたことを。三人一緒にいて、楽しかったろ?それは三人が別の存在だったからだ。お前の作った料理を俺は味が薄いと言ったけれど、トアはしょっぱいと言ったろ?」 「それがどうした?」 「同じものでも感じ方が違う、そう感じるんだよ!!風を肌で感じ、季節の匂いを嗅ぎ、働いたら汗をかき、風呂に入って眠る。それが…生きてるってことだろ!?」 「分かってるさ。だが、こうするほかにトアを生き延びさせる方法はないんだ」 『違うわ、ギオ。私達はそんなこと望んでないの!!』 トアの前にアーシムとガーネットが現れる。 「永遠の命がいらないとで言うのかい?」 「いらないわ。例え一瞬でもジンと一緒にいたいだけよ」 「一緒にいられるさ、僕達のようにね」 「死の恐怖に苛まれることなく、永遠に一緒なのだぞ?」 「死は恐れるものじゃない、人は死ぬからこそ生きている時が、好きな人と一緒にいられる一瞬一瞬が輝けるのよ。私は地球に来て、ジンとレゾナンスしてそれを知ったの」 「死が素晴らしいとでも言うのか?」 「いいえ、生きていることが素晴らしいのよ」 「トア、いやアルブムはアトルム、ラウムとともに卵の様子を見るために作り出されたドラゴンだ。目的を果たせばすぐにタナトスに帰るはずだった。勿論レゾナンスすることなく。だが…」 「あの事故が起きた」 「そう、そして三体とも人間とレゾナンスしてしまった…」 タナトスにとってトアは抜け落ちた髪の毛のようなものであるために、ギオは後継者となる代わりにもう一度融合して欲しいとマザーに頼み込んだのだ。 「ジン、タナトスと融合しろ。そうすればトアとずっと一緒にいられるんだ」 「嫌だ!!やっと分かったんだ、トアの気持ちが。一瞬でもいい、俺はトアに会いたい。共に生きて、同じ時を過ごせれば…」 だが、トアとタナトスとの融合が始まってしまう。 「俺はトアと…」 「私はジンと…」 「「一緒にいたい!!」」 抱き合うジンとトアはキスをする。 「興味深いね」 「マザーから生まれた一部がマザーの理解できないことを言う」 「それも全て、人間とのレゾナンス故…」 「マザーは考えを改められた」 「人間を滅ぼすのは止めだ。人間は融合するに足る生物だと判断された。マザーは人間全てと融合することをお望みだ」 タナトスは目覚めて巨大なドラゴンに変化し、空間が崩壊し始めたのでジンとトアはギオに乗り脱出する。 タナトスから無数のオストルムが放出され、ライナ達も出動する。 「止めはしません。あなたが決めたことなら」 「すまない…」 ノザキもキタジマに別れを告げて向かう。 「…ぅ…っ…」 「汚ねぇよ、ノザキ教授。これで勝ち目がなくなっちまったじゃねえか」 そしてジン達はもう一度タナトスと話そうとと引き帰すのだった――。 次回、「共鳴―永遠に響き合うように―」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
March 20, 2008 09:57:12 AM
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