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カテゴリ:機動戦士ガンダム00
機動戦士ガンダム00の第24話を見ました。
![]() ![]() 第24話 終わりなき詩 ガンダムマイスターに選ばれた刹那。 「年齢なんて関係ねえ、そうだろ?」 「あんたは?」 「コードネームはロックオン・ストラトス、成層圏の向こう側まで狙い撃つ男だ。お前もガンダムで世界を変えたいんだろ?」 「あぁ」 「俺もだよ、刹那」 刹那の悲痛な叫びが、宇宙に響く――。 「お嬢様、プトレマイオスから特別暗号通信が届きました」 「内容は?」 「国連軍擬似GNドライブ搭載MS部隊と戦闘を開始、以上です」 「そう、世界はどちらに傾くのかしら?国連か、彼らか――」 「貴様だ!!貴様が地上に降りたばかりに、戦力が分断された。答えろ!!」 「…!?」 「何故、彼が死ななければならない!?何故、彼が…」 「敵はまだいるのよ、泣き言という暇があったら手伝って」 ティエリアの頬を叩くスメラギ。 27機中、帰艦できたのはたった11機のGN-X。 「ガンダムの新たな能力…マネキン大佐、私は現宙域からの撤退を進言する。このままでは悪戯に兵を失うだけだ」 「私も同意見ですが、国連の司令部はこちらに増援を送ると言ってきています」 「増援だと!?まさか、GNドライブ搭載型がまだあるというのか!?」 「分かりません。到着次第、第二次攻撃を開始せよとの命令です」 生存者の乗るGN-Xが帰艦する。 『すみません、大佐。やられちゃいました』 「心配させおって、馬鹿者が…」 《羽根突きのガンダム…。私の脳量思波の影響を受けていなかった。次の戦いで決着をつける…!!私は完全体の超兵、出来損ないの被験体E-57に負けるわけにはいかない!!》 『スメラギ・李・ノリエガ、次の作戦プランを提示して下さい』 「まさか、戦おうというの!?」 『勿論です。敵の擬似GNドライブ搭載型を殲滅させれば、世界に対して我々の力を誇示することができ、計画を継続できる』 「リスクが大きすぎるわ。敵の援軍が来る可能性も」 『分かっています。ですが、これは私だけの気持ちではありません。マイスターの総意です』 「アレルヤと刹那も…?」 『頼みます』 「生き残る覚悟…」 ハロの映像を見た刹那はロックオンがサーシェスと戦っていたことを知る。 《あの男がロックオンを…!!命を投げ出して仇を討ったのか?ロックオン…。死の果てに神はいない》 『今になって思う、ソレスタルビーイングは、俺達は存在することに意義があるんじゃねえかってな』 《…!?存在すること…それは生きること。亡くなった者達の思いを背負い、世界と向き合う。神ではなく、俺が俺の意思で》 「そうすか、刹那達は戦う方を選らんだんすか」 「覚悟を決めておけよ」 「おっかねえの」 「でも、やるしかないのよね。何してるの?フェルト」 「手紙を」 「手紙?」 「うん、天国にいるパパとママ、それとロックオンに」 「縁起悪いな、遺書なんて」 「違うの、私は生き残るから…当分会えないから、ごめんなさいって。ロックオンと約束したから」 「守れよ、その約束」 「あ~ぁ、私も出そうかな、手紙」 「誰にです?」 「コロニーにいるママ、育ての親だけどね。いい思い出なんて何もないわ、逃げるように家を出て、ヴェーダに選ばれて…」 「いるだけいいさ」 「ホントホント」 「そういうリヒティは?」 「両親は機動エレベータの技術者だったんですけどね、ガキの頃の太陽光発電紛争であっさりっすよ」 「皆、色々あるんだ…」 「色々あるから、皆ソレスタルビーイングに参加したんすよ」 「そういや、こんな風にお互いのこと話したの初めてだな」 ロックオンへの手紙をデュナメスに持ってくるフェルト。 「刹那は手紙を送りたい人はいる?」 「いないな」 「そう、寂しいね」 「寂しいのはあいつだ。だからハロ、傍にいてやってくれ、ロックオン・ストラトスの傍に」 「いてあげて、ハロ」 国連軍の再攻撃が始まり、擬似太陽炉搭載の巨大モビルアーマが到着する。 乗っているアレハンドロは粒子ビームを放ち、プトレマイオスを大破させる。 迎撃に出る刹那達は強襲用コンテナとともにMAに突入するのだが、GNフィールドも使うMAに攻撃が効かなかった。 ソーマの前に現れたハレルヤが押すのだが、セルゲイがソーマを助ける。 それだけでなく、MAの放ったビームに、キュリオスも大破し、プトレマイオスは更にダメージを受けて、GNフィールドの展開も不可能になってしまう。 ティエリアはナドレでトランザムを発動させて戦うが、コーラサワーと相打ちになってしまう。 「まだだ…まだ死ねるか…。計画のためにも、そしてロックオンのためにも!!」 「フェルト、デュナメスの太陽炉に不具合があるわ。接続状況に問題があるみたい」 「そんなデータ…」 「急いで!!このままじゃやられる!!」 フェルトを強襲用コンテナに移動させたクリスティナ。 更なる攻撃がプトレマイオスを襲い、艦橋をビームが貫いてしまう。 「クリス!!」 リヒテンダールはクリスティナを庇う。 「大丈夫すよ…。親と一緒に巻き込まれて体の半分がこんな感じ…。生きているのか、死んでいるのか…」 「リヒティ…」 事故で半サイボーグだったリヒテンダール。 「馬鹿ね…すぐ近くにこんないい男いるじゃない…」 「ホントっすよ…」 「見る目ないね、あたし…」 「ホント…」 庇って死んでしまったリヒテンダールを抱きしめるクリスティナだったが、クリスティナも致命傷を負っていた。 「フェルト、いる…?」 『います』 「もうちょっとお洒落に気を使ってね。ロックオンの分まで生きてね…。お願い、世界を変えて…お願い――」 「忌々しいイオリア・シュヘンベルグの亡霊どもめ。この私、アレハンドロ。コーナーが貴様らを新世界への手向けにしてやろう!!」 「エクシア、刹那・F・セイエイ、目標を駆逐する!!」 次回、「刹那」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
March 22, 2008 08:06:31 PM
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