Yes!プリキュア5GoGo!の第9話を見ました。
第9話 名探偵こまち登場!
「ケーキ?」
「ナッツハウスの開店祝いにと思って」
「シロップも一緒に食べよ」
「大事な用があるってそんなことだったのか…」
「あれ?こまちさんは」
ナッツハウスの営業再開を祝って、
かれんがケーキを持参した。
こまちは推理小説に熱中しすぎて歩きながら読んでいた。
「歩きながら読んでると危ないぞ」
「皆揃ったし、とりあえずケーキ食べませんか?」
「そうね、そうしましょう」
八等分にして、食べる準備をしたり、お客への対応をしている間にケーキが忽然と消えてしまっていた。
「お茶が入りましたよ」
「『プリキュアの結束は固く、チームワークは抜群。揺るぎない強さを持っている』で、あなたはプリキュアを賛美しているのですか?」
エターナルでは
スコルプがプリキュアに関する報告を行っていた。
「い、いえ…書いてるうちにそんな風になってしまいまして…」
「書き直し」
廊下に出て溜息をつく
スコルプ。
「あ、見つけた。また叱られてたんですか?山本さん」
「誰がだ!!」
「いい加減しつこいですよね。はい、すぐそこのケーキ屋で買ってきたんですよ」
「お前、勤務中にこんなもん食べていいとでも…」
「もう少し気楽にやりましょうよ、スコルプさん」
ブンビーがケーキを買ってきたのだ。
「プリキュアだって人間です。あのチームワークが崩れる時はきっと来ますよ。ほら、肩の力を抜いてチャンスを待たなきゃ」
「あいつ、意外に大物かも…」
「俺はずっと店にいたが、怪しい奴は誰も入ってこなかった」
「つまり、外部の人間が持ち去ったってわけじゃないって事か」
「じゃあ、一体…!?」
「皆さん、御機嫌よう」
推理小説好きの
こまちが名探偵の衣装を着用して、空白の五分間に消えたケーキの謎を解こうとする。
外部の犯行でない以上、犯人は
のぞみ達の中にいるということになり、各自のアリバイの調査から始めるのだが、皆それぞれに1人になった時があって、お互いのアリバイを証明することができなかった。
ナッツハウスではお互いに疑心暗鬼になって険悪な雰囲気となってしまっていた。
「なぁ、もう止めないか?友達を疑うなんて哀しいことだよ。もうこんな意味のない醜い争いは終わりにしよう。いいかい?全員目を瞑って。そしてケーキを食べた人は手を上げて欲しい。僕にだけ正直に言ってくれたら、後はそれでいいじゃないか」
これで騒動は無事に落着かと思いきや、いきなりそんなことを言い出したことで逆に
ココが疑われてしまう。
「ココはあの時、何をしてたの?」
「正直に言いなさい」
「ぼ、僕はずっと自分の部屋でCDラジカセを探してたよ」
「それを証明できる人は?」
「べ、別にいません」
「証人がいないとアリバイは成立しないのよ」
「ココさん、犯人はあなたね!!」
「えぇ!?違うココ!!何でココが疑われなきゃいけないココ!?」
「何、ムキになってるの?」
「だって、ココはホントにやってないココ!!」
もう誰もお互いを信じられなくなった時、タイミング良く
ブンビーが現れるのだが、font color="olive">ブンビーの口に先ほどエターナルで食べたケーキのクリームが付いていたために、犯人は
ブンビーだと決めつけられてしまう。
冤罪で攻撃されかける
ブンビーは逃げようとするが、ホシイナーを放つ暇もなく、
うららがプリズムチェーンで動きを封じ、
こまちのエメラルドソーサーでぶっ飛ばされてしまう。
「本当に違うんだってばぁぁ!!」
ブンビーが犯人ではないことに
のぞみが気がつくが、そうすると真犯人は誰なのか、謎はまた振り出しに戻ってしまう。
そこへ
ミルクからの手紙が届くのだが、その手紙にケーキのクリームが付いていた。
「メルポ、ちょっと待て。そういえばお前、あの時急にいなくなったよな」
「ということはメルポさんが犯人?」
「でもお前、食べたりしないのに…。え、食べたんじゃなくて隠してた?」
ケーキを盗んだ犯人は
のぞみがケーキを切り分ける時に数に入れてもらえなかったメルポだった。
隠してたケーキを早速、メルポに出してもらうと八等分のうちの一つがなくなっており、ケーキの魅力に耐えきれずに味見として
のぞみが一足先にケーキを食べていたのだった。
ローズパクトから出た種を育てていたミルクだったが、その種が遂に青い薔薇の花を咲かすのだった。
次回、「出た!青いバラの力!」