あまつきの第6話を見ました。
第六夜 澪標
助けを求める妖を追っていた
露草は、付近の情報に詳しい平八と出会い、中村屋の一件を知る。
一方、
鴇時は庭の隅で泣いていた
真朱から、
銀朱の呪いを解いてほしいと頼まれる。
「姫様を…姫様を助けて…っ…さっき助けたみたいに呪いを解いて」
「俺が銀朱さんの呪いを?」
「お前にしか助けられない。姫様は何も悪くない、姫様は守ってくれたの」
しかし、「白紙の者」の力を自ら使おうとしても思い通りにならない。
それでも真朱のために何かできることはないかと考えた
鴇時は、
梵天の名を呼ぶ。
「無茶苦茶なことをするね、君は」
「直接、会うのははじめまして、かな」
「そうなるかな」
「なんたること!!こんな場所に呼び込むとは、殺す気であるか!?」
「落ち着け、空五倍子。しかし、驚いたな。敵の本拠地ど真ん中に結界を破壊してまで呼び込まれるとはね」
「結界?」
「何だ、やっぱり結界があったことも知らなかったのか?…で、わざわざ呼び込んで何の用かな?」
「姫の呪いを解きたい。原因を教えてくれ」
「断る」
「嘘つき!!」
「そんなくだらない発言のために俺を呼んだのかい?俺は君の百科事典じゃないぞ。言ったろ、俺を選ぶのなら全て教えると。まだ君は誰も選んでない、君が選ばないなら俺も与えない。俺はこの世界が気に入っている。敵になるなら、容赦しないよ」
空五倍子に「妖なんかいなくなれ」と石を投げつける
真珠。
「今の巫女の姿を人というのなら、 化けものなどどこにもおらぬ。我々から見れば人こそが卑怯者の化け物であるぞ」
梵天は用事があるから帰ると言うものの、呪いの正体が知りたいのなら、これから行く所に付いて来るように言ってくれる。
「日本橋で狐が泣いている。俺を信用するなら、そこでまた会おう。目的を果たしたその時はもう一度姫と俺のどちらに付くか、考えてみるんだね。その結果、姫に付くというのなら、こんな風に俺を利用せず、自力で勝手にやっていくといい」
結界の中に
梵天を呼び込んだことを注意された
鴇時。
紺が残り、
朽葉、鶴梅も
真朱や
鴇時に付いて行くことになるのだった。
次回、「暁降ち」
あまつき 豪華版DVD第一巻