マクロスFの第11話を見ました。

第11話 ミッシング・バースデー
ランカは映画の公開後、一躍、時の人になっていた。
「シンデレラね、まさに」
「おやおや、少々棘のある物言いだね」
「あら、何のことかしら?」
「いずれ12時の鐘が鳴ったら魔法は解ける」
「違うわ。あの子はガラスの靴を見つけたのよ、きっと」
「君は履き損なった」
「履けなかったんじゃなくて、履かなかったの」
仕事が忙しく、ファーストライブ開催も決まった
ランカは
アルトに状況をメールする。
ルカはガリア4のことを調べ、
シェリルはそこに慰問に行くことになっていた。
「慰問なんて珍しいな。この前やったドキュメンタリーの第2弾?」
「さぁな」
「あ、あれビックリでしたよね。アルト先輩とか出まくりだし、僕も結構映ってて兄や弟達に羨ましがられました」
「何抜かしてんだよ。お前ん家の兄貴達、経済誌に出まくりだろうが」
アルトのもとに歌舞伎の兄弟子・矢三郎がやってきた。
矢三郎は
アルトの父、嵐蔵が倒れたことを彼に告げ、家に戻るよう促す。
一方、そんな事情を知るよしもない
ランカと
シェリルは、それぞれ
アルトの誕生日祝いを計画していた。
ガリア4にギャラクシーの生き残りがいるらしく、
シェリルは仕事疲れで発熱していたものの、
グレースからそのことを聞き、行く気になっていた。
「聞かせるべきじゃなかったわ。安全だって保証されるわけじゃないし」
「何度も言わせないで。行くわ」
「なら、ちゃんと薬飲んでもらわないと困ります」
「これくらい、気合で治してみせるわ」
レオンは
シェリルがガリア4に行くことを知る。

「遠路遥々ご苦労なことだね。フォールド断層さえなければ一瞬で飛べる距離なのに」
「第33海兵部隊?何故そのようなことを聞く」
「今度、慰問公演が行われることになったの。大尉なら詳しいかと思って」
「慰問か。確かに連中ならそんなこと言い出しかねんな」
キャサリンは
クランから、第33海兵部隊は大戦の折に真っ先に人類の味方になった者の末裔と大戦後に仕方なく人類に下った者の末裔が睨み合っていて、鼻つまみ者だと教えてもらう。
ナナセからの連絡で、
ランカは
アルトと
シェリルが仲の良い関係だと聞く。
――ナナちゃん、いきなりすぎだよ。私、アルトくんのこと…
アルトに電話をかけるも、留守電だったために、誕生日に渡したいものがあることを告げ、丘で待っているとメッセージを残す。
アルトは、誕生日に嵐蔵のところに顔を見せれば、勘当を解くと約束を取り付けたと矢三郎に言われ、考え中のところに
シェリルがやって来る。
アルトは
シェリルに呼び出されていたのだ。
「あんたにプレゼントをあげようと思って。ねぇ、アルト。あなた、空を飛んでみたくない?どこまでも続く本物の空を」
ランカは社長から2時間だけ時間を貰って丘へ急ぐが、そこにいたのは
アルトからの頼みで来ていた
ミシェルだった。
その頃、
アルトは
シェリルの護衛としてガリア4へ向かっていた。

――人は叶わぬから夢を見るのか…叶わぬから夢なのか…
「お見事、ここまではあなたのシナリオ通りだ」
『今後も事態は予定通り進む』
「期待していますよ」
『あぁ。折ってまた連絡する』
ブレラの乗るバルキリーも出撃するのだった。
「アルトくん、ハッピーバースデー」
一人残った
ランカは初めて自分の作ってきたクッキーを食べると苦かった。
次回、「ファステスト・デリバリー」

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