ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~の第3話を見ました。
第3話 英雄のおかえり
ルイズ達が森で出会った少女は捜していた
ティファニアだった。
彼女を連れてトリステイン王国へ戻った一行は
アンリエッタに謁見する。

「サイトさん、今度こそシュバリエの位を受けて下さいますね?」
「……」
「それより姫様、こちらがお探しのティファニアです」
女王の御前であるにもかかわらず帽子を脱ごうとしない
ティファニアを
ルイズは怪しむ。
「ごめんなさい、私…」
ティファニアが帽子を脱ぐと、エルフであることが判明する。
「あんた、エルフだったのね!?」
「あ、あの…隠すつもりじゃ…。やっぱり怖いですよね、嫌ですよね、エルフなんて」
「何か事情がおありのようね。聞かせて下さいますか?」
今まで人前に出てこなかったのは亡くなった母の言い付けで、ハーフエルフの
ティファニアの母はアルビオンの大公の側室だったらしい。
「私はエルフというだけであなたを嫌ったりはしませんわ。ティファニア、あなたはサイトさんの命を救って下さった恩人です。安心して下さい、此処トリスティン王国では私が後ろ盾となりましょう」
「陛下ありがとうございます。感謝の言葉もありません」
心臓の止まった
才人を母の形見の指輪で救った
ティファニアだったが、魔法を使えることは
アンリエッタには言えなかった。
しかし、
才人にだけは魔法が使えることを明かす。

シュヴァリエの位を受ける
才人は
アンリエッタの正式な騎士となった。
「ご主人様、失礼致します」
「ご主人様!?」
「ちょっと待って、何であんたのご主人様がサイトなのよ!?」

「女王陛下のご命令ですわ」
「そ、そ、そ、そ、そんな…!?陛下!!」
「あら、私は仲良しのシエスタさんがいいんじゃないかって思って」
「いいですけど…ご配慮に感謝しますわ」
「私も心よりお礼を申し上げます」
「それではこれで堅苦しい儀式は終わりです。学院までは飛龍を用意させましょう」
学院に戻る
才人は熱心に
ティファニアを誘うが、いろんな背景もあり躊躇していた。
「サイト、随分彼女にご執心ね。あなたは私の使い魔なのよ、分かってるでしょうね」
「だって、か弱い女性を守るのは騎士の務めだろ」
「女王陛下にお仕えするのがシュバリエの役目です」
「あ、あの、私のことで喧嘩しないで下さい。もしも、本当にサイトさんが守って下さるなら学院に…」
「いいえ、来なくて結構。サイト、学院に戻るわよ」
学院に戻ると大歓迎で迎えられた
才人と
ルイズ。
「一体、何の騒ぎだよ」
「君がシュバリエになったお祝いだよ。今朝早く王宮から緊急連絡が来て、できる限り賑やかにお祝いしろとの女王陛下直々のお達しなのさ」

「お祝いって…」
「じゃあ、オンディーヌ騎士隊のことも知らないのかい?もっとも僕らも今朝まで知らなかったがな」
才人の騎士隊オンディーヌが男子生徒で結成されており、
ギーシュが騎士長、
才人が副隊長になっていた。
次回、「噂の編入生」
ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~ Vol.1
http://summergosummercome.blog59.fc2.com/blog-entry-352.html
http://takaoadventure.blog98.fc2.com/blog-entry-632.html