マクロスFの第19話を見ました。
第19話 トライアングラー
アルトは早乙女の屋敷を訪れ、ばれないように侵入するのだが新三郎に見つかってしまう。

「お待ちしていましたよ、アルトさん。戻ってくれて嬉しいですよ」
「戻ってきたわけじゃない」
「同じことです。理由はどうあれ、二度と近づかぬと誓ったこのお屋敷の敷居を跨いだのですから」
「くっ…」
ランカが飼っていたペットのあい君が突然いなくなってしまい、アイモ記念日のパレードを抜け出して捜しに出かける。
ランカは
ブレラに手伝いを頼み、一緒にあい君を捜索する。

「何しに来たの?」
「何ってその…お前、体の具合は?」
「見ての通り、ピンピンしてるわよ。で、私に何の用?」
シェリルは見舞いに訪れた
アルトに、もう歌わないと告げる。

「歌じゃ、もうやりたいこと大体やっちゃったし、飽きちゃったのよ。だから今度は違うことしてみようかな」
「待てよ。お前、言ってたよな?自分は幸運だけであそこまで行ったんじゃない、努力して努力して頑張って自分で運命掴み取ったんだって。俺もランカもあの時…」
「嘘よ、あれは嘘。あの頃は私が私自身に嘘ついてたの」
「ふざけんなよ!!お前は銀河の妖精、シェリル・ノームじゃなかったのかよ!?」
「そうよ、私はシェリル・ノームよ。歌おうが歌わまいが、私は…っ…」
「今日、美星でランカのライブがある。スタントで俺も飛ぶ、必ず来い」
グレイスは、ディメンションイーターを小型化した新型弾・DME弾を製造し、レオンに報告していた。
そして、レオンはこれからが本当の祭りだとニヤリとするのだった。
シェリルは矢三郎から
アルトの母親のことを聞かされ、舞台を一度経験したら、甘美な毒なので忘れられるものではないと話す。
何のため誰のために歌っているのか、と
ブレラに問われた
ランカ。
歌うことに疑問を感じ始めていた
ランカは、そのひと言をきっかけに、自分の本当の気持ちに気づく。
――私、皆に伝えたいってそう思ってた。ずっと思い込んでた。でも…でも、本当は…確かめなくちゃ!!

美星で
ランカのライブが始まり、
アルト達はスタントを担当し、空に”RANKA”の文字を描く。
シェリルはこっそりと聞きに来ていたが、帰ろうとするも、
クランが逃げるなと呼び止める。
ミシェルは
アルトに忠告する。
「鈍いのは罪だぜ、そろそろ答え出せよな」

「何がだよ?」
「とぼけんなよ。いくらお前でも流石に気付いてんだろ?この歌もさっきの歌も…ランカちゃんはお前に向けてお前のためだけに歌っているんだ」
「そんなこと…」
「シェリルもだ。今、あの子は辛い状況にある。でも、それが分かった時あの子は真っ先にお前を気にして…!!」
「お前、何を知ってる?あいつに何が…!?お前みたいな三股四股野郎に女のことで説教されるとはな」
「俺は臆病なんでね。人間なんざいつ死んじまうか分からない。特に俺達はパイロットだからな、付き合うのは割り切った相手だけさ。本気になるのもさせるのもおっかなくてな。でも、お前は違うだろ?」
そこに
クランが
シェリルを連れてきていた。
その頃、
ルカは
ナナセの描いたあい君の絵を見て、バジュラの幼生だと気付く。
真相に気付いた
キャサリンと
オズマはクーデターを企んでいたレオンを告発しようとするが、既にハワードが狙撃対象になっていた。
ランカは自分の気持ちを伝えに
アルトのところへ急ぐのだが、
アルトと
シェリルが抱き合っているのを目撃してしまうのだった。

「嘘…」
「ランカ…」
次回、「ダイアモンド・クレバス」
マクロスF O・S・T・2(仮)


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