コードギアス反逆のルルーシュR2の第19話を見ました。
TURN19 裏切り
エリア11における黒の騎士団とブリタニア帝国軍のトウキョウ租界の決戦は多くの犠牲者を出してしまった。
「そんな…こんなことって…みんな、みんな…」
「僕が…やったのか…!?」
「この兵器をもう一度使われたら黒の騎士団は壊滅する…」
『藤堂、私だ。全軍トウキョウ租界に降下しろ。ナナリーを探すんだ!!』
「ま、待て、朝比奈がやられた。他にも多くの犠牲が…」
『知ったものか、そんなもの!!ナナリーを探せ、最優先だ。全軍でナナリーを探し出すんだ!!』
――このゼロは…
その混乱を突くかの如く、そのイカルガにブリタニアの特使・
シュナイゼルが訪れ、捕虜として捕まっていたが脱出した
コーネリアと再会する。
その頃、
ルルーシュは
ロロに
C.C.のいる部屋に連れて行く。
「兄さんには僕がいるよ。今までだって僕ら二人だけでやって来たじゃないか」
ロロの携帯のストラップは、
ナナリーのために誕生日プレゼントだったはずのものだった。
「お前なんかがナナリーの代わりになるものか!!この偽物め!!まだ気付かないのか、俺はお前が嫌いなんだよ、大嫌いなんだよ!!何度も殺そうとして殺し損ねただけだ」
「兄さん…」
「出て行け、二度と俺の前に姿を見せるな。出て行け!!」
シュナイゼルは
コーネリアらとともに
藤堂や
ディートハルト、玉城、千葉とともに会談していた。
そこで
シュナイゼルはゼロの正体が元第11皇子
ルルーシュであること、ギアスのことを明かす。
「彼が言った通りだ。ゼロの正体はブリタニアの元皇子ルルーシュ、ギアスという力で人を操るペテン師だ。ゼロはずっと俺達を騙していたんだ。ずっと俺達を駒として」
扇と
ヴィレッタが現れても、反論する玉城や、これまでの奇跡がゼロによるもので、ギアスがあればブリタニアにも対抗できると言う
ディートハルト。
「その力が敵に対してだけ使われるものならな」
「そうだ。奴は実の妹であるユーフェミアを操って、特区日本に集まったイレブンを虐殺させた」
「ドあほ!!ゼロは正義なんだよ!!そんなこと…」
「証拠ならあります」
枢木神社で
スザクと話していたこと、ギアスをかけられた疑いのある人物の資料まで出てきてしまう。
「皆さん、私の弟を、ゼロを引き渡して頂けますね?」
ルルーシュを
シュナイゼルに引き渡すという条件に、
扇は日本を要望するのだった。
カレンはゼロの部屋に入り、
ルルーシュに
扇が四号倉庫に来てほしいと言っていたと用件を伝えにやって来るのだが、そこで
C.C.が記憶を失ったことを知る。
――C.C.がいない、ナナリーもいなくなった。じゃ、ルルーシュは…?
四号倉庫で
ルルーシュは黒の騎士団に囲まれるが、
ロロは
ルルーシュを助けに現れる。
「カレン、君は生きろ…」
「…!?」
ロロは何度も広範囲にギアスを使って
ルルーシュを助けようとする。
「ロロ、これ以上はお前の心臓が持たない。もういいんだ、ロロ。俺はもう…」
「ダメだよ、兄さん。だって…僕はずっと誰かの道具だった。僕は教団の道具で、その次は兄さんの…。確かに僕は兄さんに使われていただけなのかもしれない。でも、あの時間だけは本物だった。あの思い出のお陰でようやく僕は人間になれた。だから、もう…僕は…僕は…道具じゃない、これは僕の意思なんだから!!」
「ロロ、どうして俺を助けた?」
「兄さんは嘘つきだから…。嘘、だよね…?僕を殺そうとしたなんて…僕が、嫌いなんて…」
「そうか、すっかり見抜かれてるな。流石は俺の弟だ」
「そう、だよ…。僕は兄さんのことなら何でも分かる…」
「あぁ、そうだよ。お前の兄は嘘つきなんだ」
ルルーシュは
ロロに最後の嘘をついた。
「我が父・シャルル・ジ・ブリタニアよ、俺の地獄への道行きにはお前も来てもらう。それが…!!」
次回、「皇帝 失格」

コードギアス反逆のルルーシュR2 Sound Episode3
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