マクロスFの第21話を見ました。
第21話 蒼のエーテル
レオンはバトルフロンティアを出航させるように命令し、更に大統領の死亡が確認され、それがバジュラの仕業によるものだと説明する。
「急いで。彼がもし権力を掌握したら全てが…」
オズマと
キャサリンが急ぐも時既に遅く、バトルフロンティアが出向してしまう。

「さぁ…僕のターンだ」
アルト、
ルカ、
ランカの3人はアイランド3へ向かう。
怒りの
クランが攻撃を開始するのだった。
マクロスクォーターのピンチを救いに現れたバトルフロンティアがバジュラを撃退していく。
ルカは“リトルガール”というフォールド爆弾を見せ、バジュラを一箇所に集め殲滅させようとする計画を話す。
「ルカ、まさか…!?おいルカ、貴様…!!」
「僕は決めたんです。絶対に守るって。なのに…」

「だからってランカを囮にしようなんて…!!」
「死んだんですよ、ミシェル先輩が!!船だってボロボロ…生態系だって滅茶苦茶だ!!…っこれ以上被害を受けたらフロンティアはおしまいなんです!!これはもう生存をかけた戦いなんですよ、僕らかバジュラかの」
「…!?」
バジュラとの戦いが続く中、ある者は愛する人を失い、またある者は憎しみを増大させていた。
そんな人々の思いを紛らすためだけの歌う道具になることを嫌った
ランカは、一大決心をするのだった。
「歌うよ…あたし。皆のために…」
ブレラが現れ、歌いたくなければ歌わなくていいと言う。
「ひどいよ、ブレラさん…どうしてそんなこと言うの!?…ぅ…」

「歌はお前の心だ、それはお前だけのものだから…」
それでも
ランカは歌うことを止めない。
「伝えたかった…たった一人の人。その人には届かなかった歌だけど、これがそのたった一人の望みだから…」
アイランド1のバジュラがアイランド3に移動を開始する。
ランカを脱出させ、アイランド3を切り離し、爆発させる。
「ごめんね…」

「お前はよくやったさ。ありがとう、ランカ」
犠牲者の葬儀で
レオンは演説をしていた。
そして、
ランカには
オズマが行方不明だと伝える。
「お辛いとは思いますが歌って下さいますね?追悼と明日への希望の歌を。我々がバジュラとの戦いに勝利し、生き残るために」
「ごめん、なさい…ごめんなさい…もう歌えません!!」
「もう嫌だよ…どうしてあたしなの…!?どうしてあたしの歌、バジュラ達に…」
逃げ出した
ランカのもとに成長したあい君が現れ、脱皮してしまう。

夜中の3時に
ランカに呼び出された
アルトは紙飛行機の折り方を教える。
「ねぇ、聞いてもいい?どうしてアルトくんは空を飛ぼうと思ったの?」
「それは…俺のお袋は体が弱くていつも空ばかり見てる人だった…。俺も一緒に見てて、そんな時お袋が言ったんだ。本物の空が見たいって」
「本物?」

「あぁ、青く果てしなく続く水平線と白い雲…。そんな本物の自由な空。おとぎ話みたいだったよ、この船で生まれた俺にとっては」
「素敵だね」
「ありがとう、ランカ」
紙飛行機が完成し、
ランカはそれを飛ばすのだが、そこにバジュラになったあい君が現れ、
アルトが銃を向ける。
「やめて、アルトくん!!」
「何で止める!?そいつはバジュラなんだぞ!!ミシェルを殺した!!」

「でも、この子じゃないよ。この子はまだ脱皮したばかりで何も悪いことしてないじゃない!!なのに殺すの!?」
「バジュラがいる限り空は戦場になる。俺達が生き残るにはこいつらを殺すしかないんだ!!」
駆けつけた
ブレラが
アルトをぶっ飛ばし、
ランカに、お前の望みを言えと言う。

「あたし、最近、少しずつだけど昔のこと思い出してるんだ。怖いけど、でもきっとあたしが知らなくちゃいけないんだってそんな気がして…。だからあたし、行くね」
「行くって!?」
「せめてこの子だけでも仲間の元に返してあげたいの」
ランカは
ブレラのVF-27に乗り込む。
「ホントはね…アルトくんと行きたかった…ずっと一緒にいたかったよ!!」
「ランカ…」

「アルトくん…さよなら。大好きでした」
「行くな、ランカ!!」
アルトの叫びは届かず、
ランカは
ブレラとともに飛び去って行くのだった。
次回、「ノーザン・クロス」
マクロスF O・S・T・2(仮)

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