マクロスFの第22話を見ました。
第22話 ノーザン・クロス
『私も驚いたわ。彼が使命を忘れ、あんな行動に出るなんて。ギャラクシーを失って行き場を失っていた私達と手を組んでくれた恩は忘れていないつもりよ。信じて、新大統領閣下』

フロンティアは根本的な解決策がない限りもって3ヶ月となっていた。
「潮時ね。せいぜいその椅子の座り心地を楽しむといいわ」
アルトは半径100km圏内のフォールド波を封じ、新型弾頭とVF-171EXの情報を他の個体に知らせないようとバジュラを倒していた。
MDE弾はバジュラの死骸から抽出したフォールド鉱石の微粒子を使用しており、効果抜群だった。
ナナセは未だ目覚めずにいた。
「暫くはこのままの方がいいのかもしれない」
「何!?」

「だって何て言えばいいんです?ランカさんのこと。あなたの大好きだったランカさんは僕らを裏切ってバジュラを逃がすために行ってしまったなんて…」
「簡単な話さ。ナナセが目覚める前にカタをつけて、あいつを連れ戻せばいい」
「勝ちましょう、バジュラに」
シェリルが再び歌い出したとのニュースが流れ始め、
シェリルの歌からフォールド波が検出される。
その頃、
ボビーは
オズマと
キャサリンを見つける。
クランは
アルトに、自分達のようにはなって欲しくないと言い、
シェリルの病気のことを話してしまう。
オズマと
キャサリンは艦長に大統領暗殺のことを話すのだった。
そして
オズマには
ランカから手紙が残されていた。
そこには、記憶をだいぶ取り戻し、11年目の真実を確かめに行くと書かれていた。

「選んだんだな…自分の道を」
ビルラーから連絡があり、S.N.Sは解体され、新統合軍に編入されることになると艦長が告げる。
レオンから呼び出された
シェリルは
ルカからV型感染症のことを聞き、ごく初期なら血清で治療出来るが、それ以上を過ぎると手の施しようがないと言われる。
「楽しい?お前は死ぬんだってわざわざ難しい言葉で説明するの」
「…!?」
「でも、その状態になったからこそ、初めて可能になることがあるんです」
歌が微弱なフォールド波を発しており、イヤリングが増幅してくたと推測し、
シェリルは
レオンから歌ってくれるように依頼される。
シェリルが早乙女家に帰ってくると、そこには
アルトがいた。
「アルト…」
だが、
シェリルはそのまま倒れてしまう。
シェリルが目を覚ますと、もういいんだと告げる
アルト。
「聞いたのね…。そっか、あんたにだけは知られたくなかったの。何でだろ、病気のことが分かった時、真っ先にそう思ったの」

「もういい…もう無理して笑わなくていい。歌わなくていいんだ、シェリル」
「嫌よ!!私は歌うわ!!私にはもう歌しかないの!!それだけが私の生きた証なのよ!!だから…私は…っ…」
アルトは
シェリルを抱き締める。

「でも怖いの…怖くて寂しくて。変よね、私はシェリル…シェリルとして生きるって決めたのに…」
「俺がいてやる!!お前が歌うなら、その最後の瞬間まで俺はお前の傍にいる」
「…ぅ…アルト…。アルト…あたしに勇気を頂戴。ずっと歌い続ける勇気を」
レオンは聖戦に勝つと演説をする。
オズマと
キャサリンのメールに艦の運行には差し支えがない7割が集まる。
兵隊から海賊へ鞍替えし、最初の獲物はマクロスクォーターだと艦を奪って旅立つのだった。
シェリルは演説会場に呼ばれ、歌うことになる。
マクロスクォーターをバトルフロンティアが追撃し、
ルカが大統領命令により警告する。
そこには
アルトの姿もあり、戦闘が開始される。
ルカのピンチを
アルトが助け、
オズマに問いかける。
「何でだよ!?そうしてあんたは…!?」
「相変わらず融通の利かん奴め。だから巻き込めないんだよ、お前は」
「ちゃんと答えろよ!!」
「気に喰わんトップのために血を流すのは趣味じゃなくてな。俺の大事な女達を守るには、これがベストのやり方なのさ」

「女って…それが大人の言うことかよ!!」
「悪いが、俺は大人じゃなくて漢なんだよ。お前こそ、ただ流されてるんじゃないのか、状況に、その時々の感情に!!早乙女アルト、お前の翼は何のためにある!?」
相討ちで、
オズマは帰艦することになるが、去り際に
アルトに告げる。
「アルト、ランカは自分の道を選んだ。俺も俺自身の道を選ぶ。お前はどこに行く?」
ブレラと
ランカは目的地に到着する。
その様子を知った
グレイスは真の女王が住まう惑星、”宝島”だと喜ぶのだった。
次回、「トゥルー・ビギン」
マクロスF O・S・T・2(仮)

http://danceofeternity.blog76.fc2.com/blog-entry-1262.html