セキレイの第11話を見ました。
第十一羽 鶺鴒紋消失
「北エリア、複数の葦牙とセキレイが不穏な動き」
「そう、北エリアね」

「緋が向かってる」
「緋一人が楽しんじゃっていいんだ?」
「自分も…行く」
「あぁ、それがいい」
「ねぇ、懲罰部隊ってさ、僕が葦牙になる前からあったの?」

「あったよ。二人きりだったけどね、縁のセキレイ…No.08・結女」
「そのもう一人のセキレイってやっぱ強かったの?懲罰部隊なくらいだし…」
「強かったよ」

「じゃあ、死んじゃって残念だったね」
「あぁ、残念だよ、ホントに。あの人はこの手で殺すはずだったのに…。今夜むーちゃんは生き延びられるかな…?」
いよいよ、
久能と
ハルカの脱出計画を実行する時が来た。
皆人達の作戦は、
松がM・B・Iの監視衛星をハッキングし、
草野が敵を攪乱、その隙に
瀬尾達がしばらく復旧できないくらいに変電所を襲って電車を止め、線路を歩いて封鎖の突破を試みるものだった。

だが、
松が監視衛星を押さえておくのは1時間が限界なため、その間に2人を脱出させなければならない。
計画は順調に進んでいるように見えたが、県境まであと少しというところで、
皆人のインカムに
松からの逃げろという声が届く。
『おそらくM・B・Iはこの計画を把握してたです!!」
「クーちゃん!!」
計画を察知していたM・B・Iが動き出し、
草野が取り残されてしまう。
危険があっても助けに行くという
皆人。
『無茶はやめるです』
「クーちゃんをこのまま見捨てて逃げられないよ」
『でももし懲罰部隊がいたら…葦牙でも容赦なく殺されるですよ』
「それでも行かなきゃ…!!俺、クーちゃんと約束したんだ。だから俺、行かなきゃ…ごめん」

『汝とて、このようなとこに篭ったきり。結局あの戦わずと同じではないか!!』
松は、
月海に言われた言葉を思い出していた。
『作戦変更です。四人はそのまま鉄橋に向かって下さいです。』
「え、どういうこと…?」
『草野たんは松に任せるです!!』
「草野たんは必ずこの松が助けるです!!皆たんが、ヘタレの皆たんが命をかけて頑張ってるです。たまには松も体を張ろうってもんですよ!!」

「…!?」
松はバイクに乗り込んで、
草野を救出に向かい、
草野ととも反撃に出てに暴れるのだった。
この隙に鉄橋を渡ろうとする
皆人と
ハルカ達。
しかしその前に、懲罰部隊の蒼い鶺鴒「
灰翅」と、緋い鶺鴒「
紅翼」が立ちはだかる。
「嫌だな、君達、どこへ行くつもり?こっから先は帝都の外だよ。足抜けしようとする子にはキツ~イお仕置きをしてあげなくちゃね」

「懲罰部隊No.104・灰翅」
「同じくNo.105・紅翼」
紅翼が
結と戦闘に入り、
久能の方には
">灰翅が攻撃してくる。
脱出作戦に手を貸さず出雲荘にいて、考え込んでいた月海に美哉は話しかける。
「月海さん、あなたは佐橋さんと添い遂げるために最強を目指すんでしょ?松さん、クーちゃんも手段こそ違え、佐橋さんの妻であろうとする気持ち、大切な人のために何かしたいという気持ちはあなたと全く同じはず。このままだと、先越されちゃいますよ」
「我は己が目指す鶺鴒たらんとするがあまり、一番大事なものを見失っておったようじゃ…。皆人…正妻は我ぞ!!大家殿、我は行く」
「はい、お気をつけて」
「契りを交わす前から未亡人にされてはかなわん」
懲罰部隊の紅翼の攻撃で皆人が崩れた鉄橋から落ちかけ、気をそがれた隙に攻撃を受ける結は鶺鴒紋が消滅してしまうのだった…。
「結ちゃん…結ちゃん、返事して!!まさか…そんな…!?結ちゃぁぁぁぁん!!」

次回、「縁ノ鶺鴒」







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