とらドラ!の第2話を見ました。




第2話 竜児と大河
「おかわり!!」
「おう…ってそうじゃねえだろ!!何でお前は俺ん家で朝飯食うようになってんだよ?つか、何普通に受け入れてんだよ」

「別にぃ。大河ちゃん、小っちゃいから省スペースだし、それにみんなで食べた方が美味しいし」
「さっさとよそいなさいよ」
大河は
竜児の家で朝食を食べるようになり、3合炊いたご飯もなくなってしまう。
そして、インコはストレスで禿げ始めてしまう。
「うっさいなぁ、駄犬」
「ってお前また!?弁当返せ、俺の優しい気持ちごと返せ!!」
「黙れ、そして腐れ」
弁当まで作ってあげた
竜児は
大河から、
北村との仲を取り持って欲しいと言われる。

登校途中で
実乃梨に会い、2人が2ショット登校するような仲だと思われてしまうも偶然会っただけだと
大河に説明されて共に行ってしまう。
『成程、櫛枝と上手くいきたければまず逢坂と北村を…上等じゃねえか』
「逢坂、組もうぜ」
「はいはい、組みましょう、高須くん」

体育の時間に作戦を決行しようとパス練習の時にペアを組むのだが、
北村に気を取られて余所見をしていた
大河にボールを当ててしまう
竜児。
大河は家庭科の時間に作った手作りクッキーを渡そうとしていたのだが、足を滑らせ、階段から落ちてしまい
竜児に助けられるも結局、
北村にはクッキーが渡せなかった。

「もしかして、あたしってドジなのかな…?」
「自覚なかったのか…」
「ラブレター書けば入れるカバン間違えるし、殴り込みかければお腹空いて倒れちゃうし、バスケすれば顔面にボール喰らうし、クッキー渡そうとすれば転ぶし落ちるし落とすし…」
「ほらほら、まだあるだろ?ラブレターの中身の入れ忘れとか」
「そうだった…」
竜児は粉々になったクッキーを全部平らげて美味いと言って元気づけようとするのだが、そんな2人の様子を誰かに見られてしまう。
実乃梨に呼び出された
竜児は
大河のことをよろしくと言われ、そこにいた
北村も祝福の拍手をしたために
大河は気絶してしまう。
「悪かったわね、あたしがあんたん家に押しかけたせいでみのりんに誤解されちゃった…」
「いや、それは…」
「居心地良かったんだ、あんたん家…。親と折り合いが悪くて、こんな家出ていきたいって言えばあのマンションあてがわれちゃった。そういう親だって分かってたのに…」
悩んでいるのを、何で誰も分かってくれないんだろう、皆知ってくれないんだろうと怒り、2人で電柱を蹴って、ストレス発散するのだった。
そして、
大河は明日、
北村に告白することを決意する。
「犬の奉仕はもうおしまい。明日からのあたし達は家が隣同士の同級生、ただそれだけ。バイバイ、高須くん…」
学校に行くと、
大河は
竜児とのことを、きちんと知ってもらうためにクラスメイトを怒っていた。
竜児は
大河の告白現場に遭遇してしまう。

「ちょっと待った。なんとなくだが、話の流れが見えるような気がするぞ。しかしその前に一つ確認させてくれ。お前は高須と付き合ってるんじゃないのか?」
「それはみのりんの誤解なの…高須くんとは何でもなくて…」
「高須のことが好きなんじゃないのか?」
「そんなんじゃ…高須くんとはただ家が近所なだけで…。好きとか全然そんなんじゃなくて…」
「なら嫌いか?」
「嫌いじゃない…でも違うの、そんなんじゃなくて。あのね…高須くんはその…そう、チャーハン。竜児はあたしに美味しいチャーハンを作ってくれたの、励ましてくれたの。嘘ついてまで元気づけてくれて、一緒にいてくれて…竜児がいたから、竜児がいてくれたから…だから今だってこうして勇気を出せる。あたしは北村くんが好き!!」
「そうか、大丈夫。お前の気持ちは正しく伝わったと思う。覚えてるか?逢坂。1年前のこと。お前はあの頃よりずっと面白い顔をするようになった。高須と一緒にいる時のお前は面白い顔をしていた。高須は凄くいい奴だ、そして高須をさっきみたいに思える逢坂は本当に素敵な女子だと思う。兎に角、高須と仲良くなったのは本当で安心したぞ。大丈夫、俺達きっと凄くいい友達になれる」
告白したものの、撃沈した
大河のもとに
竜児がやって来る。
「泣くかと思った」
「あんた…み、み、見てたの!?」
「わざとじゃない。それよりどうする?」
「帰る」
「そっか…じゃあ飯作ってやる。どうせ朝飯まだだろ?つうか昨夜はちゃんと食ったのか?」
「やめてよ、そんなことしたらまた誤解される。もういいんだってばそういうのはもう!!」
「俺だって分かんねえよ。けど、放っとけねえんだよ!!」
「だからもういいって!!あんたはもうあたしの犬じゃないんだから!!」
「そうか、そう俺は犬じゃない、竜だ。だからお前の傍にいられるんだ。あい…大河!!」
「大河ってあんた…」
「虎と並び立つものは昔から竜と決まってる、俺は竜になる。そんでもって竜として大河の傍らに居続ける」
大河は竜でもいいから傍にいるならもう一度アタックするために手伝うように言い、
竜児から名前で呼ばれたことを嬉しがるのだった。
次回、「君の歌」
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