鉄のラインバレルの第2話を見ました。
#02 疾走する正義
『じゃあ、怪我とかしたわけじゃないのね?何ですぐ帰ってこなかったの?』
浩一は
理沙子に電話で問い詰められ、妹には下着を盗ったと変態扱いされ、ラケットで殴られてしまう。
加藤機関が攻め込んで来て、ジュダのヴァーダントのファクターである
森次が出撃し戦闘開始し、シズナとイズナも米軍と連携をとって戦闘を開始していた。
「ラインバレルの奪取は諦めて新たな作戦に切り替えたのでしょうか?」
「逆っすよ、緒川さん。あちこちで騒ぎを起こし、こっちが手一杯になった隙をついてラインバレルを奪うつもりに違いないッス」
「九条美海、山下サトル両名、只今戻りました」
ジュダに戻った
九条と
山下は
石神と
緒川とともに
浩一をもう少し様子を見ると話し合っていた。
「彼とラインバレルがこの世界にどういう変化をもたらすのかをね」
絵美は
浩一の家にお世話になることに
絵美に言われたもうしんでいるという言葉を思い出す
浩一。
ラインバレルによって死んだ
浩一はラインバレルによって命を共有するファクターとして修復されたに過ぎないのだった。
「人にあらざる力か…何だっていいさ、力が手に入ったんなら」
加藤はラインバレルは目的を遂げるために必要だと語り、沢渡に戦闘データと取れと指示を出す。
学校で
矢島は
浩一と話すも素っ気なくされてしまう。
またクラスではアルマの話題で盛り上がっていたが、それがアルマの暴走として処理されていたために
浩一は納得出来ずにいた。
「ったく何考えてんだ、お前は」
「あれは俺がやったんだ、俺がこの街を守ったんだぞ。あんな出鱈目で誤魔化されて堪るか!!」
「いい加減にしろ、皆に知られたら大騒ぎになるだろ」
「そうならなきゃ意味がない」
大騒ぎを起こそうと
浩一がラインバレルを呼ぼうとするが、現れなかった。
「なんだ、俺一人じゃ呼べないのか…。ラインバレル」
「ラインバレルって言うのか、あのアルマ」
「アルマじゃない、マキナだ」
そんな
矢島と
浩一の会話を聞いてしまう
理沙子。
そんなところに現れた降谷達にカレーパンを買ってこいと言われ、10分のところを5分で買ってくる
浩一。
「お前、究極のパシリだな」
「まぁな、俺がちょっと力を出せば…って何パシリやってんだ、俺!?」
思い出したかのように降谷達をコテンパンにやっつける
浩一。
「矢島、今まで庇ってくれてありがとな。でももう必要ない!!」
浩一は
絵美をはラインバレルの落下場所へ連れて行くと、そこには
浩一の墓があった。
「昨日までの何もできない無力な俺は此処で死んだ。死んで蘇ったんだ、新しい力を持った俺として」
「それはあたしがあなたを…」
「いいんだ、それを負い目に感じなくていい。俺を殺してくれてありがとう」
そんな会話をカレーパンを食べながら、密かに聞いている男がいた。
そんな中、加藤機関のアルマがコンビナートに上陸し、
浩一は
絵美とともにはラインバレルを呼ぶ。
「この街の正義は俺が守る!!正義の名においてお前らを討つ!!」
ジュダの
九条と
山下が先に到着し対峙していたにもかかわらず、駆けつけたラインバレルは
九条と
山下に攻撃を始める。
「聞こえますか?早瀬浩一くん。私達はあなたを迎えに来た者です」
「僕達と一緒にジュダに行こう」
浩一は昨日に自分の名前を大声で名乗ったから二人が名前を知っていたことを知らなかったために馬鹿呼ばわりされて聞く耳を持たなかった。
「いいか、正義は俺なんだ!!俺以外のお前らは全て悪だ。だから全員まとめて俺の正義が討つ!!悪者はくたばれ!!」
甚大な被害を出しながら、沢渡を後退させ、
九条と
山下も撤退した状況下で
浩一は高笑いするのだった。
次回、「蒼の戦慄」
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