CLANNAD ~AFTER STORY~の第3話を見ました。
第3話 すれちがう心
「磯貝さな子、17歳です。お兄さんにはいつもお世話になってます」
「どこかでお会いになったことありませんか?」
「小さな町ですから道ですれ違ったりしたかもしれませんね」
「お綺麗ですね」

「ありがとうございま~す」
「こんなに綺麗な人なのにお兄ちゃんと…お兄ちゃんと…何と不憫な!!」
「どういう意味ですか、それ!?」
「良かったじゃないか、芽衣ちゃん早苗さんだって気づいてないぞ」
「私もビックリです。一瞬お母さんだと分かりませんでした」
芽衣や
朋也が見守る中、
春原と
早苗がデートを始め、
春原は食事処『馬鈴薯』へと連れて行く。

「陽平くん、いつもここでお食事されてるんですか?かつ丼ばっかり?」
「まぁ、僕くらいになるとそうなりますかねぇ」
春原の食事を不憫に思った
早苗は手作りの料理を食べさせてあげることにする。
食事の後、ゲームセンターに連れて行く
春原のデートプランに
芽衣は最悪だと感じていた。
だが、当の
春原は、
早苗が
渚の母とは知らず、恋人らしい
早苗の振る舞いにすっかり舞い上がってしまう。
そろそろ
早苗が帰らないといけない時間になるのだが、公演で女の子がいじめられていた。
助けに行こうとする
早苗を
春原を止めるのだが、そこに女の子の兄が妹をいじめるなと助けに現れるのだった。
「どうやら一件落着みたいですね、じゃあ行きましょうか」
「でも、あの、少し様子がおかしいみたいです。ちょっと待っていてもらえますか?」
子ども達はおつかいに出かけて帰り道が分からなくなってしまっていたようで、名札に住所と名前を書いてあったので
早苗達は送ってあげるのだった。
「お前もいつまでも不貞腐れていないでこっち来いよ」
「陽平くん、怒ってますか?」
「別にいいっすけどね。でも、折角のデートだったのにな…」
「お兄ちゃん、まだそんなこと言って…!!」
「陽平くん、そんなに拗ねないで下さい。陽平くんさえよければまたお会いしたいと思います」
「マジっすか!?」
「こんな風に私といる時間を大切に思ってくれるのは嬉しいです。でも、時にはもっと大事なことがあります、それを忘れずにいて下さいね」

「こんにちは岡崎、それと便座カバー」
「随分浮かれてるな」
「飯食いに行こうぜ、それと便座カバー」
「俺は飯だけでいい」
「僕はかつ丼にしよう、それと便座カバー」
放課後、
早苗から電話がかかってくることになっているので機嫌のよい
春原は、部屋に
芽衣達が押しかけてきた。
「こっちに好きな人がいるから会いに来たの」
「好きな人!?」
「この前、こっちに来た時に知り合った人。凄く大人で色んな遊びを教えてくれるの。それに優しいし、すごくあたしのこと可愛いって言ってくれるし…。恋愛って素晴らしいよね、お兄ちゃん。これから会うことになってるの、もう行かなくちゃ。お兄ちゃんも大人の恋愛を楽しんでね」
「おい、お前も追いかけないと!!」
「でも、早苗さんから電話あるといけないし…」
「まだそんなこと言ってるのかよ!?もし、相手が性質悪い奴だったらどうするんだ!?」
「でも恋愛は自由だしね…ハハハ…」
叱ってほしかったのに叱ってくれなかった
春原bに、
芽衣は幼い頃いじめられていていつも助けられていたことを
朋也達に話す。
「お兄ちゃんの恋人って嘘でしょ?」
「まぁ、バレるだろうとは思ってたよ」
「あの、春原さんの恋人さんはあたしのお母さんです。」
秋生は
春原とデートのために変装している
早苗の姿を見てしまう。
「さ、早苗!?何だ、何企んでやがるんだ、お前ら」
「お芝居の練習をしてたんです」
「芝居?」
「そうなんだ。で、早苗さんに稽古を手伝ってもらおうと思って」
秋生への説明は
渚に押し付けられるのであった。
春原の心配ばかりしていたら疲れるからと、
朋也は
芽衣を遊びに連れて行ってあげます。
「岡崎さんがホントのお兄ちゃんならいいのになぁ」
「本当にそう思ってるか?なら試しに兄のように接してくれよ」
「兄のようにですか?じゃあ…あのね、お兄ちゃん♪どうしたの?お兄ちゃん」
朋也もこの破壊力の前に「お兄ちゃん禁止命令」を下すが、どうして呼んじゃ駄目なのぉ~と言われると禁止命令を撤回してしまう。
「お前達、いつから…!?」
「芽衣ちゃんにお兄ちゃんて呼ばせてるの。とても興奮していたの」
杏、
椋、
ことみに見られてしまい、変態だと思われてしまう
朋也。
「やっぱり、お兄ちゃん禁止」
「ふぇ~?」

「いや、やっぱり禁止はなしだ」
「お兄ちゃん、芽衣どうすればいいのぉ?」
プリンセスクレープを買ったり、プリクラを一緒に撮ったりして過ごす
朋也と
芽衣。
そこに
春原が現れ、プリクラを見られてしまう。
「これ、どういうこと?」

「お兄ちゃんに関係ない!!返して」
「あ~あ、とうとうバレちまったか。お前の想像通り、芽衣ちゃんの彼氏ってのは俺のことなんだよ」
「お前、渚ちゃんはどうしたんだよ」
「あぁ、あいつとは別れるよ。実はな、芽衣ちゃん昨夜も俺ん家に泊ったんだよ。な、芽衣」
「そうだよ、岡崎さんと二人きりだったんだから」
芝居を信じた
春原は追ってくることはなかった。
次回、「あの日と同じ笑顔で」
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