鉄のラインバレルの第5話を見ました。
#05 明日への道標
「ラインバレルの奪取は失敗、アパレシオンも完全に機能を停止したようです」
「構わないさ、彼の能力を引き出せたんだから上出来だ」
「これが早瀬浩一の真の力というわけですか」

「まさか…これはまだ序の口。目覚めのうぶ声と言うところかな?蹲って泣いていた子どもがようやく自らの足で世界に立った…これからどんな風に成長していくのか実に興味深いね」
「何やってんだ?浩一」
「…矢島!?おま、生きて…!?」
「何だよ、変な顔して。俺の顔に何か付いてるか?いつまでもそんなとこ座りこんでないで、ほら」
浩一はラインバレルの暴走により気絶してしまい、JUDAに保護され、
矢島の夢を見て、涙を流しながら目覚めるのだが、素っ裸だった。
「あら」
「わぁぁぁぁ!!」
「早瀬くん、二日間も眠ったままだったのよ。なかなか目覚めないから心配したわ」
「此処は…?」
「JUDAの本社ビルよ」
石神が盛大に出迎え、ちらし寿司を作ってくれていた。
浩一が目を覚ましたことを、
絵美は
緒川から知らされる。
「絶対無理だって」
「受け入れろ、山下。これは決定事項だ」
「それが分かんないんすよ!!社長は何考えてんすか!!あんな奴にJUDAの任務が務まるわけがない」

「けど、仕方なかった面もあると思うの。こんなことにいきなり巻き込まれたら混乱するのも当然だもの。それに…」
正義の味方だと公言していた
浩一に
石神は、JUDAは加藤機関と戦っていると説明し、
加藤本人の画像を見せて、親友を死に追いやった男だと告げる。
「…っ。証拠は?あなたの言ってることが本当だっていう証拠はあるんですか?」
「君がどう捉えようとこの事実に変わりはない。それとも怖いのかな?」
「誰が!!」
「急に話が大きくなって、ご町内のヒーローの手には余るかもしれないが」
「馬鹿にするな!!」
「だがね、恐れる必要はない」
格納庫に連れて行かれた
浩一は、マキナ達が『外側』から持たされたものだと教えられただけでなく、一緒に戦うという契約書を既に作られていたのだった。

「早瀬浩一!!よくもうちんとこのマキナ、やってくれたな」
「な、何…?」
「なめんのも大概にしときや、このファクターの面汚しが!!」
いきなり
シズナに股間を攻撃されてしまう
浩一だったが、
イズナに助けられるのだった。
シズナと
イズナはハグレマキナの逆探査のために出動するのだが、待ち伏せされていた敵に突然襲われてしまう。
浩一は
緒川に送ってもらう車中で
絵美と話していた。
「早瀬君、あなたは自分のしてきたことの意味をどれだけ分かっていますか?ラインバレルの力を手に入れて、あなたがしてきたことは何ですか?あなたは常に自分のことしか考えてない!!ちっぽけな自尊心とくだらない虚栄心を満たすためだけに力を使って周り中に迷惑をかけて。正義の味方を名乗っても何一つ守れない子供のごっこ遊び以下です。ファクターの力を得ていても、あなたはラインバレルに相応しい存在ではないんです。お友達が亡くなったのはあなたのせいです!!」
「…!?」
矢島の葬儀を訪れた
浩一。
シズナと
イズナのディスィーブは敵のパイロットに幻覚を見せるが海に潜られ、島に接近されただけでなく、動きを封じられてしまう。
浩一は自分の墓を壊していると、
石神から電話があり、映像を見せられ動けるのはラインバレルだけだと言われる。
そこに
絵美がやって来て、正義の味方になって欲しいと頼まれる。
「正義の味方になって下さい、今度こそ間違えずに。本当の正義の味方になって下さい」
絵美の胸を触ってラインバレルを呼び出そうとする
浩一だたったが、完全なファクターとして認められたので、もう認証は必要なくなったと言われる。
シズナと
イズナの元に駆けつけたラインバレルが敵を撃退する映像を見ていた
森次達。
「すごい!!」
「だが機体性能に依存し過ぎだ。このままではすぐに限界が来る」
「ま、彼はちっぽけな子どもでしかない自分を受け入れ、ようやく最初の一歩を踏み出したんだ。今は素直に彼の勝利を喜ぼうじゃないか」
次回、「明るい夜」




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