CLANNAD~AFTER STORY~の第12話を見ました。
第12回 突然の出来事
「今日は手際良かったな。飲み込みも早いし、手順も正確だ。こういう仕事に向いてるのかもしれないな」
「ひょっとして褒めてくれてます?」
「あまり調子に乗るなよ、毎日同じことやってるんだから当然だろ」
「はい…」
努力の甲斐あって、
朋也は順調に仕事をこなし同僚達と打ち解けていき、
朋也にとって、会社は新しい居場所になりつつあった。
そんな
朋也を温かく見守る
渚だが、一方で仲違いが続いている
朋也の父親のことを気にかけてもいた。
ところが、
朋也はその話をすぐ避けようとする。

仕事ぶりを認められ別の会社への推薦に戸惑う
朋也に、
芳野は自分の過去を話してくれるのだった。
叱ってくれる人がいなかったので悪いことばかりしていた学生の時、歌を分かってくれる大事な人と出会い、約束してプロになる夢を叶えたのだが、自分の歌を生きる糧にするファンのプレッシャーに歌を作れなくなってしまう。
そして、ファンが犯罪を犯してしまい、その贖罪にと無理な理想や綺麗ごとを歌うが、それはもう自分の歌でなくなってしまい、
芳野自身も薬に手を出してしまうのだった。

失意に街に戻った
芳野を待っていた先生はまだ音楽は続けているかと尋ねてくる。
『まだ音楽は続けてる?諦めないで続けていれば、夢は叶うから…』
「見失ってはいけないことがあった、歌い続けるべきだった。誰のためでもなく、この人のために、ラブソングを。…話は終わりだ、行くぞ。岡崎、大事なものは見失うなよ」
「はい」
朋也は転職を決意し、転職も決まりかけるのだが、
朋也の父親が捕まってしまい、小さな町で噂がすぐに広がってしまい転職話は無しとなってしまう。
呪わしい父親のいる街を出たいと
朋也が望むが、
渚は逃げないでこの街で幸せにしてほしいと言う。
「でもそれはこの街じゃなくてもできるだろ!!俺さえいればいいって言ってくれないのか…」
「あたしは朋也くんさえいればどんな場所にだって行けます。でも、この街を出る時は前向きな気持ちじゃないとダメです。じゃないと、ここは帰ってくる場所じゃなくなってしまいます。この街はあたし達が生まれた場所です、私達の街なんです」
「いいことなんてなくてもか?」
「あたしにはたくさんありました。一番は朋也くんと出会えたことです」
朋也は父と面会するが、あいまいに笑うだけで何も話さない父に激昂し拳を壁に叩きつけるのだが、それを
渚が抱きついて止める。

「朋也くん、朋也くん!!手、痛いですか?お風呂入る時きっと痛みます」
「だろうな…。渚、結婚しよう」
「はい」
「いいのか?」
「あたしも朋也くん以外にいないと思ってました」
「こんなだぞ?俺、こんな情けない」
「私も情けないです。でも、2人一緒なら強くなれます」
「ずっと側にいてくれるか?」
「はい、ずっと側にいます。どんな時も、いつまでも…」
次回、「卒業」


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