鉄のラインバレルの第18話を見ました。
#18 メメント・モリ
絵美が加藤機関の下にいる
矢島に拉致されてしまい、
浩一は助けにいきたかったが、今のJUDAで戦えるのは自分しかいないため自重していた。
理沙子は矢島が変わってしまったことと、
浩一が強くなったことに
浩一達が話していたファクターというものに関連があるのではないかと
浩一に詰め寄る。
「浩一、何があったの!?何でこんなことになっちゃったの!?ねぇ、教えてよ!!どうして矢島はあんなことしたのよ!?」
「矢島は、理沙子のために…」
「私の…?どういう意味!?浩一、何なのよ!?」
『ダメだ、これは矢島が自分で言わないと』
そんな
浩一の思いをくみ、とにかく救助に向かうべきだと促すJUDAの面々に感謝し、
浩一はラインバレルに乗り込む。

島に到着すると、
加藤がお出迎えしてくれるのだが、
絵美はまだ到着していなかった。
「お前の、お前のせいで!!」
「城崎絵美はまだこちらに到着していない。矢島くんと寄り道しているようだ、二人が来るまで少し話をしないか?」
その頃、
矢島は
絵美と話をしていた。
「手荒な真似をしてすまなかった」
「加藤久嵩が此処に?」
「いや、総司令に引き渡す前に君と個人的に話がしたい。君は…君は浩一のことが好きなのか?」
「…!?」

「君は浩一のことが好きだからアイツの傍にいるのか?」
「…」
「答えられないのか?好きでもないのに傍に付き纏っていたのか?」
「私はただ…」
「利用していただけか?ラインバレルのファクターとして」
「違います!!」
「じゃあ何だ!?浩一を誑かして、ただ戦わせていただけなんだろ!?」
「違う、そうじゃない!!でも…分からない、本当に分からないんです」
「そんなはずあるか!!ずっと浩一の傍にいて、理沙子を押し退け悲しませて…浩一を好きでもないくせにこんな服まで着て見せつけて…それで楽しかったか!?」
加藤は再び
浩一を加藤機関に誘い、抑圧から解放されようと足掻くことが創造を生むため、生きるべきものとそうでもないものをハッキリ分けることが創造を生むための抑圧となると語る。
「あなたは理沙子さんが好きなの…?」
「…俺のことなんかどうだっていい、君はどうしたいんだ?」
絵美はどうしたいのか悩み、答えが出せずにいるため、答えが出せないなら
矢島は自分で手を下すと告げる。
「お前には分からないだろうな、抵抗したくてもできない人の、馬鹿みたいな夢みたいに縋るしかない人の気持ちは。でも俺には分かる、そういう人達の気持ちがな。今の俺には戦う力がある、確かにそれは城崎から貰ったもので俺の力じゃない。俺の正義なんて何の役にも立たないちっぽけなものかもしれない、だけどなりたいんだ、本当の正義の味方に!!俺はジュディを忘れない、石神のおっさんの切実な願いを忘れない。昔の俺のような力のない人達がいる、俺を信じて願ってくれた人達がいる。だから俺は戦うんだ!!」
「ならば君は死ぬ、世界中を埋め尽くすマキナ共と共にな。どうやら到着したようだ」
そこに
矢島が到着するのだが、
加藤は
絵美を連れて帰って良いと言うのだった。
「楽しかったよ、次に会う時は戦場かな?妹をよろしく」
矢島は
加藤を問い詰めるも、作戦を2ステージ分短縮できたとしか答えてもらうことができないのだった。
「その方が君にとっては都合がいいのではないか?早瀬浩一と城崎絵美が上手くいってくれた方が…」
「俺のことなんてどうでもいい。拾ってくれたことには感謝する、けど俺はあんたの手下になったわけじゃない!!」

島を去るラインバレルに
矢島の乗るアパレシオンが攻撃してくるのだった。
「これがお前のためなんだ、浩一!!」
次回、「届く陽、暴かれる陰」

鉄のラインバレルvol.3(初回限定版)
鉄のラインバレルvol.4
『鉄のラインバレル』ドラマCD Sound Plays 1

http://kazekura.seesaa.net/article/114066997.html