続 夏目友人帳の第8話を見ました。

第8話 不死の想い
北本や
西村と共に、宿題合宿のため民宿にやって来た
夏目が友との楽しい時間を過ごしていると、人魚の姿をした友人帳狙いの妖が現れる。
なんとか難を逃れた
夏目に、民宿の千津が幼い頃に出会った人魚の話を語ってくれる。
口にすると不老不死になるといわれる人魚の血を千津はかつて大切な人にそれを飲ませてしまったことを悔やみ続けており、その人を探しているのだという。
それを聞いた
夏目は自分を襲った人魚に再び会いに行くのだった。
「悪いけど友人帳はやれない、もう追ってくるなよ」
「人魚は極度に人間嫌いなのさ。その肉目当てに狩られたから生き残りは少ない。惜しいことをしたな、夏目。人魚を食って不老不死になるチャンスだったのに」
「ハハハ、そうなったら先生、一生友人帳は手に入らないぞ」
駅で千津を見かけた
夏目が話しかけると、分けてもらった人魚の血を飲ませたという病弱なケイイチを捜しに来ていた。
「大人は夢を見たんだっていうけど、だんだん自分でも分からなくなっちゃったの。ケイイチさんは遠くの病院に移って命は取り留めた。でもそのまま帰って来なかったわ。あたしは別れのショックで人魚の血のことはすっかり忘れてしまったのよ。ところが去年、主人が亡くなってあたしも直にそちらに参りますよって言った時、突然思い出したの。あれはホントに夢だったのかって。もし夢じゃなかったらケイイチさんは年をとることも死ぬこともできずにいるんじゃ…。あたしの浅はかな行為が今もあの人を苦しめていたらどうしよう…ぅ…」
帰宅すると人魚を捕まえようと考えた
夏目は
ニャンコ先生を饅頭で釣って一緒に捜す。
ようやく捕まえた人魚から千津に血を分けたことを聞き出すのだが、老い先短い千津を苦しまないように食ってやると飛び去ってしまう。
千津はケイイチににた男性を見かけて追いかけていくと、そこに人魚が現れる。
夏目がタックルをして千津を助けると友人帳が反応する。
レイコの孫だと知っている人魚が
夏目を食べようとすると、
斑が助けに来てくれる。

「見つけた、笹舟…名を返そう、受けてくれ」
夏目に流れ込んできた記憶で笹舟が意地悪で血ではなく、葡萄の汁を入れた小瓶をあげたのを知る。
「でも、それでよかったんだね。伝えてやってくれ、夏目。私の代わりに意地悪してごめんって」
「待て、笹舟!!自分で、自分で伝えろ!!」
千津にも笹舟の優しい声が聞こえるのだった。
そして、
夏目が真実を明かし、ケイイチの孫を連れて来る。
「笹舟、千津さんまた来るってさ」
「いつも助けてもらえると思うなよ、夏目。人にはできないことが多い、そのくせお前達はそれを忘れやすい」
「そうだな、非力さは痛感してるよ」
『でも、だからこそ、傍にいたい…傍にいて欲しいと願ってそれが叶う貴重さをみんな噛みしめてて生きてるんだ』
次回、「桜並木の彼」




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