メイちゃんの執事の第8話を見ました。
「メイちゃんの執事」オフィシャルフォトブック
海岸で一人泣いているメイのもとに剣人がやって来て抱きしめる。
「…俺はずっと傍にいるから」
理人に別れを告げ、聖ルチア女学園を去ったメイは生まれ故郷に戻り、再び仲本家に身を寄せながら、あるうどん店を手伝いながら以前通っていた高校への復学準備を進めようとしていた。
メイメイの側にいるために執事を辞めた剣人は、何とかメイを元気づけようと、努めて明るく振舞っていた。
一方、熱を出して倒れていた理人は、ルチアの看病もあって回復する。
「Sランク執事も病には勝てないようだな。本郷家から連絡があった」
「……」
明くる朝、メイと剣人の前に理人が現れ、本郷家からの通達をメイに告げる。
それは、1週間以内に聖ルチア女学園に戻らなければ学費の支払いを停止し、今後は本郷家との関わりを絶ち、財産分与等の権利も放棄せよというものだった。
「用件はそれだけ?」
「はい」
「そう…御苦労さま、あたしバイトあるから」
理人の用件がそれだけだと知ったメイは悲しみを堪えながら、何も言わずにその場を後にする。
報告を受けた本郷家当主・金太郎は柴田家の執事は、本郷家の後継者に仕えるのが慣わしであるためにルチアのもとに戻るよう理人に命じ、理人は動揺を抑えながら、それを受け入れる。
メイが仲本家に戻ると、そこに泉やリカ達の姿があった。
聖ルチア女学園時代のクラスメイトとその執事全員で、メイを連れ戻しに来たのだ。
リカは何故理由も言わずに学園を辞めたのか、とメイを問いただすと、メイは口籠ってしまい、代わって話を切り出した剣人はメイがルチアから嫌がらせを受けていたことや、クラスメイトに危害を加えると脅されたことを明かす。
ルチアの本性を知る泉やみるくはその話が真実であることを皆に告げる。
「馬鹿みたい、私達のこと気にして辞めるなんて」
「別にそれだけが理由で辞めたんじゃ…」
理人がルチアの執事に戻ったことを知ったメイは急に不機嫌になり、迎えに来て欲しいとは頼んでいない、と強がって泉達を追い返そうとする。
言い合いになったメイは話の流れで、剣人を彼氏だと言い張ったことで本当にデートすることになる。
学園では太陽を怒らせたために全員、陰に降格させられてしまい、執事達から理人は問い詰められてしまう。
メイのもとにやって来たローズはメイの母と同級生だったと告げ、戦う意思のない者に幸せは巡ってこないと話す。
学園へと戻った剣人は理人を問い詰めて殴りかかってしまい、みるくからの電話でそのことを知ったメイは二人のもとに向かう。
「ふざけんなよ、メイのことなんかどうでもいいってのかよ!?俺はな…ずっとメイのこと見てきたんだ。メイの傍にいれんなら何だって耐えれんだよ、俺は。渡さねぇ…お前なんかに、メイを渡してたまるかよ!!」
立ち上がった理人は剣人を殴るのだった。
「やりゃできんじゃねえかよ」
そこにメイが駆けつけるのだが、お互いにボロボロになるまで剣人と理人は殴り合い続ける。
そして、倒れた剣人を支える理人。
「負けらんねえんだよ、俺は…っ」
「…俺もだ」
殴り合いに勝った理人はメイのもとへと近づいていく。
「このような姿で申し訳ありません、お迎えにあがれなかったことも。ですが…やっと目が覚めました。もう二度とメイ様の傍は離れません!!私はメイ様の執事ですから」
メイは理人の差し伸べてきた手を取るのだった。
メイちゃんの執事 オリジナル・サウンドトラック
http://yanajun.com/article/115180886.html