戦国BASARA　第3話「風来坊　前田慶次！」

April 16, 2009

戦国BASARAの第3話を見ました。

第3話　風来坊　前田慶次！

花見をしたことで前田利家の妻・まつに怒られ、前田慶次は追われていた。
｢遊んでばかりいないで少しは前田家のためにお尽くしなさい!!｣
｢俺、そういうの苦手なんだよな。縛られたくないんだよ｣
｢あなたはまだそのようなことを…｣
｢利は今度、加賀の国を任されるんだろ？こんな所で俺と遊んでる場合じゃないんじゃないのかい？｣
｢そうと分かっているなら煩わせまするな。あなたも犬千代様に力を…｣
隙を突いて逃げようとする慶次を猪などに襲わせようとするまつ。
｢ま、まつ…ヘックシュン、まつ、やめておけ!!｣
｢ま、まつ姉ちゃん…｣
｢お止め下さいますな、犬千代様｣

だが、駆けつけた利家が熊に吹っ飛ばされてしまうのだった。
｢行かせてやれ、まつ｣
｢え…？｣
｢兎に角、好きなようにさせて…へっくしゅん!!｣
｢風邪をお召しになされたのですね。すぐにまつめが温かい雑炊を作って差し上げまする｣
｢いや、こうしているだけでまつの温もりに癒される。見ろ、風邪ももう治った｣
｢犬千代様…｣
｢勿論、芋汁も飲むぞ。まつの飯は三石一、一杯食えば百人…いや、千人力だからな｣

慶次は謙信のもとを訪れるのだが、心を見抜かれてしまう。
｢夫婦仲睦まじければ尚のこと、先達ての美濃攻めには思うところもあったはず。その気持ちを少しでも明るくしてやろうと水風呂の悪戯など試みた…違いますか？｣
｢……｣
｢あるいは最後と覚悟しての戯れ…｣
｢そんな殊勝なもんじゃないよ｣
｢いずれにせよ、そなたに腰を上げさせるような世になってしまったことが悲しい｣
｢魔王が、信長のおっさんが嫁さんの故郷を焼き討ちにしたって聞いて…それでも魔王に付き従ってる濃姫って姉ちゃんもどうかしてるとしか俺には思えねえ。きっと利やまつ姉ちゃんも…｣
｢近江も危ないかもしれませんね｣
｢あぁ。浅井には気を付けろって言いにったんだけど無用な忠告は悪であるとかなんとか門前払い喰らっちまった｣

奥州へと戻った伊達政宗は、織田信長の前に沈黙した己に自問するかのように剣を振り続けていた。

そこへ、諸国の武将を訪ね歩いているという男・前田慶次が現れる。
｢政宗様に何の用だ？仮にも奥州筆頭を前にした以上、まずテメーから名乗るのが筋ってもんじゃねえのか？｣
｢オッと、こいつは。俺は前田慶次、以後お見知り置きを｣
天下布武の号令のもと、非道の限りを尽くす信長に対抗するための同盟構想を明かし、政宗を誘う慶次。
｢よく喋る野郎だな。織田信長…確かにあれは単なるおっさんじゃない｣
｢魔王さんに会ったのかい？だったら分かるだろ、アンタほどの…｣
｢生憎だが、俺は人の下に付く気はねえ｣
｢上とか下ってじゃない、俺が言いたいのはさ…｣
｢どうしてもってんなら力尽くでねじ伏せな｣
もとより他国と組む気などない政宗は、苛立ち紛れに勝負を持ちかける。

小十郎だけが見抜いていた桶狭間での沈黙の本質――自問の答えを、政宗は慶次と刀を交えるなかで見出してゆくのだった。
そして、尾張へと向かう政宗の軍の中に慶次も混ざっているのだった。

次回、「揺れる緋の華非を呼ぶ信義」

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戦国BASARA 其の弐

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Last updated April 21, 2009 10:31:13 PM

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