Phantom ~Requiem for the Phantom~の第8話を見ました。

KOKIA / KARMA
第8話 急変
襲撃班の援護に赴く直前、
ツヴァイは任務を
クロウディアの護衛に変更されてしまう。
アインとともに援護の任務に当たりたいと
クロウディアに掛け合う
ツヴァイだが、
クロウディアは聞き入れることなく
ツヴァイの失われた過去が書かれているという赤いパスポートを手渡す。
「これは君のパスポート。本当の君が、過去が此処にある」
「…!?」
「見ていいのよ、過去を取り戻すのが怖い?」
「僕はこれまで組織に命じられるまま人を殺してきた」
「えぇ、素晴らしい功績だわ」
「でもそれは過去も記憶も何もない僕だからこそできたんです」
「ただ機械のように命令に従ってきた…罪を感じることもなく。本来の自分を取り戻せば罪の意識に苛まれるかもしれない、君はそれが怖いのね。でも、だからこそ取り戻してほしいの。本当の自分を、自らの意思を」
「意思…」
ツヴァイはパスポートを開くのをためらう。
すると、
クロウディアは記憶を取り戻した後、
ツヴァイが望むなら故郷に帰してくれると約束をする。
嘘だとは知りつつも、
ツヴァイは魅入られた様にパスポートを開くのだった。
パスポートに記載された名前は『吾妻玲二』で、名前を口にした
ツヴァイは本当の自分の記憶を思い出す。
「忘れたままでよかったのに…」
「言ったでしょ?ただの人形はいらないと。覚めるのよ、夢から。君は君に戻る、過去も罪も全てを受け入れ、そして向き合うのよ、自らの意思と。吾妻玲二…」

「どうしろと…?僕に…」
「私についてくるのよ、玲二。君自身の意思で。此処には君の力を必要としている者がいる、君の居場所は此処にある。その手を更に血で染めて重い罪を私と共有してくれるなら君に素晴らしい現実を与えると約束するわ。但し、これは強制じゃない。君はもう一つの選択をすることもできる」
「もう一つ…?」
「もう一つの選択、それは…」
「…!?日本に帰る…?」
「君が自らの意思でそう望むなら特別に計らうわ。君は疑うかもしれないけれど私は本気よ。本当に帰してあげる、故郷に。私が欲しいのはあくまで意思を持った部下だから」
一人で考える時間を貰った
ツヴァイは実家に電話をするも戻れるわけがないと思い、アジトに戻ると襲撃した際に
リズィから撃たれた
アインが血だらけで倒れていた。
そこに
クロウディアからの電話で裏切り者の
サイスと
アインを始末すると連絡が入る。
『君にも裏切りの疑いが出てるけど、私ならどこにいたのか証明できる。考えてる時間はなくなったわ、すぐに決断して。私の元へ来るか、それとも…。ただこれだけは言っとくわ、サイスとファントムは私達の敵よ。向こう側につくのなら組織はあなたを…』
ツヴァイは
アインを守ることを決意し、インフェルノから逃げることにするのだった。
「逃げよう、二人でこの街からインフェルノから」
次回、「名前」

TVアニメ『Phantom ~Requiem for the Phantom~』ED主題歌::地獄の門

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