シャングリ・ラの第15話を見ました。
シャングリ・ラ1 限定版
第十五話 迷走敗退
『化学班に分析を急がせています』
「そう」
『メタルエイジの攻撃でしょうか?』
「化学兵器の使用は国際法で禁止されている。このままでは日本はペナルティとして重い炭素指数を課せられる。アトラス建設にも支障をきたすだろう。どうする?涼子」
池袋方面からの謎の砲撃はメタル・エイジとアトラスに多大な被害を与えた中、東京の各所で有毒ガスが発生し、両陣営は互いの仕業ではないかと疑っていた。
そこで
涼子は
國子達に街頭ビジョンから話しかける。
『私は内閣総理大臣・鳴瀬涼子、ゲリラの代表に話があります。答えなさい』
「ここよ!!私がメタルエイジ総裁、北条國子よ。以前なった時は所長だったのに偉くなったもんね、総理大臣さん」
『ごめんなさい、どこかで会ったかしら?メタルエイジの総裁さん』
「ガスを使うなんて正気じゃないわ!!」
『フフ、私達に炭素指数を上げる危険を冒してまでガスを使う理由などないわ』
「森に私達の知らない勢力がいるっていうの…!?」
『さぁ?それより、まだ続けるつもり?これ以上命を奪うのは忍びないわ。だってあなた達も大事な日本の国民なんですもの、この辺で終わりにしてあげる』
「休戦ってこと…?」
「何が大事な国民よ!!ふざけないで!!」
『第八層を丸ごと潰してもいいのよ』
タルシャンが仲裁人として出てきて、メタル・エイジに武装解除の申し入れをしてきたことで
國子は協定に応じ、メンバーに退却を指示する。
「行くぞ、作戦終了だ」
「はい」
武彦は
國子を捜していると、少女の後を追いかけると、そこにはたくさんの靴の中があり、その中に誕生日にプレゼントした小さな妹の靴もあった。
「…っ…お前が急にいなくなって絶対生きてるって…俺は…今まで、一体…ぅ…っ…」
國子と
モモコはアトラスの居住ブロックである第四層を見物していると、兵士に見つかってしまったので一般家庭に逃げ込む。
「いない!?」
「はい、現在海軍の方はどなたも入院なさっておりませんが…」
「そんな…自分と一緒に運ばれて来た人がいるはずだが」
「その記録自体がないんです」
草薙は一緒に助かった海軍の兵士を見舞いに病院を訪れるも、処分されてしまっていた。
その頃、石田ファイナンスは倒産し、
凪子はチャンに協力していた。
香凛は資金調達として日本政府を狙おうと、ゼウスにハッキングをして最高機密へと辿り着きそうになる。
「再びゼウスにハッキングが仕掛けられました。未確認のシステムです、おそらくメデューサかと。乱数を一億桁で対応します。以前、メデューサは最高機密に向かっています。前回、小夜子に攻撃され、脆弱になった部分を突かれたようです。このままでは間もなく到達されてしまいます」
「最高機密を外部に知られてしまってはならない。ゼウスを初期化せよ」
「そんなことをしたら防衛システムが停止、アトラスは丸腰になってしまいます」
「アトラス内、全てのライフラインも停止致します。何より政府が持つ全データが失われ…」
「如何なる場合においても機密は最優先される。初期化せよ」
タルシャンはゼウスの初期化を指示するが、
省吾達が銃を向けてくる。
「ゼウスを守ることは全てにおいて優先される。調べさせてもらったわ、あなたが優秀なカーボニスト達を利用してメデューサを生み出したことを」
香凛の部屋に
烈音が踏み込んでくるが、間一髪で脱出するのだった。
「逃げ足も速かったか」
食卓に並ぶ筑前煮を口にしようと
國子と
モモコだったが、そこに
草薙が帰ってくる。
「お前ら、どうして…?」
帰宅した
草薙は部屋に篭っていたが、
國子にブーメランを返却する。
「美味しかった、お母さんの筑前煮。あれなら人参を食べられるね」
「どうしてあんな風に戦える?お前は揺らぐことはないのか!?大事なものを信じられなくなって迷ってどうしたらいいか分からなくなって…俺は、俺はもう…」
「しょっちゅうだよ、迷いっぱなしだよ、私も」
烈音が
美邦のところに現れ、
ミーコを逮捕すると告げるのだった。
次回、「狂乱樹獄」
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