宙のまにまにの第2話を見ました。





第2話 ファーストスター
『桜の季節が終わった。天文部、その後の部員獲得数0』
必死の勧誘にもかかわらず、いまだ入部希望者が現われない天文部。
当然のように
朔の教室に入り浸る
美星ら天文部員だが、
朔のクラスメイト・
蒔田姫は、
朔と親しげな
美星を苦々しく思っていた。
「フン、何よ。あんなのただの年増じゃない。あの、一年の教室でもいつもいつも何やってるんですか?二年生は二年生の教室に戻ってほしいんですけど。…何でこんなに入り浸ってるんですか!?」
「蒔田さん、気分悪くさせてごめん。教室には来るなって美星には言ってるんだけど、俺の話なんか聞いてくれる気配なくて…」
『呼び捨て…』
「ううん、大八木くんも大変だね。え、とほら、大八木くんが迷惑なわけじゃないし」
『やっぱり、付き合ってるよね…』
「ありがとう」
蒔田姫が
朔と初めて出会ったのはは高校の入学試験の日、バスで乗り合わせた時でその際、トラウマである髪をきれいだと言われて好意を感じるのだった。
「でも負けない、年増の彼女がいたって気にしない。もうコンプレックスも平気」
姫は
朔と同じ日に日直になり、放課後向かい合わせに座ってプリントの束をホッチキスで止めながら会話をしていると、
美星が教室に入って来るのだった。
姫も誘われて一緒に星を見ることにあるのだが、そこで
路万部長から
朔と
美星が付き合っていないことを聞く。
「ねぇ、矢来くん」
「えぇ」
「え?」
「うん、付き合ってないよ」
「あり得ない」
「部長さん、天文部入部します」
朔が
美星と付き合っていると思っていたが、そうでないことが分かると
朔により近づくため天文部に入部するのだった。
入部後、
姫は
美星とは常に張り合っているが、当の
美星にはその気がないので空回りしてしまう。
「静かな学園生活はどこへ…」
「でも大変だったらしいわよ、琴塚会長大荒れで。原口くん、げっそりで可哀想だった」
「目の敵にされてますよね」
「かなり私的にね」
「大丈夫大丈夫、ちゃんと活動すればフーミンだって文句言わないよ」
そこに
琴塚が現れ、提出した活動計画に文句をつけてきたため、周りにアピールしながら活動しようと観測会を行うのだった。
しかし、雨が降ってきたために観測会は中止となってしまい、
美星が勝手に
朔の家に訪問許可をとってしまう。
翌日観測会リベンジが行われることになり、
姫は気合を入れた私服で参加するのだが、露出の高い服に
美星が蚊に襲われては大変だとジャージに着替えさせてしまうのだった。
「大丈夫?疲れた?」
「小夜先輩、いえ何でも…。ただ、夜こうしてるのが不意に不思議に思えて…いつもはあの光の中にいるんだなって…。誰にでも等しく夜は来るけど過ごし方は色々なんだなって。当たり前のこと言ってますか?」
「ううん、私もそう思う」
そして、観測会の帰りは
朔が
路万部長を後ろに乗せることになるのだった。
次回、「プラネタリウム」

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