救命病棟24時~救命医・小島楓~の第1話を見ました。
第一夜 再会
2008年8月1日
『消防指令センターです』
「聖和第一病院コール救命救急センターの小島です。そちらの詳しい状況をお知らせ下さい」
夏祭り会場に落雷が起こり、負傷者が多数発生したためにドクターカーの要請を受け、
小島楓と
山城紗江子が会場に駆けつける。
「大丈夫ですか?聞こえますか?…意識障害を起こしてる、気道を確保して搬送準備して下さい。
聞こえますか?大丈夫ですか?…腹腔内出血でショック状態です。緊急手術の可能性があります、この人を先に運びましょう
申し訳ありませんが、怪我の程度に応じて治療の優先順位を決めさせてもらいます。赤はすぐに処置を必要とする方、黄色は治療が後でも生命の危険がない方、緑は専門医の治療が必要としない軽傷の方です。皆さんは我々の指示に従って下さい」
救急活動を行おうとした時、他病院から駆けつけた応援医師であり、かつて
楓の同期で一緒に救命センターに配属され、
楓とともに
進藤一生に怒鳴られていた
辻智宏であった。
その時、トリアージで緊急性がないと判断されていた患者が急変するも、
辻の的確な指示のもとで
山城が手伝いをする。
その姿を見ながら
楓は研修医時代の指導医・
進藤との出会いを思い出すのだった。
「お疲れ様でした」
「あぁ、お疲れ」
「だけど意外でしたよ、津路先生もとっくに救命辞めてると思ってました」
「俺も色々あってさ」
「色々って?」
「出会っちゃったんだよねぇ」
「出会った?」
辻は元患者と結婚して子どもに恵まれていると
楓に伝える。
「何っていうの、ICUでI love youしちゃったってわけ。だからさ辞めるわけいかないんだよね、究明は俺達の縁結びの場所だから。なんてね」
「津路先生相変わらず素直じゃないんですね、本当は救命が好きなんでしょう?大変だけどその分喜びも大きいから。私も同じです、だから続けていられる」
「言うかな、そういうこと恥ずかしげもなく」
「小島先生」
「はい、行きます」
「じゃあな、お前も早くいい人見つけろよ」
「大きなお世話です」
「優秀なドクターですね」
「そうですか?」
「ひょっとして辻先生も進藤先生の下で?」
「分かります?」
「ちょっと似てますね、二人」
「どこがですが!?」
「怒り方とか…」
オリジナルサウンドトラック 救命病棟24時 SEASON4(仮)
http://sannkeneko-drama.paslog.jp/article/1173057.html