07-GHOSTの第16話を見ました。


Kapitel.16 真実は光の届かぬ闇の底に
フェア=クロイツの正体を思い出したテイトは、カストルから彼が教会から中に1000年以上フェアローレンが眠っているという“パンドラの匣”を奪い、ラグス王国に逃亡したと告げる。
そして、パンドラの匣を奪われたバルスブルグ帝国はラグス王国に攻め込み、滅ぼすというラグス戦争が起こったのだった。
「もっとも、開戦の真相は分かりませんでしたが…。バルスブルグ帝国はラグス王国がクロイツ司教を使ってパンドラの匣を盗み出したとしています。ラグス王国は二つの瞳を手にして、フェアローレンを復活させ、世界を侵略しようとしている。だから正義の裁きとしてラグス王国を滅ぼしたのだと。しかし、これはバルスブルグ帝国の言いがかりだったという説もあります。パンドラの匣の強奪はクロイツ司教の個人的な行動でラグス王国は関与していなかった。それなのにバルスブルグ帝国はラグス王国が世界を侵略しようとしていると決めつけ、それを大義としてラグス王国を滅ぼした…。どちらが真実なのかは闇の中――。確かなのはクロイツ司教がフェアローレンを盗み出したということだけです」
「ファーザーは何故そんなことを…?」
「分かりません。真実を握るのはクロイツ司教ただ一人ですから。これが教会に残されているあなたのファーザーの事実。どう受け止めるかはあなた次第です」
テイトは司教になり、世界を巡って真実を探そうと決意するのだが、そこへ教会でタブーとされている“黒法術(ヴァルスファイル)”に使用する武器を素手で触るところを目撃されたフラウが投獄されたという知らせが届けられる。
「御加減は如何ですか?ジオ様…いえ大司教様」
「あのバカ息子が」
「生き残った罪人は衰弱しきっており、話を聞ける状態ではありません。しかし、黒法術の短剣をフラウ氏が持っていたのはどうやら間違い無いようです。司祭様、お伺いしてもよろしいでしょうか?我々が直接黒法術に触れれば体は闇に喰われてしまいます。封印符なしで触ることができるのは闇に魂を売り渡した者か、または代々その血を引いた者だけ。黒法術に触れていたというなら、一体いつからあの子は穢れてしまったのです?あたしはあの子をずっと見てきました。もし仮にあの子が過ちを犯していたとしてもこのまま黙って見過ごすわけにはいきません。彼を救う手立てが何かあるはずです」
「あの子は救いを望んでおらん、今のフラウはバクルスも握れん。司教として普通に生きることも捨てておる」
「バクルスを握れない…?それはどういうことですか?」
「その理由を話すことは教皇から禁じられている。バスティン、教会には結界が張ってある。どんな穢れの黒法術でもそのままでは力を使えん。結界を破ることができるのはバクルスを使いこなせる人間だけ――」
「しかし、今のフラウ司教はバクルスを握ることができない」
「フラウが黒法術を使ったように装うにはアイツではない聖職者の存在が不可欠だ。この教会には内通者がいる」

テイトは、このままでは死罪を免れないフラウを助けようと、シスター達に光の地下牢のことを聞くも、知らないと言われてしまう。
だが、ラゼットに連れられて光の地下牢へ向かううも、牢の壁が全く壊れないのだった。
『帰れ、クソガキ!!これは俺達の問題だ、手前の落とし前は手前で付ける。お前には他にやるべきことがあるだろ。…逃げるってことは自分の罪を認めることだ。悪いな、ちょっと面倒なことになっちまって。来てくれてありがとな。…帰るんだ、俺より辛そうな顔しやがって…。テイト、ほれ。お前にバルスブルク経典第3巻17章はお前に捧げる。“汝の中に我がいる限り、常に我の心は汝と共にある”試験頑張れ。テイト、一つだけ頼んでいいか?俺を安心させたかったら…笑え』
ミカゲとのことを思い出したテイトは精一杯の笑みを見せて戻ると、ハクレンがタオルを投げてくれる。
「フラウ司教のことは聞いたぜ。お前、迷いが取れたようだな。顔つきが変わっているぞ。フラウ司教を罠にはめた犯人を突き止めるんだろ?付き合うぜ」
犯人を突き止めるためにテイトとハクレンはフラウが拘束された現場へと向かうのだった。
次回、「闇の翼の眷属は、不幸を纏い、舞い降りる」

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