オトメン(乙男)の第1話を見ました。







幼少期に父親が本当は女になりたかったと家を飛び出したことでショックを受けた母が倒れてしまう。
「お願い、飛鳥。お父さんみたいにはならないで。誓って、誰よりも男らしくなるって」
「分かったよ、母さん」
正宗飛鳥は乙女趣味なものを封印し、凛々しく男らしい日本男児になることを誓う。
銀百合学園剣道部主将・
飛鳥は全国高校剣道大会予選で劣勢に追い込まれていた銀百合学園を逆転勝利に導く。
「政宗飛鳥…容姿端麗、成績優秀、その上剣道の達人、まるで少女漫画に出てくる白馬の王子様みたいだな」
試合後、
飛鳥は後輩の
有明大和と
都塚りょうが不良グループに絡まれているのを助けるのだが、お礼を言うだけでなく降り出した雨に折り畳み傘を貸してくれる
りょうの笑顔に胸がときめく。
『何だろう…少し息が苦しい――』
後日、同じクラスに
りょうが転校してきたことで驚く
飛鳥。
放課後、剣道部を見学していた
りょうは
飛鳥に憧れ弟子入りを希望している
大和と、クラスメートの
橘充太から
飛鳥がいかに完璧な日本男児であるかを聞かされる。
同じ頃、バッティングセンターで遊んでいた不良達の中に、なぜか
飛鳥に敵意をむき出しにする
多武峰一がいた。
「気に入らないんだよ、政宗飛鳥。ぶっ潰してやる、政宗飛鳥」
ある日、
飛鳥は公園で少年が母親にぬいぐるみをゴミ箱に捨てられているのを目撃する。
「男らしく」と厳しく育てられ、乙女趣味なものを封印していた
飛鳥だが、心の内では密かに乙女なものを愛する“隠れオトメン”になっていたため少年と自分を重ね合わせ、ぬいぐるみを拾って帰る。
帰宅後、得意の裁縫でぬいぐるみをキレイに直し、ぬいぐるみ用帽子なども編みあげる
飛鳥。
翌日、
飛鳥はナンパ男で有名な
充太が
りょうを家庭科室に呼び出したと聞き、慌てて家庭科室に向かうと室内から
りょうの悲鳴が聞こえてきたためにドアを開けると、
りょうの家庭科の課題のケーキ作りの手伝いをしていた。
『ひどい、あまりにもひどい…手伝いたい、何から何まで全て手伝いたい――』
充太は用事を思い出したと出ていったので我慢しきれなくなった
飛鳥は手伝いを申し出るのだった。
「うわぁ、お花畑みたいですね」
『キュートでスイートだ、完璧』
すぐに我にかえって家庭課室から出ていく
飛鳥。
学校へやってきた
多武峰達が花壇を踏み荒らしたために意見する
黒川樹虎。
多武峰と胡蝶蘭についての話が弾む
樹虎。
不良の男達は剣道部員の磯野と中島に剣道場の場所を聞き出すと、
飛鳥のメアドまで教えてしまうのだが、間違えて
りょうのアドレスを教えてしまうのだった。
綺麗になったぬいぐるみを昨日の公園に置いた
飛鳥は、ぬいぐるみを昨日の男の子がそれを見つけて大喜びしているのを見る。
隠れて見ていた
充太が感涙しているところに、剣道部が大変だと
大和が現れる。
「ちょっと、何をしてるんですか!?あなた達」
剣道場で暴れる男達のもとに
飛鳥が駆けつけるのだが、ここで暴力事件を起こしたら全国大会出場停止になると
多武峰が脅す。
「汚いですよ、あなた達。こんなことをして恥ずかしくないと思わないんですか!?」
「有明、扉を閉めろ」
「でも…」
「後のことは俺が責任を持つ、早くしろ!!」
剣道場の扉が閉められると竹刀を持った
飛鳥は
多武峰と剣道の試合を行う。
試合の途中で不良仲間の男が手を出して
飛鳥を殴ろうとしたために
りょうが助けに入る。
「飛鳥さんは可愛いです。飛鳥さんを見てると私、守ってあげたくなるんです」
『『あの日、俺は誓ったはずだった。本当の自分を隠し、どんな時も誰よりも凛々しく男らしい日本人男児になると。たとえ、恋をしたとしても』

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オトメン(乙男)オリジナルサウンドトラック
http://yaplog.jp/water_bed/archive/2111