うみねこのなく頃にの第6話を見ました。



EpisodeII-I middle game
「うわぁ譲治様、見て下さい。まるで海の一部を切り取って運んできたみたい」
「紗音は面白い考え方をするね」
「確かにこれは本当の海ではないかもしれません。でも…此処に泳ぐ彼らが海だと信じたなら確かに海なんです。そこが完成された世界だと信じられるなら立派な一つの世界なんです」
1985年12月
紗音は
ベアトリーチェとの約束を果たすため、祠の中の鏡を割ってしまう。
1984年10月
「譲治くんもすっかり頼もしくなったな。今は何をしているんだね?」
「父の紹介で人生の先輩方から色々勉強中です」
「国語、算数で満点取れても会社じゃ役に立たへんからな」
「譲治は頑張ってるわよ、ねぇ」
「本当に立派ね、朱志香、あなたも少しは譲治くんを見習いなさい」
「またその話かよ」
ちょっとした失敗を
譲治から助けられた
紗音は
譲治に想いを寄せており、身分違いの叶わぬ恋に苦しんでいた。
「譲治、お祖父様にあなたの話をするわ。いらっしゃい」
「絵羽様、失礼しました」
「話?」
「あ、いや、大したことじゃ…」
「譲治にお見合いの話が来てるの。この子もお年頃だし、そろそろ相応しい相手を見つけなくちゃね」
「…!?」
「見合い!?」
「か、母さん、僕にはそんな話まだ早いって…」
「それに相手の方は家柄も学歴もとってもしっかりした人だっていうじゃない。だからね、低学歴で無能で無教養な使用人風情が出る幕じゃないの。身の程を弁えなさい」
紗音は
ベアトリーチェの肖像画の前で訴えかけていると、力で願望を叶えてやっても良いと姿を現すのだった。
「その代わり一つ頼みがある。この島の近くの岩礁に鳥居と祠が設けてある。その祠の中にある鏡を割ってほしいのだ」
「鏡…」
「正直な話、あれには参っておる。鏡を割ってくれれば、わらわは力を取り戻すことができるのだ」
「お断りします」
「ほぉ…理由があれば聞こう」
「理由なんて…ただ、今日までこの島は平和で何も起こりませんでした。なら、鏡を割らなくても今日までと同じ平和がこれからも続いていくはずです。でも、魔女のあなたが力を取り戻したら何が起きるか…」
「成程、そなたの言う通りだな。鏡を割らねば今日までと同じ日々が続こうぞ、永遠にな。もし気が変わったら我が名を呼びながら鏡を割るが良い。わらわは必ず約束を守るだろう」
ベアトリーチェは
紗音にブローチを渡し、消えていくのだった。
1986年8月
譲治と沖縄に行ってきた
紗音を、好きな人がいる
朱志香は羨ましがっていた。
だが、
朱志香は生まれつき気管支が弱く、突発的な喘息発作を患っており、気管支拡張剤の吸入器が手放せないのだった。
紗音は
ベアトリーチェに土産のお菓子をお茶と共に渡していた。
そして、
紗音からブローチを渡された
嘉音は
朱志香のいる学校で行われている学園祭を見に行く。
「もう一人の自分…そんな可能性を抱けるのはお嬢様が人間だからです。僕はそうじゃない、未来も可能性も見るべき夢もない」
「何でそんな…」
「紗音に聞きました。お嬢様が僕のことを気に入っておられるとか。人間と家具は恋愛などできません。紗音と譲治様も必ず破綻します」
「そんなこと…」
「家具の僕には誰も愛することができないのです。僕を人間と思ってくれてありがとうございます、そのお気持ちだけで十分です。失礼します」
嘉音は現れた
ベアトリーチェの目の前でブローチを破壊する。
「お前は恋のキューピッドじゃない、結ばれる当てのない者達に無駄な希望を持たせてもてあそんでるだけだ!!消え失せろ、魔女め!!」
「我が魔力もいずれ満ち、わらわは必ず蘇る。そしてこの島の真の主として全てを支配する。そしてその時こそ、再び黄金郷の扉が開かれるのだ!!アハハハハハハッハハ!!」
次回、「EpisodeII-II early queen move」

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