涼宮ハルヒの憂鬱の第19話を見ました。




第19話 エンドレスエイト
『何かおかしい、何となくそんな気がした。TVに映る試合は俺とは全く縁のない県同士の戦いだが、負けてる方をなんとな~く応援していると、これまたなんとなくハルヒが騒ぎ出すような…』
夏休みの最後の2週間を延々と繰り返し続けていることに気付きながらも何の解決も見出せずにいた
キョン達はリセットされて再び夏休みを過ごすことになってしまっていた。
何かがおかしいという思いを抱き、TVで高校野球を何となく見ていた
キョンは、
ハルヒから電話が掛かってくる気がしていると、予想通りに
ハルヒから水着と充分なお金を持ち、自転車に乗って2時に駅前に来いと言われるのだった。
集合したSOS団で最後に集まった
キョンはみんなと市民プールへと向かう。
「楽しそうですね、涼宮さんも結構常識的な楽しみ方を身に付けてきたと思いませんか?」
「いきなり電話かけてきて、一方的に用件だけ言って切っちまうような誘い方はあまり常識的とは言えないだろ」
「思い立ったが吉日という言葉もあることですし」
「アイツが何か思い立って、それで俺達が凶以外のくじを引いたことがあったか?」
「それでもこんなの十分平和ですよ。あぁやって楽しげに笑ってる涼宮さんはこの世を揺るがすことはしないでしょうからね」
「…どうした?」
「いえ、多分僕の気のせいです。春先から色々あったせいでちょっと神経質になっているだけでしょう」
市民プールで遊んだ後、
キョンや
古泉達は
ハルヒから喫茶店で残り少ない夏休みの活動予定表を見せられ、久しぶりの盆踊りや花火、セミ取り合戦、キグルミバイトをやって夏休みを過ごしていく。
その日の夜、泣いている
みくるから電話がかかってきたために
古泉も何故か一緒で慌てて駆けつけると、
有希もいて、
みくるは未来に帰れなくなったと泣きながら明かす。
「つまり、こういうことです。我々は同じ時間を延々とループしているのですよ」
「はぁ?」
「正確には8月17日から31日の間をです、9月以降の時間が全くなくなってしまっているんですよ」
8月31日の24時丁度でリセットされてしまうらしく、夏休みに悔いが残っているので、終わらせたくないとい想いに駆られている
ハルヒに
キョンが何を出来るのかは不明だった。
全ての時間を記憶している存在の統合思念体である
有希によって既に15532回繰り返し続けていることが判明する。
翌日、夏休みが繰り返されていることに気付きながら、
キョン達は天体観測をするために集合していた。
「何がしたいんだろうな、コイツは」
「さて、何でしょうね。それが分かれば解決したも同然なんですが。試しにこういうのはどうです?涼宮さんを背後から突然抱きしめて、耳元で『I love you』と囁くんです」
「それを誰がするんだ?」
「あなた以外に適役がいますかね」
「俺のターン、拒否権を発動」
「では僕がやってみましょうか。…冗談ですよ、僕では役者が不足しています。涼宮さんを余計に混乱させるだけでしょうね」
バッティングセンター、花火大会、ハゼ釣り大会、肝試し、映画館のはしご、海水浴、ボウリング、カラオケなど8月30日までに全てをやり尽くし、予備日としてとっておいた31日を自由にするように告げて立ち去る
ハルヒを、このまま帰してはいけないと強い思いに駆られる。
「俺の言葉はまだ終わってねぇぇぇ!!」
「
はぁ?」
夏休みの宿題が終わっていない
キョンは、自分の家で課題をやろうと
古泉や
有希、
みくるを強引に誘って夏休みの課題をすると告げる。
「待ちなさいよ、勝手に決めるんじゃないわよ!!団長はあたしなの、そういう時はまずあたしの意見を伺いなさい!!キョン、団員の独断専行は重大な規律違反なの!!あたしも行くからね!!」
無事に新学期を迎え、部室にやってきた
キョンは
古泉とポーカーを行うのだった。

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