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テーマ:アニメあれこれ(25335)
カテゴリ:涼宮ハルヒの憂鬱
涼宮ハルヒの憂鬱の第24話を見ました。
![]() ![]() 第24話 涼宮ハルヒの溜息V 「知っている」 『案内された所は長門のマンションの裏だった』 有希がハルヒの希望に添って猫のたまり場へと案内するのだが、ハルヒが希望する黒猫は見つからず、一匹の斑の三毛猫を有希の相棒として撮影で使うことにするのだった。 「黒じゃないけどこの際仕方ないわ。さぁ有希、これがあなたの相棒よ仲良くしなさいね。」 撮影を再開したハルヒは、有希のパートナーとなった猫を喋られる設定にすると、シャミセンと名付ける。 「キョン、その猫の世話はアンタに任せるわ。家に連れて帰って明日までに芸の一つでも仕込んでおきなさい、火の輪くぐりとか。はい、それじゃ今日はここまで。明日からはいよいよクライマックスよ、撮影は快調快調万全。みんなゆっくり休んで明日に備えなさい」 撮影を頑張ったシャミセンに猫缶と煮干しのどちらかをやるとキョンが話しかけて頭を撫でると突然喋り出してしまう。 「驚きましたね、三毛猫で雄とは」 「いや、突っ込む所はそこじゃないだろ」 「ビックリです、猫さんが言葉をしゃべるなんて」 屁理屈を並び立てるシャミセンに古泉もみくるも丸め込まれる。 「現況はあまりよろしくないようですね。僕達はまだまだ涼宮さんを過小評価していたようです」 「あの、どういうことですか?」 「涼宮さんの映画設定が世界の常識として固定される恐れが出てきたのですよ。もし彼女が巨大隕石が落下してくるシーンを撮りたいと思えば本当に実現するかもしれません。虚構による現実への侵食を防がねばなりません。今の彼女は現実とフィクションを無意識のうちに混同させています」 「よほど調子に乗っているんだな」 ハルヒに映画世界をフィクションであるという事を認識させる必要があるため、納得しそうな説明を付けるにはどうすればいいのかを考えた古泉は夢オチで片づけようとする。 文化祭の準備は数日となり、キョンは鶴屋とみくるに呼び出され、クラスの出し物である焼きそば喫茶の割引券を差し出されるのだった。 「キョンくん、あの、こんなこというと私が古泉くんをあれかと思われるようでその…嫌なんですけど、私はその…別の考えを持っていて、つまりはその…それは古泉くんの解釈とは違うものなんです」 「ハルヒが神様だとかそういう考えですか?」 「涼宮さんにこの現在を変える力があるのは間違いないです。でも、それが世界の仕組みを変えるものだとは思いません。この世界は最初からこうだったの」 「それはそれは古泉とは真っ向から反発する意見ですね」 「長門さんも違うことを考えてると思う。あの、こんなこというとちょっと人聞きが悪いかもしれないんですけど、古泉くんのこと、その…あんまり信用しないでって言ったら語弊があるけど、えっと、ごめんなさい。私説明下手だし、制限かかってるし、あの…だけど」 キョンは有希の意見を聞くと、みくるの意見は世界はハルヒが変えたのではなく、元々存在していたが自覚なしに発見してしまうということだった。 「古泉一樹と朝比奈みくるは互いに相手の解釈を認めることはない。彼らにとって異なる理論は自分達の存在基盤を揺るがすものに他ならないから」 ![]() ハルヒだけは順調に思っている撮影だが、暴走がますますパワーアップしているためにキョン達の顔色がどんどん悪くなっていく。 「涼宮さんにとって細かい設定や伏線はどうでもいいんですよ。おそらくはオチなんかも考えてはいないでしょう。ひょっとしたら未完で終わるかもしれませんね」 「それだと困るんだろうが」 「世界がフィクション化すると困るのは僕達の理論ですからね。本当の話をお聞かせしますと涼宮さんを中心とする何らかの理論を持っているのは我々機関と朝日奈さんの一派だけではありません。たくさんあるのです」 出来ればハルヒには今のままでいて欲しいと願う古泉。 「朝比奈さんが何故僕やあなたと行動を共にしているかその理由を考えたことがありますか?彼女の役目はあなたを籠絡することです。涼宮さんに少しでも言うことを聞かせることができるのは唯一あなたですからあなたをからめとってしまうのが最適なのです」 クラスの劇とハルヒの映画撮影で限界が来ている古泉は映画の撮影が終わるまでに映画から派生する現象を止めて欲しいのだと願う。 納得させる方法に四苦八苦するキョンは、ふと一つの考えが思い浮かび、翌日ハルヒに了承させる。 映画は突然力に目覚めた古泉によって、有希が飛ばされるという結末で撮影を完了させるのだが、無茶苦茶強引な終わり方はキョンが考えた設定だった。 「やっと終わってくれましたか。しかし、終わってみれば一瞬だった気もしますね。楽しい時間は経つのが早いとは言いますが、さて楽しんでいたのは誰なんでしょう?後のことはあなたにお任せしていいですか?」 古泉はキョンに感謝を述べてクラスの舞台劇の方へ向かうのだった。 中途半端な作品を出すわけにはいかないというハルヒはキョンと共に部室に泊まり込んで編集するのだが、ハルヒはまるで役に立たず、未完成のままで文化祭の当日を迎えてしまう。 しかし、試写会で何故か映像は完成していたのだった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() http://unknown94.blog44.fc2.com/blog-entry-245.html http://takotakotakoyaki.blog52.fc2.com/blog-entry-2089.html
Last updated
September 12, 2009 05:43:21 AM
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