Phantom ~Requiem for the Phantom~の第24話を見ました。

第24話 対峙
美緒という切り札を切った
キャルは
玲二との対決の場を指定するまで日本に留まるようにプレッシャーをかける。
美緒を犠牲に逃げることができない
玲二は
キャルの要求に従って表面上はこれまで通りの生活を送っていた。
「俺がやる。キャルの件は俺が引き受ける」
「死ぬつもり?」
「そうじゃない、君には逃亡の段取りを整えてもらう必要がある。時間は切迫している、キャルとのことで無駄な時間を使いたくない。だから此処は俺が…」
「前にも一度聞いたけど、あなたには彼女が撃てるの?」
「そ、それは…頼む、少しだけ時間をくれ」
切迫した事態に比して
キャルを撃つことができるか考える時間はあまりに短い
玲二は迷っていた。
そんな中、
エレンが留守電にメッセージだけを残して姿を消してしまう。
『これを聞く頃、あなたは怒っているかもしれないけど…でも、これが最善の手だと思う。あなたはキャルと戦うべきべきじゃない。美緒を巻き込んだのは私、彼女は私が命に代えても救い出すわ。だから…あなたは先に逃げて。私も美緒を救った後であなたの後を追うわ。もし…もし刻限までにあなたのもとに現れなかったら、その時は…私が死んだものと判断して下さい』
美緒を救出して
玲二を守るために
エレンは
キャルの居場所を探す。
キャルは
美緒を責め立てて、制服を剥いでしまうのだった。
そして、
エレンを呼び出す
キャルは
美緒に別れを告げる。
エレンは
美緒のところへ着替えを持って助けに向かうのだった。
「アインよ。もうあなたを騙す必要はない。だから私の名前はアインでいいわ」
「騙すって?それって…」
「代わりの服を持ってきたわ」
「どうして?一体誰が…」
「ドライよ」
「ドライ…もしかしてキャルのこと?」
「そうも呼ばれていたわね、彼女」
「あなた達は一体…」
「ドライから聞いているでしょう?」
「ほ、本当にそうなの?あなたも玲二さんも…」
「えぇ、殺し屋よ」
「そんな…!?そんなことって…」
「悪いけど一人で帰ってもらえる?これで警察を呼んでもいい。じゃあ」
「キャルが出ていきました。全てを終わらせるとか言って。多分、玲二さんを殺す気なんです」
「知っているわ」
「知ってる?じゃあ、あの時の電話は…。彼女と戦うんですか?私に…私にできることって何もないんですか?玲二さんのこと好きなんです!!あの人のためなら何だってできます。それでもダメなんですか?一緒にいちゃダメなんですか!?」
「あなたの気持ちは本物かもしれない。でも、その気持ちだけではドライは倒せない。私がドライを殺さなければ、ドライは玲二を殺す。それを防ぐのはあなたではなく私の役目。どうしても玲二の役に立ちたいならもうしばらくここにいて。そうすれば玲二が生き残る公算も増すわ」
「玲二さんは、玲二さんは私を…」
「いいえ、違うわ。あなたを巻き込んだのは私、玲二は演技で泣いたり笑ったりできる人じゃない。もしあなたが彼の笑顔や涙を見たことがあるのならきっとそれは本物」
エレンは
美緒を残して
キャルと対峙しに向かうのだった。
『あなたにエレンと呼ばれて以来、私の命はあなたを守るためにありました。生きていてほしい、生き続けて欲しい…。あなたが生き延びてくれるならそれが私の生きた証です――』
次回、「決着」

TVアニメ『Phantom ~Requiem for the Phantom~』ED主題歌::地獄の門

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